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黒トイプードルのぶろぐ

アラサーおばはんのブログ。ガジェット、ゲームの話題や雑談など

値上げは許すけど、社会保険料に交通費を含めるのがムカつく

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こんにちは。たぐちです

日本は少子高齢化が進んでいるため、社会保険料も年々高くなってきています。

それについては仕方のないことなので、納得できるというか諦めがつきます。

ただ社会保険料の標準報酬額に交通費が含まれるのは納得できません!

月給20万円にも満たない私の給料が、このシステムのせいで余計に手取りが減ってしまいます。

社会保険のしくみ

社会人の方ならご存知かと思いますが、毎月の社会保険料は標準報酬月額をもとに、収入に応じて決められます。

この標準報酬月額は1から50まで等級があり、等級額に応じて都道府県や各協会が決めた保険料率をかけて社会保険料が計算されています。ちなみに私は18等級です。

余談ですが、大きな会社だと会社独自の保険があったり、業界で協会があったりするので「協会けんぽ」よりは比較的安い保険料率です。また都道府県でも保険料率は違います。

 

標準報酬の決め方

私は専門家ではないのでおおざっぱに説明します。

まず標準報酬を決める収入には以下のものがあります。

  • 基本給
  • 各種手当
  • 賞与
  • 通勤費

 

他にも現物支給されたものは現金に換算されるみたいですが、細かいところは私の記事には関係ないので専門家に任せておきましょう。

この標準報酬月額を決める収入に「交通費(通勤費)」も含まれています。

 

例えば

  • 月収30万円で、家から自転車通勤をしていて交通費0な田中さん
  • 月収15万円で、新幹線を使い通勤している月の交通費15万円の田口さん

所得税とか住民税の計算はおいといて、この2人の社会保険料は同じになります。

月収30万円もらってる田中さんは、社会保険料を引かれても言うほど負担になりません。

でも月収15万円の田口さんが、月収30万円相当の社会保険料を引かれたらどうなると思います?

めっちゃ負担になりますよね。勘弁してくれよという話です。

 

標準報酬月額は一定の時期で決まる

標準報酬月額の等級は以下に決められています。

  • 毎年4月から6月に決められる
  • ただし大きく変動すると臨時で変更になる

これも有名な話ですが、標準報酬月額は毎年4月から6月の収入によって決まります。

よく「4月から6月は残業を控えろ」と言われますが、このせいです。

ちなみに私は残業をほとんどしない人間なので、残業代で等級が上がることはありません。

 

注意してほしいのは、たまに例外があり、現在の等級から2等級以上の差がある収入の場合は臨時で変更されます。

私もパートから正社員になったときは、研修の交通費も重なってか臨時決定されました。

 

交通費が高くなる要素は?

交通費が高くなる要素として以下のものがあげられます。

  • 家から会社まで遠い
  • JRじゃなく私鉄を利用している
  • バスなど複数の公共交通機関を利用している

 

まあ最初の家から会社まで遠いは、想像通りでしょう。

以外と知られていないのは2番目。

私鉄ってJRより定期代がかなり割高です。というか、JRの割引率が高くてかなり安いんです。

比べる私鉄によって違ってきますが、同じぐらいの区間でも私鉄が10万円ならJRは7万円なんてことも珍しくないです。もちろん私鉄が安い場合もなきにしろあらずですが。

私鉄王国な関西では私鉄利用者も結構いて、JRの定期代の安さにびっくりしています。

 

バス通勤な私は交通費が高い

私は田舎に住んでいるので最寄りの駅までバスで行き、そこから電車で会社まで通勤しています。

幸いなことに電車は距離が長いわりにJRを利用しているので、定期代が比較的安いです。

ただバス代は私鉄系のバスを利用しているため、6ヶ月定期でもめちゃくちゃ高いです。もとを取るのには毎月22日以上、往復でバスを利用しないと駄目なほどです。

 

そんな田舎暮らし+バス通勤のせいで、月収20万円もない私が標準報酬月額は22万円とかいう、ふざけたことになっているんです。おかげで毎月3万以上社会保険料を引かれています。

ただでさえ安月給なのに、手取りまで少なくなるってどういうことなの?

 

 

等級が上がるとメリットもあることにはある

一応、標準報酬の等級が上がるメリットについても説明しておきます。

  • 将来貰える年金が増える
  • 傷病手当金が増える
  • 出産・育児一時手当が増える

 

減ることは確実ですが、年金がまったくもらえないということは日本が崩壊しない限りないと思っています。ということは、等級が高いと将来貰える年金の額も増えます。

あとはそれに応じて「障害年金」や「遺族年金」多少は増えるかもしれません。

まあ微々たるものでしょうけど。

 

そして傷病手当金や出産・育児の一時金も増えるので、万が一のときを考えるとメリットがないことはないですね。デメリットの方が大きいとは思うけど。

 

それでもやはり不公平感がある

それでも私は納得できません。

そもそも標準報酬月額になぜ交通費が含まれるんでしょうか?

  • 私が知らない何か合理的なものがある
  • 国がちょっとでも保険料をたくさん取りたいから
  • そもそも交通費は収入とされるものだから

 

専門家からすれば、何か合理的なものに基づいてそう決まっているんでしょうけど、不公平感がありますよね。だって手取りが大きく違ってくるんですから。

交通費が非課税で所得税や住民税の対象にはならないから、余計に納得できないのかもしれません。

でも交通費が多いだけで、手取りが減るなんて余計に都会に人が集中しそうな気もします。

都会に住んでれば会社も近い人が多いだろうし、交通費も安くなりますからね。

住んでる場所で保険料どころか、標準報酬月額まで変わるなんて不公平な話。

 

最後に

以外と交通費で社会保険料が変わるって知らない人いるんですよね。

この前、会社でその話をしていたら2人ぐらいが「え?交通費って含まれるの?」と言っていました。まあ私のように、交通費が高い人間以外はそれほど意識しないのかもしれません。

こんな文句言ってないで、月収増えるように本業もブログも頑張るしかないですね。