先日ハードオフのジャンクコーナーから発掘したデジタル一眼レフカメラ用交換レンズ
SIGMA 18-50㎜ F3.5-5.6 DC(PENTAX用)
無事クリーニングによって良品に蘇った。
自分の愛機PENTAX K200D用の純正レンズではないが、付けてみるとなかなか似合っていてカッコいい。
早速試し撮りとして*1、福井の歴史的建造物であるグリフィス記念館に出向いた。
超広角18mm(フルサイズでは27㎜相当)の威力で、全景を収めることが出来た。
以前同じ方向から28-80mmのレンズで撮ろうとしたが、全体が入らず、バックすると交通量の激しい道路にはみ出てしまう為、別の角度からの撮影にしたことがある。
その為、もっとワイドな広角レンズが欲しかったのだ。
こちらが以前別のレンズの28㎜*2で撮った時の写真である。上と同じ方向では全体を収めるのが無理なので、逆方向から撮影した。
街灯の支柱が邪魔である。
まあ、どちらの方角から撮ったとしても、バックには近代的なコンクリートビルが写ってしまい風情もくそもないのは残念である。
さながら福井の札幌時計台であるw
バックに余計な物が写らないように気を付けつつ、広角らしいダイナミックなアングルを探して写す。パースの付き方が大きい。
外は周囲が雰囲気ぶち壊しなので、ほどほどにして中に入る。
一階は妙ちくりんなデジタルサイネージがウザいのでw、早々に二階へ上がる。
窓の外がウザいが素敵な空間だ。
自分は実家の様な和風の家は嫌いで、このような瀟洒な洋館に憧れていた。
日本人でありながら、実は神社仏閣の類も正直言ってあまり興味がないのである。
東京で成功して、このような家に住むことが夢だったが、今となってはもう叶う事はないだろうorz
とはいえグリフィス記念館の外装の一部は和風的要素も残っているのだが……
別の一室。18㎜だと、狭い部屋の中でも端から端まで写って都合が良い。
建物全景も同じ事だが、とにかく記録的写真を撮りたがる一般人向けとして、18-50㎜前後の広角寄りのズームレンズが標準キットレンズとして設定されているのは、確かに理にかなっている。
建物正面脇に咲いていたバラを撮影。殆ど散りかかっていて、何とか形を保っていたのがこの二輪だけ。
18㎜で撮った写真はピントがいまいちで、30㎜で撮った写真。絞りもF9.5 で何の参考にもならない。バラの写真を載せたかっただけであるw
という感じで、一応実用になるレンズだ。
前にも書いたように広角撮影は趣味でないが、建物や室内の様子を記録する用途には今後重宝するだろう。