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IQ高め女子のちょっとニッチな雑記

高IQ女子の人生を変えた本たちをご紹介!

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こんにちは、高IQ女子のハチヤユーカ(@yukapanz)です。

 

わたしが人生の岐路や転機を迎えたとき、どの方向へ向かうかを決める手助けをしてくれたのは数々の本でした。

今回はそんなわたしの人生に大きな影響を与えてくれた本たちをご紹介します。

 

果たして高IQ女子はどんな本に影響を受けながら生きてきたのでしょうか?

 

 

イカはしゃべるし、空も飛ぶ/奥谷喬司

中学時代、タイトルに惹かれてなんとなく購入したらものすごくおもしろかった本。

それまで小説ばかり読んでいましたが、これをきっかけにブルーバックスをはじめとした科学系の本を続々購入することになりました。

 

イカのからだのつくり、ホタルイカなどが光るしくみ、イカの名前の由来などなど、とにかく全編イカのことしか書いてないイカした本です。

これが言いたかっただけ

 

ちなみに当時は中学生らしくイカのセックスについて書かれた部分を何度も読んでました。

 

涼宮ハルヒの憂鬱/谷川流

こちらも中学時代に軽い気持ちで買ったところ、結果的にオタクへの片道切符となりました……。

今でこそラノベは飽和状態ですが、当時は表紙に大きく萌え系のイラストが描いてある表紙が衝撃的だったんですよねぇ。

 

個性が豊かすぎるキャラクターたち、読み進めていくうち次々に暴かれる秘密、非現実的ながらしっかり想像できる情景描写など、ぐいぐい読ませてくれる魅力が満載。

もちろんわたしはシリーズ全巻読破済みです!

オタク同士の恋愛が最高すぎるのでノロケさせてくれ

 

 

自棄っぱちオプティミスト/キリンジ

わたしが大好きなアーティストであるキリンジ(現・KIRINJI)のエッセイ集。

もともとキリンジは好きだったのですが、この本を読んでその多才さに魅せられ、一層熱を上げることになりました。

 

もちろんファンでなくともおもしろく読めること請け合い。

わたしはこの本と、同じくキリンジの「あの世で罰を受けるほど」に触発されてブログでエッセイを書いていたこともありました……。

 

日常のささいなできごとを鋭く切り取っている文章には舌を巻きます。

たとえば、ホテルのトイレのウォシュレットについて書かれたこの文章。

ウォシュレットの水圧に関しては、きっとホテルの作ったマニュアルにはいっさい触れられていないだろう。そこはたぶん、ルームメイカー達がささやかな自己表現を楽しむ只一つの場とでも言おうか、それぞれがそれぞれの「丁度いい」を信じ、自らのホスピタリティを残していく聖域。そしてその秘かな情熱をしっかりと受け止める我らの肛門!

「自棄っぱちオプティミスト」70ページ

こんな一風変わった視点をもって書かれた軽妙な文章が好きで、いまだに何度も読み返してしまいます。

 

殺戮にいたる病/我孫子武丸

有名なホラー&ミステリー小説。

高校時代に友人に貸してもらって読んだところ、ホラー小説へのイメージががらりと変わりました。

それまではホラーってただただ怖いだけのものだとばかり思っていたんですよね……。

 

たしかに猟奇的・性的な生々しい表現も多くありますが、わたしは心の平穏を保ちつつ読み進めることができました。

ただ作中に出てくる「夢をあきらめないで」は素直に聴けなくなりました……。

 

理由は読めばわかりますのでぜひ!

夢をあきらめないで

夢をあきらめないで

  • 岡村 孝子
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

毒になる親/スーザン・フォワード

実例を挙げつつ、親と子の関係性や親の心理について心理学的見地から淡々と書かれた本です。

「毒親」という俗語の元になった本でもあります。

 

わたしはこの本を読む中で何度も息を吞みました。

そして何度も号泣しました。

 

これまで耐えなくてもいいことに耐えて頑張ってきたんだ、とこの本を読む中でようやく自分を認められたような気さえします。

 

しかしまだ完全に過去と真正面から向き合うことはできていません。

いつかそうなれるときが来るのでしょうか。

19歳で家出したわたしが考える『幸福な家族』

 

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すべての男がSEX以外に考えていること/シェリダン・スモーヴ

これは友達からプレゼントされて読んだのですが、とてつもない衝撃を受けました。

こんな視点の本があるなんて本当に驚き。

 

おそらくこんな本は関連書籍である"What Every Woman Thinks About Apart from Money(すべての女が金以外に考えていること)"を除けば後にも先にも生まれないと思います。

 

読む人を選ぶ内容だとは思いますが、ぜひ老若男女すべての方に一度は手に取っていただきたい本です。

 

まとめ

ここまで書いてきて自分でもあれ?と思ったんですが、自己啓発本の類が1冊もないんですよね。

しいて言うなら「毒になる親」が若干それっぽいかな?というくらい。

 

肩に力を入れて自己啓発本を読まずとも、何気なく読んだ1冊が人生を変えることもあると言えるでしょう。

 

これだから読書はやめられない!