どうも、dodonpa123です。
本日は、
絵を描く人なら一度は悩んだことがあるであろう
「俯瞰(ふかん)とあおりの描きかた」
について、
僕なりのやりかたで説明したいと思います。
今現在、絵の勉強で悩んでいる人、
そうでなくても関心のある人、
どちらでもないかたには正直クソつまらんかもしれませんが(笑)
「へぇ~、こんなのあるんだ~」って感じで気楽に見ていただけると幸いです。
もっと言うとそこから関心を持つきっかけになってくれたら、なんておこがましすぎますね。
それでは、早速行きましょう!!
「俯瞰とはあおりとは? 」
俯瞰(または鳥瞰図)とは、絵においては「物を高いところから見下ろした」状態のことを言います。
日常会話なんかでも、
「物事を俯瞰してみる」
なんて言い方をしますよね?
こちらの場合も同じで、
冷静に周りを見渡す、広い視野をもつ(つまり高いところから見る)、といった意味合いで使われています。
あおりとは、絵においては
「物を低いところから見上げた」状態
のことをいいます。
商品などにある煽り文句や、インターネット上でよく使われる煽りなども、根本的な意味は似たようなものです。
俯瞰に比べて少しイメージが沸きにくいかもしれませんが、どちらも下から持ち上げる、逆なでするといった、
下から上への動きは共通しています。
要するに、
俯瞰(上から下)⇔あおり(下から上)
これらは絵の世界において対義語なのです!!
「なぜ俯瞰とあおりは難しいのか」
では何故、俯瞰とあおりは鬼門と言われるのかといいますと
ぶっちゃけ単純に難しいからです
「何で難しいのかを聞いてんだろボケナスがっ!」と言われそうな気がしますが、
落ち着いてください。
ボケは認めますが
ナスは認めませんよ!?
おれナスじゃねぇしっ!!!
くだらない話はさておき、話を戻しますと
「単純に難しい」これは紛れもない事実です。
では何故難しいのか?
それはひとえに
描き慣れていないからです!!
皆さん、一度は子供のころや学校の課題で絵を描いたことがあるでしょうが、
なにか特定の指示がない限りほとんどの人が正面の絵を描いていたと思います。
こんな感じで。
つまり、多くの人が一般的に思いつく絵とは正面なのです。
これに対して俯瞰とあおりは、上から下からとなかなか描き慣れない構図(アングル)になります。
なので当然、要領を得ずに難しいというわけです。
写真撮影に例えると、正面の絵は前にカメラマンが立っていて「はい、チーズ!」に対して
俯瞰の絵はドローンで撮影、あおりの絵は地面に置いて撮影といった感じです。
それでは、前置きもほどほどにして、実践に移りましょう。
「俯瞰とあおりの描きかた」
今回紹介する俯瞰とあおりの描きかたは、2つあります。
それは顔と身体(全体図)です。
俯瞰とおおりを描くにあたって、いくつか注意すべきポイントやコツがあるのでイラストと合わせてご紹介します。
①顔 俯瞰
注意すべきポイント
- 正面の時と比べて、髪の面積を広く取る。
- 若干、目をつり目気味にする。
- 眉と目の距離を少し近づける。
- 鼻は下向きに(鼻の穴は見えない)。
②顔 あおり
注意すべきポイント
- 上向きにしたあごを山型にする。(このときあごの下に影をつけると、立体感が増し絵の説得力が増す)
- 顔の輪郭は6角形をイメージする。
- 正面の時と比べて、顔の面積を広く取る。その分、髪の面積は狭くなる。
- 若干、垂れ目気味にする(台形を意識する)。
- 眉と目の距離を少し遠ざける。
- 鼻は上向きに(鼻の穴は見える)。
顔の俯瞰、あおりは絵を描く上で
必須の技術と言えるでしょう。
しかし、コツさえつかんでしまえばさほど難しくはないので、恐れずにどんどん描いて感覚をつかんでみましょう。
続く全体図は、平面の絵をより立体的に考える必要があります。
そのとっかかりとして、以下にイラストを添えてコツを書いたのでどうぞ。
③全体図 俯瞰
コツ
まず正面の立ち絵を長方形として捉える。
それに対して、俯瞰の絵は直方体として考える。
次に、俯瞰の角度(強さ)に応じて上面(底面)の表示面積を増やしていく。
弱めの俯瞰の場合、上面は台形のように見える。
強めの俯瞰になるにつれて、正方形に近づいていき、最終的には完全な正方形になり、逆に側面がほとんど見えなくなる。
つまり、上面の見える面積が増えるに反比例して、側面の見える面積は減るということです。
④全体図 あおり
あおりも、基本的には俯瞰と同じです。
唯一の違いは俯瞰の場合は上面の見える面積が増えていったことに対して、あおりは底面の見える面積が増えていくということです。
それ以外の部分の考え方は同じなので、③を参考にしてみてください。
「最後に・・・」
俯瞰、あおりの描きかたの説明は以上です。
最後に本記事を最後まで読んでくださった皆さんにアドバイスがあります。
それは、
ノウハウ記事に頼りすぎるな!
ということです。
本記事に関わらず、実技系のノウハウ記事は、読んでいると分かった気になるものです。
仮に頭では完璧に理解できたとしても、実践でそれを発揮できなければ意味はありません。
こういった記事を書いておいてなんですが、
一番良いのは自分で失敗、成功を繰り返しながら最適化していくことです。
こんなことを言うと批判の的になるかも知れませんが、正直僕は絵に関してはある程度、失敗しまくったほうが良いとすら考えています。
本記事をみてくださった方の中にも
今現在絵の描きかたで悩まれている方がおられるかと思います。
心中はお察しします。
僕もつい最近まで半年ほどブランクがあり、再び調子を取り戻すのに苦労している最中です。
今の時代、品質の良し悪しはともかく大抵のノウハウはネットや書籍で賄えます。
なので何かを勉強するのにネット等と活用するのは至極当然のことではあります。
うまく活用すれば、確かに闇雲に練習するよりも効率、成功確率はあがると思います。
ですが皆さんに言いたいのは、
何もしないうちから知識ばかりつけてしまうのは良くないということです。
最初から全て
ノウハウに頼るのではなく、
自分でやってみて上手くいかないところは調べる、
といった風にすることをお勧めします。
そうすることで、自分で考える力も養われます!
当ブログでは今後も、
漫画や絵のノウハウ記事も挙げていく予定です。
「見ていただいた方が得する情報」を掲載していきたいと思いますので、
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「おめえ、さっきノウハウ記事に頼りすぎるなっていってたじゃねえか!」
なぞの男
「都合よすぎ・・・
ウボッ・・・」
どどんぱ「また見てくださいね~^^」
(一応書いておくと、ノウハウ記事は普通に使う分には有効です。
情報はあくまで使うものなので、使われるな!ということです。
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