学校給食で提供される牛乳によって生徒370人超が体調不良を起こすという衝撃的なニュース。
報道によると、茨城県内の61の小中学校などで給食として提供された牛乳を飲んだ生徒計3700人余りがにおいや味に違和感を感じ、内379人が体調不良を訴え、内2人が吐き気などの症状で医療機関を受診したとのことです。
提供された牛乳は水戸市の「いばらく乳業」が製造した200ミリリットルの紙パック製品「水戸ホーリーホック牛乳」。
「いばらく乳業」はNHKの取材に対して「多くの皆様にご迷惑をおかけし、申し訳ございません。牛乳については国際的な基準に従って作っているので、衛生上の問題はないと考えている」とコメントしているとのことです。
一体原因は何だったのでしょうか?メーカーの責任は?
「消毒臭がする」、「水っぽい」
牛乳を飲んだ生徒からは「消毒臭がする」とか「水っぽい」と訴えがあったとのことです。
「いばらく乳業」は「衛生上の問題はない」とコメントしているようですが、牛乳によって370人の生徒が体調不良を起こしたことは事実です。
現在原因は判明しておりませんが、水戸保健所が牛乳の成分を分析するなど原因解明に努めているようです。
生徒の健康に関わる学校給食なだけに、原因の徹底解明と対策が求められています。
茨城県教育委員会によりますと、5日午後、学校の給食で出された牛乳を飲んだ児童や生徒から、相次いで「消毒臭がする」とか「水っぽい」などの訴えがあったということです。
県教育委員会が調べたところ、同様の訴えが相次ぎ、これまでに、水戸市、北茨城市、ひたちなか市、常陸大宮市、那珂市、土浦市、日立市、茨城町の61校で、合わせて3700人余りが違和感を訴えたということです。
このうち377人が体調不良を訴え、2人が吐き気などの症状で医療機関を受診しましたが、症状は軽いということです。
出された牛乳は、いずれも水戸市の「いばらく乳業」が製造した200ミリリットルの紙パック製品「水戸ホーリーホック牛乳」だということで、茨城県の水戸保健所は、5日と6日、「いばらく乳業」に立ち入り調査を行い、製造過程が記録されている書類などを確認するとともに、牛乳に含まれる成分を検査して原因を詳しく調べています。
いばらく乳業「水戸ホーリーホック牛乳」
こちらが今回問題となっているいばらく乳業の「水戸ホーリーホック牛乳」。
紙パックタイプで茨城県産生乳を100%使用している牛乳です。
保健所の調査結果に対し、どのように対応していくかが今後注目されそうです。
牛乳を通じて地元クラブチームを応援し、地域の活性化に貢献します。
茨城県産生乳を100%使用しました。
種類別 牛乳 容量 200㎖ 乳脂肪分 3.5%以上 無脂乳固形分 8.3%以上 原材料 生乳100% 茨城県水戸市。牛乳や乳飲料・ヨーグルトなど乳製品、デザートの製造。製造工程、会社・製品の紹介。
ネットの反応
校長は味見してないの?
自分の味覚、嗅覚を信じて口にするべきか判断するのが重要
消毒剤が混入か?
牛乳に間違って塩素が混入するなんて事が有るんだろうか?
検食はどうした?
製造現場に問題があるということだろ
これ、以後気をつけますで終わってしまいそう。