2017年6月6日14時36分
6日午前9時15分ごろ、福岡県小郡(おごおり)市小板井の住宅で、「妹が自殺している」と110番通報があった。県警によると、この家に住む無職の母親(38)と小学生の長男と長女が室内で死亡していた。現場の状況や家族の説明から、母親が2人を殺害し、無理心中を図ったと県警はみている。
小郡署などによると、亡くなったのは小学4年の中田涼介君(9)と1年生の実優(みゆ)さん(6)。母親の氏名は明らかにしていない。
子ども2人は2階の布団の上でうつぶせに倒れ、首に絞められたような痕があった。母親の遺体は1階の台所で見つかった。
一家は両親と子ども2人の4人暮らし。父親は6日早朝、仕事で外出。午前8時半ごろに小学校から「涼介君と実優さんが来ていない」と父親に電話があり、父親から連絡を受けた母親の姉が自宅を訪ね、遺体を見つけて通報した。
父親と姉は県警に対し、「母親は最近、育児のことで悩んでいた」と説明しているという。
トップニュース
新着ニュース
あわせて読みたい
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部