◆廃食油を再エネに! 身近に使えるバイオマス発電

先日、“身近に使える”バイオマス発電、廃食油を再エネに、との記事が出てました。環境保護とエネルギー活用の一石二鳥ですね。


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“身近に使える”バイオマス発電、廃食油を再エネに
ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1705/24/news045.html


ヤンマーエネルギーシステムは、2017年7月1日から受注を開始するマイクロコージェネレーションを、「2017NEW環境展」(5月23~26日/東京ビッグサイト)で展示した。家庭や飲食店などで廃棄されていた使用済み油などを燃料として、発電および熱供給することが可能という。

“身近に使える”バイオマスが実現できる――。ヤンマーエネルギーシステムは、廃食油などのバイオマス燃料で運転可能なマイクロコージェネレーション(熱電供給)「CP25BDZ-TC」について、2017年7月1日から受注を開始すると発表した。

CP25BDZ-TCは、同社が累計500台以上販売してきたとするバイオガスコージェネレーションがベースとなっている。家庭の汚物や生ゴミ、下水汚泥などから得られるメタンガスで、電気と温水を作り出すシステムだ。新製品では動力源をガスエンジンから、液体燃料が使用可能なディーゼルエンジンに対応。家庭や飲食店などで廃棄されていた使用済み油などを燃料として、発電および熱供給することが可能となっている。

対応する廃食油は「FAME」「SVO」の2種類とする。FAME(脂肪酸メチルエステル)は植物油にメタノールを添加し、エステル交換反応をさせて生成する。副産物としてできる不純物除去の工程が必要だが、軽油と同等の燃焼性を有するのが特長だ。


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