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雑記ブログのボーナスタイムが終わっている気がする

 

こんにちは。

エルモだった人です。

前回の記事でも少し触れましたが、最近のグーグルの評価基準では雑記ブログがきつくなってきている兆候にあります。

これに気づいたのは他でもなく、自分のサイトが今年の2月くらいからアクセスが減少続きで原因を調べていた時でした。

共通点を見つけて原因を探ろうと様々なサイト、ブログをチェックしていたわけですが、今年に入ってから度々訪れる変動で特に雑記ブログがもろにダメージを受けていることに気づきました。

しかしネット上では誰一人として(ブロガーの)アクセスが落ちた、という話を聞かないので、

というツイートをしたら反響があったので詳細を書くことにしました。

ツールで調べてみた

正確なPVまではわかりませんが、ある程度どのくらいグーグルからアクセスがあるか、は実はツールを使えば調べることが出来ます。

ツールについての詳細はすいませんが伏せさせてください。

ただ自サイトを分析する限り、それなりに正確であることは間違いないといえます。

下の画像がそのツールを使って自サイト分析した検索流入のグラフです。

このツールではピーク時のアクセスが24万くらい、直近で一番下がった時が16万、最近回復してきて17.5万くらいになっています。ちなみに数値そのものは1カ月単位となっていますが、絶対数はあまり正確とは言えません。

割合で言えば最も落としている時期はピーク時のおおよそ34%減、現在は29%減くらいとなっています。縦のメモリが適当なので見た目程落ちていません。

 

最もアクセスが高い時期(2017年1月頃)と最も低い時期(5月頃)をグーグルアナリティクスと照らし合わせてみると、

・2017年1月のセッション:475,000

・2017年5月のセッション:357,000

おおよそ25%減となっています。

誤差は約10%で「あまり正確ではない」という見方も出来ますが、現在サイトのアクセスが上昇傾向にあるのか、減少傾向にあるのか、(グーグルの変動で)おおよそどれくらいの影響が出ているのか、はわかります。

下の画像は自サイトの2016年1月から現在までのアナリティクスのデータです。

日数の少ない2月と今月がまだ始まったばかりの6月を除いてだいたい上のグラフと似たような動きになっていると思います。

※上記ツールでは日数が少ないとか、トレンドで伸びたとかそういうのは数値に反映されません。

 

 

前置きが長くなりました。

ここからは実際に稼いでいそうなブログ、稼いでいると言われているブログを中心にツールを使って現在どうなっているか、見てみます。

ブログ名は伏せさせてください。個人的に恨みがあるわけではないので商売の邪魔は致しません。

選出したブログは結構適当です。プロブロガーも含まれます。最近SSL対応したブログは比較できないため除外しています。

 

【Aブログ】

ピーク時が500~600くらい。現在350くらいになっています。ピーク時から30%~40%アクセスが下がっています。

【Bブログ】

ピーク時が55~60くらい。現在16くらいになっています。ピーク時から7割程度落としている計算になります。

【Cブログ】

 

先月くらいに150から110くらいへ下降。およそ28%程度減少しています。

【Dブログ】

尖っているところを除いてのピークが620。現在は320くらい。今年に入ってから半減しています。

 

ここからはそれほど大きく下がっていないブログ。

【Fブログ】

ピーク時に80あったのが75くらい。約7%減。これくらいなら誤差程度かなと。

【Gブログ】

安定して2000くらいまで伸びてきたのが今月に入って1650くらいに。約18%の減少。絶対数が大きいのでほぼ影響ないかもしれませんが。

ほとんどのブログが下がり傾向に

調べると中にはほとんど影響を受けていないブログもありました。

が、だいたい10サイト調べると8サイトくらいは上記のように下がり傾向にあります。

下がっているブログとそうでないブログの大きな差は残念ながらいくら調べても断言できるような結論を出すことが出来ませんでした。

ただ、全体的にグーグルの精度が上がった結果かな~とは思っています。

SEO対策が難しくなった

自分のサイトが下がったのでこんな感じでいろいろ分析していたわけですが、去年までに比べて対策が難しくなったなあと感じます。

去年(正確には今年の2月くらい)まではとにかく被リンクが付いて、ドメインがそこそこ強くなっていれば、後は網羅性を重視して長文ぶち込めばいろんなキーワードで上がってました。

