群馬大と東京学芸大が最低評価 文科省の有識者会議
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全国の国立大学の業務運営などについて文部科学省の有識者会議が評価した結果、付属病院で死亡事故が相次いだ群馬大学と、付属高校で起きたいじめに対して対応が不十分だった東京学芸大学がともに5段階のうち最も低い評価を受けました。
文部科学省の有識者会議は全国に86ある国立大学について、6年に一度、教育や研究、それに、業務運営など8つの項目についてそれぞれ5段階で評価し、結果を公表しています。
それによりますと、群馬大学と東京学芸大学がそれぞれ業務運営の項目で「重大な改善事項がある」として5段階で最も低い評価を受けました。
群馬大学は医学部付属病院で腹くう鏡手術の死亡事故が相次いだこと、東京学芸大学は付属高校で起きたいじめに対して組織的な対応が不十分だったことなどが理由に挙げられています。
国立大学は平成16年度に法人化されてから毎年、外部評価を受けていますが、6年に一度のこうした中期的な評価は2回目となります。評価の結果は来年度以降の大学への交付金の配分に反映されるということです。
有識者会議の北山禎介委員長は「大学の中には、自己収入の増加に向けた取り組みなどが進んだところもある。一方、重大な事態があった大学は適切に改善してほしい」とコメントしています。
それによりますと、群馬大学と東京学芸大学がそれぞれ業務運営の項目で「重大な改善事項がある」として5段階で最も低い評価を受けました。
群馬大学は医学部付属病院で腹くう鏡手術の死亡事故が相次いだこと、東京学芸大学は付属高校で起きたいじめに対して組織的な対応が不十分だったことなどが理由に挙げられています。
国立大学は平成16年度に法人化されてから毎年、外部評価を受けていますが、6年に一度のこうした中期的な評価は2回目となります。評価の結果は来年度以降の大学への交付金の配分に反映されるということです。
有識者会議の北山禎介委員長は「大学の中には、自己収入の増加に向けた取り組みなどが進んだところもある。一方、重大な事態があった大学は適切に改善してほしい」とコメントしています。