調査を依頼する前に揃えておくもの
調査を依頼する前に揃えておくものについて
配偶者の不貞が発覚して探偵会社に浮気調査を依頼する際には、心を落ち着かせつつ配偶者には何も気付いてないフリをしたり、また証拠を早く取得したいと慌しく相談に訪れる場合もあるのですが、浮気調査を依頼する前に揃えておくべきものがいくつかありますのでそちらの準備を優先して行う必要があります。
事前に自分でも調べておく
まず初めに揃えておくべきもの
まず初めに揃えておくべきものとして挙げられるのは配偶者が残している浮気に直接関係する情報で、ご自身で無理をしない範囲で調べを進めておきましょう。
情報を集める際にもっとも重要となるのは携帯電話やスマートフォンなどの通信端末で、浮気相手との連絡で使用したり通信の痕跡などが残されている可能性が高いため、記録されている情報を細かく探る事になります。
ポイントとなるのは電話帳・通話記録・メール・通信アプリ・画像や動画・ブラウザ履歴などで、まず電話帳・通話記録などは浮気相手を偽名で登録している可能性もあるため配偶者と同姓の名前であっても警戒する必要があり、特に通話記録については仕事中を省いた時間帯で残されている履歴が怪しいものとなります。
メール・通信アプリなどについては転送できるのであればパソコンに転送してヘッダー情報とともに印字しておき、また配偶者の端末で履歴を画面に映し出し、端末ごと写真で撮影しておく事も重要になります。
画像や動画に関しても同様に証拠として押えておき、またブラウザ履歴に関してはデートや遊びで使用する店を探したりSNSやWebメーラーを通じて浮気相手と連絡していることも考えられますので、怪しいサイトがあれば一つ一つ確認しておきましょう。
スマホの予想変換機能
スマホの予想変換機能も確認すべきポイントとして挙げられます。
例えば「あ」と入力すると愛しているなどと変換が出る場合もありますので、「あ」から順番に「ん」まで入れることで最近使用した単語を調べることができます。
スマホやパソコンの隠しフォルダや外部記録メディア
スマホなどの携帯端末だけでなくパソコンの隠しフォルダや外部記録メディアなどに浮気画像を隠し持っていることも考えられますのでそのあたりも探しておく事になり、パソコンの場合は携帯端末と同様にブラウザ履歴についても細かくチェックしておきます。
尚、調べる際には配偶者によるトラップが仕掛けられている場合もあり、例えばスマートフォンに不正使用を監視するアプリがインストールされていると操作した時間が記録されることになりますので、スマホやパソコンなどに非常に詳しい配偶者を相手にした場合は手をださず控えておいた方が良いでしょう。
配偶者の生活パターンはきちんと伝える
続いて調査を依頼する前に揃えておくものとしては、配偶者の生活パターンに関する情報が挙げられます。
毎日のように出勤や帰宅時間を記録しておくと共に、仕事以外の外出ではどのような言い訳で外に出ているかも細かく記録しておきます。
銀行口座やクレジットカードの使用状況
浮気をするにはそれ何の時間を作る必要がありますので、生活パターンを解析する中で怪しい日を特定できます。
また、生活パターンと共に朝と夜で毎日いくらお金を使っているかも記録しておき、銀行口座やクレジットカードなどはネット会員になり使用状況を細かく控えておきます。
銀行やクレジットカード会社ではホームページよりネット会員として登録を行うと残高や履歴などを全て閲覧することが可能になりますので、使途不明である怪しい出費や引き出しがあった場合にはいずれも日時や金額の記録を控えておきます。
特にクレジットカードの場合は使用した店舗名が記載されていますので、行動範囲を調べたり店の雰囲気からデートで訪れたかについてもおよそ見当をつけることができ、店のメニューをネットで調べれば使用金額を比較していて来店人数についても予想することができます。
レシートや会員カード
また、財布の中身についてはレシートや会員カードなどにも目を光らせておくことになり、稀にラブホテルのメンバーズカードを持つ方もおりますので特に店名などの記載がないカードには要注意です。
スマホやカーナビのGPS機能
さらに調査を依頼する前に揃えておくものとしては、配偶者の行動パターンに関する情報も重要になり、昨今ではスマホは元よりカーナビにも移動情報を記録できる機能が付いている場合もありますので、GPSを利用した情報収集を行うと良いでしょう。
スマホの場合はGPSロガーと呼ばれる位置情報を記録するアプリがありますので、あらかじめインストールしておけばまるで探偵が尾行したかと見まごうばかりに配偶者の移動を地図上で確認することができます。
またiPhoneの場合は何の操作をすることがなくても数か月分の位置情報データを勝手に保存する機能がありますので、パソコンに解析ソフトを入れれば過去数ヶ月に遡り配偶者の行動を調べることが可能になります。
浮気調査を行うにあたりこのような情報を事前に押えておくと、後により精度の高い調査を行うことができると共に、情報を精査して的を絞った調査を行うことも可能になり日数を圧縮して費用を大きく落とすことにも繋がりますので、いずれも無理はせずにご自身ができる範囲で調べておくと良いでしょう。