〒 みなさま
少し前のことですが、しゃんと特別なお祝いのため、香水をイメージしたアフタヌーンティーに行ってきました!
先月までだったので予約しようとしたところ既に満席で残念に思っていたのですが延長したとの嬉しい驚きが!
もともとお茶をゆっくりすることは好きなのですで今回もとても楽しみでした・・・た、楽しみだったのですがあまりの美味しさにすごいスピードでお食事が進んでしまった恥の多い人生を象徴するエピソードも交えつつレポートいたします( ´ヮ` )
お料理のところにある写真だけでもぜひご覧下さいね
SALSALVATORE FERRAGAMO SIGNORINA AFTANOON TEA
*フォーシーズンズホテル丸の内
まずはホテルの簡単なご説明を。
東京駅より徒歩三分の立地で、初めて向かう方にも大変分かりやすいです。
とても小規模なホテルで、部屋数も60ないと思います。
その中にレストランやラウンジバー、スパやウェディング施設などは揃っていて
公式ページでもその言葉が出るように「スモールラグジュアリー」を細部まで意識している、という個性あるホテルでした。
*サルヴァトーレフェラガモについて
女性の皆さんはご存知の方が多いかもしれませんが靴の老舗ブランドですね。
1927年に開業したのがはじまりで、人体解剖学まで修めた創業者が生涯靴の開発に心血を注いで創りだされた足を痛めない靴は世界中で支持されています。
画像出典元 https://www.ferragamo.com/shop/ja/jpn
このリボンがついた靴がとても有名です。
マノロブラニク、ジミーチュウ、クリスチャンルブタン・・・魅力的な靴はたくさんありますけれどひかえめで品の良さを感じるフェラガモはずっと付き合える靴だと感じます。
私も一足もっています。
ソールをリペアしながら大切に履いているのですが、劣化が殆どないので靴を大切に思う方には本当におすすめです。
*ドレスコード・留意点
おそらく特にドレスコードはありませんので個人的な考えなのですが
例えば椿山荘など広いお庭を眺めながらいただく時のような「リラックス感」はないので、やはりくだけすぎない格好がよいかなと思いました。
とはいっても、かしこまった雰囲気ではありませんので男性は「襟がついている服」(こればっかり言ってる気がするのですが、本当にこの感覚でいけると思います( ´ヮ` ))女性はワンピースもしくはそれの「きちんとさ」に近いくらいでよいかなと思います。そういえば、私が行った時は落ち着いた服装の女性が多かったように思います。
靴もおそらく何かしらのお断りがあることはないと思うのですがおそらく殆どの方はパンプスやハイヒールだと思いますのでスニーカーだと気持ち的に入りにくいかな?と思います。男性の場合も特に気にしすぎることはないのですが、もし心配なら革靴でお出かけになるのが良いかな?と思いました( ´ヮ`)
ちなみに、お手洗いは受付裏にあるのですがお食事をするところですので目線が合わないようすこし分かりにくい場所になっています。
最初はスタッフの方にお尋ねするのが一番スムーズだと思います。
*メニュー
*アフタヌーンティー(料理写真はこちら)
それではシニョリーナの世界観を表したアフタヌーンティーを順番にご紹介しますね
まず、ウェルカムドリンクとしてルイボスティーにレモンが入ったものをいただきます。外の湿度が高めだったのでとてもありがたいお心配りに感じました。
お味はすこし甘くしてあります。
こちらのアフタヌーンティーは三段プレートではなく、あたたかいお料理はあたたかいまま出してくださるようです。大きなプレートにフードが運ばれてきました。
アレルギーや苦手なものは最初に聞いていただけますので、何かあればお伝えすることもできます。ミニバーガーが特に人気なようです。
珍しいな、と思ったのがトリュフポップコーンです。上にのっているのはクミンがいっぱい入ったチップスなのですが苦手じゃなければとてもよい香りのアクセントになると思います。
かわいくていただくのが戸惑われる、といいながらしゃんと猛スピードでいただいてしまったケーキ達・・・。
とてもたくさんのカラーが美々しいタルト。
中央にはロリポップがありました。底に敷かれた雪のようなものはお砂糖です。
個別のお写真はありませんがカシスとスミレのシュークリームが嬉しかったです。
私はアフタヌーンティーで出されるケーキは少し重く感じることも多かったのですが、軽い口当たりのスイーツが多いことが印象的でした。
そして、フェラガモの香水瓶を模したケーキ。
かわいい上に美味しいです!
