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『男の産後うつ』になったようだけど女装したら治ったみたい

自分が癒やされれば、家族も癒やされる。

私が癒やされれば、家族も癒やされる。そんな関係を模索するブログ。

男の敵は女じゃないし、女の敵は男じゃない。打ち破るべきものは「らしさ」

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私、恥ずかしながらSHELLYさんという女性タレントのことは知らなかったのだけれども、なかなか面白い考え方をする人だと、この記事を読んで知った。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

この記事、タイトルがいまいちよくない。

「性教育」というキャッチーなキーワードを全面に出したかったのだろうけど、記事を読むと「女らしさ」「男らしさ」の押し付けからの解放という内容のほうが、ボリュームがあるね。 

 

 

「女らしさ」を暗に求める人への切り返し

SHELLYさんは、出演する番組内で「料理するの?」という質問をよく受けるらしいのだけれども「料理なんてしない」と答えるらしい。

その理由は次のとおり。

 

(略)私は『料理しない』と答えて笑いをとります。そうすると『ダメだろ!』とツッコミがくる。

それを見ている女性が、違和感をネットで発信したり、女友達同士で話し合ってくれればいい。だってこれって、結婚した男の人にはしない質問を、私が女だから聞かれているってことですから。

 

女らしさ(料理すること)を期待した質問を、あえてはぐらかすことで、かえって問題提起をしているということなのだけど、意図してこういうことをしているSHELLYさんは真田昌幸ばりの知謀の人だと思う😅

 

男性の抑圧に対する理解

そしてもうひとつ面白いのがこれ。

 

女性がパワフルになるのはいいと思うのですが(中略)女性が強くなって男性が抑えつけられるんじゃ意味がない。女性が感じる抑圧と同じくらい男性の葛藤もあるから。

女性とは反対に、男性は強さを求められて育つことが多いですよね、きっと。感情的な話や弱音をはくと女々しいと言われる。『あの時こういう風に感じて、きみの言葉に傷ついたんだ』とか、仕事の愚痴とか。他人に頼ってはいけないと言われ続けている人が、いきなり頼れるわけがない。でも誰かに頼れないのはつらいですよね。

 

最初この文章を読んだ時に目を疑ったのだけれども、男性の抑圧をこういう形で語る女性って、ほとんどいないんじゃないかな❓

 

「男らしさ」の正体とは何か

「男らしさ」って一体なんだろうね❓

 

一般的には、強いこと、感情的にならないこと、仕事ができること、人の上にたてること、隷属的ではないこと、女性にモテること、というあたりかなと思う。

 

でもこれを全て実現するのは大変だし、とてもやっかいなことを引き起こしかねない。

 

私の例だけども、子どもちゃんが生まれた時に

「さあこれから家庭内でリーダーシップを発揮して、よい家庭を作ろう」

という「男は家族の頂点に立つべき」という男らしさ思考を持ってたんだよね。

(あたかも、家庭を会社に見立てて、自分が社長になったかのような感じね)

 

そう思ってたから、奥さまから意見をされたり叱られたりすると、逆ギレしてしまい、結果的にギスギスした家庭を作っていた😓

私が威圧をしておきながら、私自身もあとで後悔したり、イライラを引きずったり、苦しくなるというアホな始末だった。

 

言葉で威圧するというのは立派なDVなんだけども、私の例からもわかるように、DVを起こす真因は「男らしさ」への呪縛じゃないかと思う。

 

だから「男らしさ」を解放し、温かさや慈しみ、感情を大切にすること、非競争的、被支配的に生きることができれば、男は楽になれるし、平穏な家庭を築くことができる。

 

「女らしさ」のことは私にはよくわからないけれども、やはり縛られていると苦しいことや不都合なことがあるんじゃないかな❓

(どうですか❓女性の皆さん)

 

打ち破るべきものは「らしさ」

この記事の地の文(ライターの意見)としてもあるけれども「男性を一括りにして批判しても何も変わらない」んだよね。

もちろん逆も同じ。「これだから女は」と、女性を一括りにして批判しても何も変わらない。

 

男の敵は女じゃないし、女の敵は男じゃない。

男性だって女性のように、温和で協調的、非競争的に生きることができるからね。

だから、打ち破るべきものは「らしさ」ではないかな。

 

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