兵庫県教委などは6日、同県南あわじ市で出土した弥生時代前期末~中期初めの「松帆銅鐸(まつほどうたく)」が紀元前4~同2世紀ごろに埋められたとみられると発表した。銅鐸に付着した植物から、初めて科学的な年代測定で特定した。銅鐸の使われ方などを知るうえで貴重な手がかりになるという。
松帆銅鐸は2015年4月、セメント会社の砂置き場で計7個が出土。大小の銅鐸が重ねられた3組のうち、内側の3個(高さ約21~22センチ)の内面と、その中につられていた銅鐸を鳴らす舌(ぜつ、振り子)に、埋められた際に混入したとみられる樹皮やイネ科植物の茎などが付着していた。
これらの植物片8点を奈良文化財研究所(奈文研)が民間調査会社に依頼して放射性炭素年代測定した結果、1個の銅鐸とその舌から採取した4点が、いずれも紀元前4~同2世紀のものと判定された。
県教委などによると、銅鐸の埋…
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