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たぶん彼はウィルスを作れていません。
作れていないのに作れたと勘違いした、よくある典型的な中二病にすぎません。
逮捕は不当です!!
2016/06/05 身代金ウィルスで逮捕された中学生は無罪、神奈川県警による冤罪だ
2017-06-05 身代金ウィルスで逮捕された中学生は無罪、神奈川県警による冤罪だ
【拡散希望】身代金ウィルスで逮捕された中学生は無罪、神奈川県警による冤罪だ
他人のパソコンをロックして金銭などを要求する身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」を作成したとして、神奈川県警サイバー犯罪対策課などは5日、大阪府在住の中学3年の男子生徒(14)を不正指令電磁的記録(ウイルス)作成容疑などで逮捕した。男子生徒は任意の調べに「自分の知名度を上げたくてやった」と話し、容疑を認めているという。ランサムウエア作成容疑での摘発は全国で初めて。
3日で「ウィルス」を作ってしまったとされる中学生、すごい能力です。
そして神奈川県警に逮捕されてしまいました。
神奈川県警サイバー犯罪対策課 ですが、なにか聞き覚えがあります。
過去に記事にしてた気がするので漁ってみると・・・・
2012/10/17 遠隔操作ウィルス 保土ヶ谷区バージョン
うわぁ、まさかのこいつらかよ
Wikipedia に事件の顛末 が載ってたので転載しますが
東京都男性AのPC遠隔操作事件
遠隔操作されたPCの所有者は東京都に住む男子大学生である。
神奈川県警は男性Aをこの事件の容疑者として7月2日に逮捕し、多少不審な点はあるものの男性Aの犯行であると断定して厳しく追及した。男性Aは当初は否認していたが、取り調べの過程で容疑を認め、未成年であったことから8月15日に保護観察処分(実質的な有罪扱い)となった。
真犯人からの犯行声明で遠隔操作の手口が明かされたことから漸く、男性Aが犯罪予告の当事者ではない事が明らかになり、10月30日に保護観察処分取消処分となった。
リンクを踏んだだけの人を遠隔操作ウィルス事件の犯人と勝手に決めつけて、リンクを踏んだだけの人に犯行を自供させ、リンクを踏んだだけの人を有罪に持ち込んだ、あの有名な 神奈川県警サイバー犯罪対策課 です。
さて今回の中学生ですが、一体なにが悪いのでしょうか?
報道によると、ユーザーの確認なしに直ちに暗号化が始まるわけでなく、暗号化するファイルを選択することが出来るようになっていて、ユーザーが選択したファイルだけが暗号化されるとのこと。
OSやブラウザの脆弱性を突いてるわけでもありません。
少年の作ったランサムウエアは、ダウンロードするだけでは被害は出ず、ダウンロードした人が暗号化するファイルを指定できるほか、身代金を要求する文面を自由に変えて独自のランサムウエアを作成できるようになっていた。これまでに、少年の作ったランサムウエアによる感染や金銭被害は確認されていないという。
この記事を書いた記者、ファイルを暗号化するソフトのことをランサムウエアだと勘違いしているような気がします。
ユーザーの確認なしに(拒否する手段なく)勝手にアップデートされて、翌日の業務に支障を来たしたマイクロソフトの Windows10 ウィルスのほうが、よほど凶悪だと思うんですが。
条件によってはハードディスクを見失うバグ(テロ?)まであって、ファイルを消失した人もいました。
(特殊なソフトで復活させることができるが、素人さんには厳しいと思う)
中学生の作ったソフトの現物を見れていないのが残念ですが、「ファイルを選択してから暗号化が走る」であれば巷にあふれる(Vectorにも多数ある)フリーの暗号化ソフトと全く違いありません。
暗号化処理が完了したあとのメッセージを自由に変更できるようなソフトも、たぶん探せば見つかりそう。
ユーザーの意思に反して無断で暗号化したうえで、暗号化したファイルを人質にとり、その復号に対価を取る(もしくは脅迫する)という行為すべてを網羅したものをランサムウェアと呼ぶのであって、この中学生の作ったものはユーザーの意思で特定のファイルだけを暗号化する普通の暗号化ソフトであってランサムウェアではありません。
中学生が勝手にウィルス作ったと思い込んでるだけで、実際にはウィルスじゃない
ちょっと中二病が入ってただけの無実で優秀な中学生を犯人呼ばわりして逮捕してしまう神奈川県警サイバー犯罪対策課の担当刑事を公務員職権濫用罪で逮捕したうえで、再犯防止のため直ちに解散させないといけない。
(追記)2017/06/06
中学生に触発され、私も作ってみました。