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5回に1回は参加している公式ジャンルの記事を書け
と、アメブロからメッセージがくるので
最近投稿していなかった円形水槽の自作記事です
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円形水槽に設置する
コーナーカバーを製作します。
(円形水槽にコーナー(角)は無いのでフローカバーでしょうか。
隅っこという意味でコーナーカバーとします。)
コーナーカバーには
生体やゴミの巻き込みを防ぐ
スリットを設けます。
スリットの切欠きを均一なものとする為に
スリット切り込み用治具を製作します。
材料はこちら
適当な大きさの木の板と棒
これを使い、
画像に写っている
切断工具(テーブルソー)で使用できる
治具を製作していきます。
テーブルソーのスライド溝に棒を設置し
ボンドで板と接着します。
接着の際には溝と板とが平行となるように
ガイドに沿わす様にしました。
仮留めしたあと
クランプにて圧着しました。
次に、いびつな形の板に
切り込みを入れたり
穴を開けたりして、
このような感じに
画像の穴に金具(爪付ナット)を
設置します。
爪付ナットを収める為の
掘り込みがずれています。
意図はありません、ミスです。
次に
別の材料を用意します。
ホームセンターでよく見る
アルミのアングルです。
これを、
ノコギリやヤスリで加工し
このような形に
このアルミアングルを
先ほどの
爪付ナットの付いた板に
設置します。
裏から見ると
こちら
ちょっとだけ左右に動く
「アルミアングル付板」が完成しました。
この部材と、
先ほどのレール付の板とを
組み合わせると
こちら
写真撮らずに
切り込み入れてしまいました。。。
金具の付近の裏表はこちら
これで
スリット切り込み治具の完成です。
実際にアクリル板に
スリットを入れてみると
こちら
切り込みを入れては、
その溝をガイドに横へ横へと、
画像のように等間隔に切り込みを
入れる事が出来ました。
この治具を使い
円形水槽のコーナーカバー製作を
すすめていきます。
今回、スリットを切り欠く為に
大げさな治具を製作しましたが、
この治具を用いて製作できる
「あられ組み」が本命だったりします。
「あられ組み」とは
このような
お酒やお米なんかを入れる
升(マス)の継手に用いられる技法です。
今回製作した治具を使用して
試に、継手を作ってみました。
治具製作時に出た木端を
「あられ組み」にて繋ぎました。
アップでみると
こちら
使用した材が柔らかいので
切断中にブレてしまい
これ以上の精度は出ませんでしたが、
アルミのガイドが微調整出来る事により
数回試し切りを行えば
ある程度の精度が出せるようになりました。