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生きている発芽玄米は安心自家製で!加工商品は保存剤や殺菌剤が?!

生きたお米「玄米」の発芽玄米!商品化されている保存剤や殺菌剤の不安!

白米というのは「粕(カス)」と書くからカスなのか?

いいえ、白米には白米の働きがあり、エネルギーの源ですが、玄米と比較すると劣るということです。

玄米の栄養については、前ページで記しています。
玄米食は食の原点!デトックス効果!抗酸化作用を確認して健康とキレイを手に入れよう!

白い食品(小麦粉・砂糖・白米など)は加工されていることから、食べないほうがいい…とされているのは、健康方法の定番になっていますね。

お米の玄米と精米(白米)を定義づけると、生きているか・死んでいるか?ということになります。

玄米は「生きている」= 発芽する
精米は「死んでいる」= 腐る

このように定義づけると、もちろん「生きている」方が力が漲っているようで「体にいい」と考えます。

 

玄米に関してはブログ立ち上げの時からずっと書きたかったことです。

記事にする前に、メリット・デメリットを調べてからアップするのですが、デメリットの中に私の中で解決していないことがあったので、調べ終わるまで記事にしていませんでした。

私の中で発芽玄米のデメリットとされることが解決できたので、今回記事にしました。

  • 消化が悪い
    →柔らかく炊いてよく噛み、調理方法で工夫できる。
  • フィチン酸が必要なミネラルの吸収を邪魔して体外に排出してしまう?
    →研究の結果、問題なし!
  • 無農薬のお米でないと害となるのか?
    →同じお米で残留農薬が白米よりも玄米の方が解毒作用のお陰で排出される。
  • 自分を守る物質が体に害を与えるのか?
    →加熱をするか(炊く)発芽状態にすれば問題がない。
  • 商品化されている発芽玄米は高価で続かない
    →自宅で簡単にできる
  • 商品化されている発芽玄米は保存剤や殺菌剤・塩が入っている
    →自宅でつくることで食の安全を確保できる

前ページでお伝えしていますが、玄米には効果効能があり、私の中のデメリットが解決しました。

玄米を自宅で発芽させて「発芽玄米」にしよう!