そして休憩といわぬばかりに出てくるソルベ。
包んでいる緑の葉はわさびで、香り付けにしているとご説明いただきました。
香水をイメージしたアフタヌーンティーなのでそこかしこに「香りへのこだわりある料理」が登場しているのだなあと思いました。
そして最後に、焼きたてのスコーンがでてきます。
あたたかく、しっとりして柔らかく、クッキー感が強いものが苦手な方もおいしく召し上がれると思いました。
同行者が「他に比べてお菓子感が強め」と言っていましたので甘めなのかなと思いました。
*香水のお土産
今回はフェラガモの香水「シニョリーナ」をイメージしたものということでミニボトルのお土産がテーブルにセットされていました。
袋の中にはまず小さなお箱が。いくつかシリーズがあって、お土産に渡される香りはランダムだったそうなのですが、男性であるしゃんが一緒だったので黒い箱とピンクの箱のペアにしてくださったのかもしれないね、と話していました。
中身はこういった小さくも意匠をこらしたもの。
(ぼかしをいれたのですが一応、筆者が映らないよう線をいれましてお見苦しいところがありますことをお許しください)
香りは非常に大人っぽくて、セクシー!な感じの方や小悪魔な感じの方がよくお似合いになるだろうなあと思いました。私にはおそろしいほど似合わなかったのでどなたかに差し上げたく思いました・・・ワハハハ!
こういった新しい香りを試せる事は香水がお好きな方にはとても嬉しい事だと思いますし、さまざまなきっかけにもなると思います。
アフタヌーンティー自体が好きな私ですが、この様なイベントやプロモーションに近い催しもとても楽しいなと感じました。
全てのお茶関連記事でお伝えしていますが、こういった「すこし仰々しい形式のある場」が用意されることでお相手とゆっくりした時間を作り出すことができるかな、と思います。せっかく来たんだから・・・の「せっかく」の部分の力を借りて、どんどん私的な時間を充実させることがよいなって思っています。
ぜひ、じっくり親しい時間を過ごしたいご友人、恋人、家族、と仕事や生活をすこし置いた個人同士のコミュニケーションの場としてアフタヌーンティーにお出かけしてみてくださいね。
*個人的な感想
あまり批評のようなことをかかず、良かったことだけ抜粋したいのですが比較となりえる範囲でだけ触れますと、雰囲気とかのロマンティックさや非日常感は他のホテルに軍配があがるように思います。(個人の感想です)
その代わりビジネスシーンでちょっとした会食に使ってもよいほど、落ち着いた雰囲気でありフロアを行き交うスタッフの心配りをとてもありがたく感じました。
「お願いしたいことがあるのになかなか目があわない」ということは一度もありませんでした!(満席の中、とても素晴らしいことだと思います)
そしてあくまで私達の主観なのですが、お料理が、お料理が本当に美味しいのです。
私はアフタヌーンティーは食べきれなくて、よくしゃんに少し食べてもらうのですが今回は全部自分でいただくことができました。
・・・そう、ここまで出来るだけ良い所をお伝えできるように私なりに頑張ってきたアフタヌーンティーレポートなのですが・・・
お料理・・・ですね、うん・・・そのう・・・
今回はですねあまりに料理が美味しくて途中無言になる上
いただきながらほぼ
「これ美味しい」
「これも」
「すごい」
「本当にすごい」
という知性の欠落した会話が続きました。
美味しすぎて、それまで二人で「~がいやだよね」って話をしていたことも私は本当にどうでもよくなり「ああ・・私がわがままだった」みたいに浄化されていきました。
「形式ばったお茶会であればあるほど、仕事も携帯も全て一度置いて、大切な人と目の前の美味しいお料理と共に会話を楽しむ機会となります」
なんてことを書いていた気がするのですが
私はいただきながらまず、争いは空腹から生まれるのでは?というような国が税金を投じて教育をしたことを恥じないか不安になるような感想を抱き、そんな私のツッコミ役であるはずのしゃんも
美味しさを全身で感じるために目を閉じたりする有様でした・・・。
最終的にしゃんが大変キリッとした顔で
というようなことを大真面目に言い、アフタヌーンティーは幕を閉じたのです・・・。
次回はランチ利用をしたいと感じました・・・!
最近ちょっと体調を崩しがちなしゃんの気分転換にもなるといいなと思いました
私は4月の終わりあたりからちょっと体調を崩してて、しゃんも少し調子が出ないようでした。天気も落ち着かないし、なんだかパリッとしない・・・という時に特別な時間などをつくってみるのもよい気分転換になるかなと思います。
それではみなさんによい6月でありますように
またお便りいたします!
円野まど
お茶に関しての過去記事はこちら