なので互助会(運営者同士のブクマや被リンクの付け合い)やバズによってドメインが強くなったブログがそれなりに良いワードで上がっているのをよく目にしました。

例えば私が運営するフリーターに関するブログではよくキーワードの順位をチェックしている時に、某プロブロガーやフリーランサーで燃えた人、主婦ブロガー等をよく目にしていましたが、最近は1ページ目でそれらを見ることはほとんどありません。

信頼性が重要視されるようになった

これは私がモロに影響を受けてしまったことですが、今年から信頼性、専門性、権威性が重要視されるようになったため、それらがない雑記ブログではどうしても不利になってしまうキーワードが出てきました。

例えば「〇〇(商品名) 料金」とのようなワードでは信頼性という点においては確実にその商品を提供している会社の公式サイトが上です。

公式サイトで料金、価格を調べて書いた私達の二次情報では一次情報に勝つことが出来ません。

そのため公式サイトやそれを販売する販売会社のサイト等が複数上位表示され、最も上がっている非公式サイトが「7位くらい」というのをよく目にするようになりました。

他にも「購入」、「申込」、「契約」等のワードについても、当たり前ですが直接申込が出来るサイトが信頼性のあるサイトとして評価されるので非公式サイトは不利です。

専門性重視の影響も大きい

雑記ブログはなんでも書いているブログなので、専門性に関しては最も「薄い」サイトとして評価されてしまいます。ただ雑記の中に一つのキーワードに対して他のサイトに負けないくらい専門性を持たせば別ですが、そうしている雑記ブログは少ないでしょう。

専門性が重要視されるようになったなあと感じるワードには「商標、商品名系ワード」、「人気」、「比較」、「安い」等です。

これらのワードではその分野に関して精通しているサイトや人気のものを紹介する権威サイト(楽天やアマゾン等)、比較して紹介する権威サイト(価格コム)みたいなのが上位表示されています。

権威性も重要視されるようになっているわけですから、「比較といえば価格コム」、「まとめと言えばネイバー」のような状況が一層強くなったのも大きいです。

 

これらは別に今に始まったことではなく、多分以前から重要な評価基準に入っていたはずです。

ただ最近のグーグルのアップデートによってより高度に(そのクエリに対して)正確に権威性、信頼性、専門性のあるサイトを上位表示出来るようになった、という感じがします。

これからどう対策していくか(おまけ)

自分が一番どうするか、を考えているわけですが…

「雑記ブログのボーナスは終わった」

としていますが、まだまだ稼ぐ余地はあると思っています。

対策方法としては(あくまで私の場合ですが)、

1.権威サイト、専門サイトと競合するワードは狙わない

2.個人ブログではないと意味がないワードを中心に狙う

この2つです。

グーグルの検索結果は原則ユーザーにとってメリットのあるサイトを上位表示させます。

正確な料金プランを求めているユーザーには最も正確な料金プランを表示しているサイトが上位表示されます。

ドコモの料金プランならドコモ、ソフトバンクならソフトバンク、auならauの公式サイトが上位表示されるようになっています。これを覆すことはできません。覆ったらユーザーにとっても迷惑ですから…

ただ、「ドコモが良いかどうか」はNTTドコモが言うより実際使っている第三者の方が言っている方が信頼できます。

個人ブログではこのような「個人だから信頼できるワード」に関しては強いです。

以前は適当に書いていて適当に燃えれば良いワードで取れていましたが、今後はどんどんキツくなっていくことが予想されます。

もうすでに評価されているブログはまだましですが、これから雑記ブログで稼ごうという特に初心者はかなりキツイ状況ではないかと思います。

そういえば最近稼げた系の新人見てない気が…

 

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