2017年6月7日05時00分
セブン&アイ・ホールディングス(HD)が、昨年5月に会長を退任した鈴木敏文氏(84)に対し、役員退職慰労金として計10億9千万円を支払ったことがわかった。2017年2月期の有価証券報告書で明らかにした。
退職慰労金の内訳は、セブン―イレブン・ジャパンが5億9千万円、イトーヨーカ堂が5億円。セブン&アイHD広報は「社内規定に基づいた額」と説明している。
鈴木氏は人事を巡る社内の混乱の責任をとる形で昨年5月に会長を辞任。現在は同HD名誉顧問を務めている。
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