【都議選】江東区。野上ゆきえ氏の人柄・学歴・経歴は?
一度は諦めた大学進学を社会人になってから叶える
野上氏は1970年東京都出身で現在47歳。立教女学院中学校では生徒会長を、立教女学院高等学校では文化祭委員長を経験。高校卒業時点では大学進学を希望していましたが、学力が及ばなかったことから早く社会に出ようと、東京文化学園ビジネスアカデミー専門学校へと進学します。卒業後は財団法人 国際文化会館に勤務しますが、学歴や男女の待遇差に直面し「もう一度勉強したい」と決意。
その後、野上氏は早稲田大学政経学部へ入学します。26歳で再び学生生活を始め、学校教育や人材育成のあり方を学ぼうと中学・高校の教員免許を取得しています。
松下政経塾で学び都議へ。現在は総務会長を務める
政治の世界を目指したのは2004年の松下政経塾の25期生として入塾したのがきっかけとなっています。翌2005年には東京都議選に立候補し初当選、都議会議員としての活動を始めました。HPによれば、1期目は教育政策に尽力し、特に民間人校長採用に力を入れていました。
2009年には都議に2期目の当選を果たします。その後、2012年8月に民主党を離党し、無所属として半年間を経て2013年2月に都議会みんなの党代表に就任しています。
「地方議員は生活拠点を中心に現場の声を聴き、活動するべきだ」と考え、2013年には柿沢未途代議士との結婚を機に江東区に移住。また、同年12月にみんなの党を離党し、翌年2月に都議会結いと維新代表に就任、10月に民進党都議団代表に就任しました。2016年4月には民進党都議団幹事長に就きましたが、2017年2月に都議会民進党と合流し現在は東京改革議員団の総務会長を務めています。
女性や子育て世代のための3つの基本政策を掲げる
HPによれば、野上氏は3つの基本政策を掲げています。
1.女性がもっと輝くために
子育てしながら働き続けられる環境整備と在宅ワークを促進します。
少子高齢化・労働人口減少回復の一助として、女性の潜在能力を活用するワークライフバランス政策を拡充します。
2.安心して子育てできる環境づくり
待機児童ゼロを実現めざし、質の高い保育サービスを自ら選べる「保育バウチャー制度」を提案します。
人材等の質を担保しつつ保育事業への民間参入を促進させます。
3.未来にとって一番大切な「教育改革」の実現
学校全体として到達すべき教科、技術、技能の水準を専門学科ごとに高く設定し、グローバル化時代にふさわしい人材育成、公教育を進めます。
住民参加型のコミュニティスクールを拡充します。
特別支援学級の入学判定基準を形骸化せず、児童が柔軟に受け入れられる体制づくりを進めます
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