超高級時計っていわれて想像するのは具体的にいくらからでしょうか?
誰に聞いてもそう答える腕時計のひとつに、今年発表された「HUBLOT(ウブロ)」の「MP-05 フェラーリ・ラフェラーリ・サファイア」というモデルがあります。
これは高級スポーツカーの代名詞である「Ferrari(フェラーリ)」とコラボしたモデルであり値段はなんと「6,000万円」を超えます。
このモデルを紹介するとともに、アホみたいに超高額な腕時計にはどんなものがあるか。せっかくなのでまとめていきたいと思います。
このページの目次
フェラーリ持っててもこれは買えない!?ウブロとフェラーリコラボモデル
(引用元:OPENER)
ウブロとフェラーリは2011年からパートナーシップ契約を結んでいて、ほぼ毎年のようにコラボモデルが発表されています。
昨年はフェラーリの日本上陸50周年を記念した「ビッグバン フェラーリ ジャッポーネ」なんていうモデルも発売され、日本とも関係が深いブランドです。(※こちらは限定50本で定価300万円の良心的(?)価格でした)
そして今年発表されたのは過去のフェラーリコラボモデルの中でももっとも高い「¥60,156,000」というとんでも価格な「MP-05 ラ・フェラーリ サファイア」です。
ウブロ ラ・フェラーリ サファイヤの特徴
(引用元:アイアイイスズ)
まずこの時計は外観からしてすさまじいです。モチーフとなったフェラーリの12気筒のエンジンをそのまま再現したようなデザインをしています。
パット見はそもそもどうやって時間を知るんだろう・・・といった印象です。中央のHUBLOTという文字の下の数字は秒針の役割をして回っていく点が個人的には好みです。
素材は通常文字盤部分のみに使用される「サファイヤクリスタル」をケース全体に使用しています。
さらに特筆すべきは自動巻きパワーリザーブを搭載していて、なんと50日間動作することがことができます。リューズを巻き上げるのには専用工具が必要です。
自動巻きで50日間動き続けることができるパワーリザーブ機能は他ブランドを含めてもトップクラスの性能です。
実際に同モデルのオールブラックのVer.(※こっちは少しお安い定価3600万円)を動作させている動画がありました↓↓↓
フェラーリのフラッグシップモデル「ラ フェラーリ」をモチーフに
この腕時計はフェラーリが2013年に販売していた「ラ・フェラーリ」という車種をモチーフにして作成されました。
名前の由来はずばり「The Ferrari(Laとはイタリア語で女性単数の定冠詞)」。
この名前だけでフェラーリがどれほど自信をもって送り出したモデルかどうかわかります。
世界499台限定の定価およそ1億6千万円で販売されましたが、購入希望者が殺到し即完売になりました。
現在ではプレミア価値がつき市場に出ると5億円もの値段がつくこともあります。
ラ・フェラーリは高いけど・・・通常のフェラーリなら2台買える腕時計
モチーフとなったラ・フェラーリに関しては定価1.6億円もする超高級車ですが、「ウブロ ラ・フェラーリ サファイヤ」の6,000万円という価格は通常のフェラーリが3,000万円前後だということを考えるとおよそ2台分に相当します。
このとてつもなく高い腕時計を購入した方はやはりラ・フェラーリのオーナーなのでしょうか。
いずれにせよフェラーリは持っていても、この腕時計には手が出ない・・・という方も多いのではと思います。(いずれにせよ羨ましい話です)
負けず劣らずな超高級腕時計もまとめてみた
世界にはほかにも超高級な腕時計がたくさんあります。その中でも特にすごいと感じる腕時計を個人的にまとめてみました。
腕時計は高級の上に超高級、その上にはとんでもない品がある世界なんです・・・
ウブロ クラシックフュージョン オート・ジョワイユリー
(引用元:Luxurylaunches)
【参考価格】1億円
まずは同じウブロの最高級品といわれているのが「クラシック・フュージョン オート・ジョワイユリー」です。
もういかにも!っていう感じの外観ですが、世界限定8つの販売で1185個ものバケットダイヤを贅沢に敷き詰めた一品です。
ウブロに関してはこれがもっとも高級なモデルでラ・フェラーリ サファイヤより高額なモデルはこれくらいです。
皆さんはどちらがお好みですか・・・?
ロレックス スプリングセカンド クロノグラフ
(引用元:PHILLIPS)
【参考価格】2億6千万円
ロレックスでもっとも高いといわれている品がこの「スプリングセカンド クロノグラフ」です。
アレ?もっとギラギラしたのなんじゃ・・・と思った方もいるのでは?そうなんですアンティークでめちゃめちゃ渋いんです。
1942年に世界で12つのみ製造されたといわれているこのモデルは最初期のクロノグラフとして価値が高まった一品。
12つ中現在でも使える品は8つだけといわれていますので、次に出品されるときはさらに高額になるかもしれません。
パテックフィリップ 5016
(引用元:PATEC PHILLIPE)
【参考価格】9億円
絶対的ブランド価値を誇るパテックフィリップのオンリーワンモデル「5016」はお値段なんと9億円です。
デュシェンヌ型筋ジストロフィー研究支援のチャリティーオークションのためだけに作られた一点ものとなっています。
一見普通の外観ですが「トゥールビヨン」ミニット・リピーター」「永久カレンダー」といった時計の世界三大複雑機構を全て搭載したグランドコンプリケーションモデル。
しかし素材はなんと「ステンレススチール」です・・・9億円の腕時計の素材がスチールだなんて・・・驚きを通り越して怖いですね。
グラフ ザ・ハルシネーション
(引用元:lamma)
【参考価格】60億円
現在世界でもっとも高額な腕時計といわれているのが2014年に発表された「グラフ ザ・ハルシネーション」です。
グラフ社はイギリス初のダイヤモンドジュエリーブランドで極上のダイヤモンドが世界中から支持されている超高級ブランドです。
見える宝石は全てダイヤモンドで「ピンクダイヤ」や「ブルーダイヤ」など珍しいダイヤをあしらい、合計110カラット以上のダイヤモンドをふんだんに使用ちりばめています。
ここまでくるともはや時計というよりも、ジュエリーなのでは?と思いますよね。
まとめ
超高級時計の世界の奥深さが少しはお分かりいただけたでしょうか・・・?
庶民には一生かかっても手が届かないような代物ばかりでしたね。
かっこいいものからそうでもない特徴的なものまでさまざまですし、値段に対しては多々ご意見があるかと。
しかし需要があるからその価格なんだということでここはひとつご納得していただければと思います・・・