玄米を柔らかく食べやすくするのは発芽玄米にすることで、とても食べやすくなります。

発芽玄米を乾燥された手軽なものが販売されていますが、10Kgで換算すると、約1万円以上になるので、家計の負担が大きいと思います。

そして、商品化されている発芽玄米は高価なので経済的に長く続けるには苦しく、保存剤や殺菌剤が入っている場合があります。

私のブログで度々登場するお米屋さんが、保存剤や殺菌剤・塩が入っているメーカーが多いことを教えてくれました。

商品化されている発芽玄米の多くは、発芽の時に水で腐りカビたり発酵したりしないように、塩水につけて発芽させています。

塩水で発芽する加工方法の方が、保存剤や殺菌剤のような薬品や添加物を使用しているメーカーよりも良心的だと思った方がいいでしょう。

管理を安全で簡単にするための策ですし、消費者のクレーム対応には神経質になっていることから、加工業者の宿命でもあります。

他に、商品化されている発芽玄米のパッケージを確認することで、塩分の多さにはちょっとビックリします。

最終的に保存剤や殺菌剤を使用することを「安全」としているのが商品化された「発芽玄米」なのです。

健康のために商品化されている発芽玄米を購入して、塩分を取りすぎる上、体に不要な保存剤や殺菌剤を体に入れてしまう不健康な行為…本末転倒ですね。

だから、お米屋さんが商品化された発芽玄米は食べないほうがいいと(小声で…)教えてくれたのです。

そのようなことから、私は自宅で発芽玄米を作っています。

白米と発芽玄米のブレンド米の黄金比

食べ始めてもう20年近くになりますが、雑穀入りにしたり、発芽玄米入りにしたりと毎日食べている訳ではありません。

食べ慣れるとおこげのような香ばしさもあって、とても美味しいですよ。

発芽玄米を100%にして食べることには抵抗がある方も多いと思います。

私は雑穀米の時と同じように、白米とブレンドにしています。

科学的旨みの黄金比は白米2:発芽玄米1 …と言われています。

はじめは発芽玄米の量を減らして、自分の好みの比率にしてみてはいかがでしょう。

我家は家族が多いので、一日一升のお米を炊きます。

はじめは発芽玄米を2合で、白米が8合という比率にしていましたが、今は4合が発芽玄米で、6合を白米にしています。

自宅で発芽玄米ができたら、白米と混ぜて浸水時間も炊き方も白米と同じです。

玄米を炊くような浸水時間を長めにとるという下準備もなく、圧力鍋も玄米炊飯機能も不要で炊飯器で簡単に炊けます。

発芽玄米は自宅で作るので安心!作り方はカンタン

発芽玄米ブレンドは2つの方法があり、発芽玄米だけを炊いて小分けにして冷凍庫で保存し、食べる時に炊きたてのご飯と混ぜる方法。

もうひとつは、はじめから白米といっしょに炊いてしまう方法です。

前者は家族で発芽玄米を食べたい人が限られてい場合に便利です。

後者は、ほとんど食べきってしまう方や家族は、はじめから混ざっていたほうがラクですね。

発芽玄米を作っていると、玄米でも発芽しているのもあればしていないのもあります。

この工程で発芽していない玄米がたくさんあっても、胚芽の部分に尖った感じで発芽の兆候が見られる状態(発芽状態)になるので大丈夫です。

お水に漬けることによって、心配されていたアブシジン酸(発芽抑制因子)が水に開放されて、発芽促進因子が活性化している状態になり、時間をかけて水に浸すので玄米の芯まで水分が浸透します。

土鍋や圧力鍋や普通の鍋など白米を炊くのと同じなので、もちろん炊飯器でもふっくら炊き上げることが出来きます。

玄米は街のお米屋さんやスーパーでも入手できますし、いまではネットで農家直送で無農薬のものがリーズナブルに販売されるようになりました。

家庭で簡単「発芽玄米」の作り方

用意するもの

  1. 玄米を入れて水が入る位の容器
    ジャムの空き瓶や空タッパーなんでもOKですが、玄米が水を吸うと容積が増えるので水に浸るくらい余裕があるものにしてください。
  2. 玄米
  3. 軟水(日本のお水は軟水です)

作り方

  • 玄米を水で流す程度で洗う
  • 容器に玄米を入れて玄米が十分に水が浸透できるぐらい入れる
  • 半日ぐらい(12時間位)だったら、お水を替えることを発芽するまで繰り返します。
  • 室温なら、夏は半日~1日・冬は2日~3日ほどで発芽します。
  • 10粒中1粒程が0.5~1mm程度芽が出たら完成です。

気になること・早く発芽玄米を作る方法など

  • 夏場など発芽臭が気になる場合は水の交換は何度でもOK
  • 水がちょっと白っぽくなっても大丈夫
  • 発芽からご飯を炊くまでに時間がある場合、冷蔵庫に入れて成長をストップさせる
  • 冬場など水が冷たい時や早く発芽玄米を作りたい場合、最初の水や交換する水を33度までのお湯に漬けることで発芽が早くなります。しかしお湯の温度が熱すぎると発芽しなくなってしまいます。

発芽玄米・発芽玄米ブレント米の炊き方

  • 発芽玄米の水加減は、白米を炊くのと同じです。硬さが気になる方は微調整してください。
  • 炊飯器の設定は、玄米炊飯ではなく白米炊飯で大丈夫です。

 

玄米のお赤飯や菜っ葉ごはんも美味しいですよ!

体にやさしく栄養もあって…朝食におすすめしたいのが、「発芽玄米のお粥」で小豆入りが超おすすめです。

発芽玄米を作る時に、小豆も水に浸して炊く時に一緒に入れてしまうだけ!

玄米小豆粥はレトルトとしても食養として販売されているほど、優れています。
玄米小豆粥 200g入 X10個 セット ( 国産 玄米 あずき 使用) (即席 レトルト おかゆ) (コジマフーズ)

朝食には、発芽玄米の小豆粥・野菜たっぷりのみそ汁・ぬか漬け・梅干しにおかずをプラスして、健康的な1日を過ごしてくださいね。

薬膳では様々な症状で「小豆のお粥」をおすすめすることが多いです。

次は米を利用した加工をご紹介!

 







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