iPad Pro(10.5インチ)
まず、すでに予約した人も私の周りには多い新しい「iPad Pro」の10.5インチ版。12.9インチ版も新しくなっています。Proの9.7インチはディスコンの模様。ラインアップはスッキリわかりやすくなりますが、もう日本人大好きminiは期待できませんねー。

▲パッと見はわかりませんが、10.5インチの完全新モデル(ローズゴールド)。

▲重量は469g、9.7インチより若干重たくなりましたが、大きさの割にたいへん軽い印象です。あと薄い。

▲実機はiOS 11が動いていましたが、これはデモを兼ねているためで、来週発売開始されるモデルは現行OSとなります。秋のアップグレード待ちましょう。
ちなみにiOS 11のマルチタスキングやドラッグ&ドロップは、すべてのiPadで使えるわけではないようです(Proシリーズは大丈夫でしょう、と説明員)。
※iOS11のデモ動画

画面のリフレッシュレートは従来モデルの倍に サラッサラに動きます。反射が抑えられ横からの視野角も広い。解像度は2224☓1668ドットに(264ppi)。

▲LTEモデルのアンテナ周りの処理は9.7インチのPro同様に。

▲キーボードカバー装着状態。始めて日本語(JIS)モデルも用意されました(写真はUS仕様)。

▲海外メディアの人が持ち込んでた9.7インチのiPad Proと比較(ホントは禁止されているのですが...)。
大きさの違いがよくわかります。ベゼルの余白もかなり狭くなっていますね。

▲背面。ちょうどひと回り違うといった感じ。

▲容量、最高512GBまで選択可能に!

▲ちなみに12.9インチのほうも、背面のアンテナ処理が変わっています。もちろん、512GBモデルが登場。もうパソコンですな。
iMac Pro
続いて「iMac Pro」。発売は12月と少し先なうえ、おそらく約55万円〜と万人の手に届くモデルではないですが、たいへんな注目度。Mac Proにつなぐディスプレーに(良い)選択肢が少ないことに対するひとつの回答なのかもしれませんね。もちろん、Appleは「Mac史上、最強のマシン」とうたっています。

▲置かれているテーブルが発光しているため、色味がわかりにくいですが、いわゆるスペースグレイってやつです。

▲Trackpad、キーボード、マウスも同色に。キーボードはテンキーのある新デザイン。ちなみに日本語JIS版の白がストアで取り扱い開始になっていました。

▲Magic Mouseのブラック。単体売りもあるかな?

▲ディスプレー背面向かって右下に電源ボタンがあります。

▲左下にポート類がまとめられています。

▲MacBookの割り切りとは違い、SDもCじゃないUSBもちゃんとたくさんあります。
HomePod
ラスト「HomePod」。リアルタイムアコースティックモデリング機能により室内レイアウトを自動認識、どこにいても最適な音を奏でてくれるスマートスピーカー(略称スマピ......でいいでしょうか?)。ただ、残念ながら日本発売についてはまだ言及されていません。とはいえ、日本語リリース出ているので、出るとは思います。来年かな?

▲ホワイトとブラックの2色。2台買って、つなげてステレオにもできます。

▲6スピーカーアレイに4インチサブウーファー搭載。音は鳴っていませんでしたが、音質には相当こだわっているとのこと。

▲こちらはブラックモデル。AIアシスタントSiriを搭載し、音楽を検索したり、曲について質問したりできます。
HomePodの上部は、Siriの反応と連動してボワ〜っと光っています。
※HomePodのデモ動画
以上、ハンズオン速報を現地より
ACCNがお届けしました。ほか、iMac、MacBookシリーズも刷新されています。引き続きWWDC17関連情報にご刮目ください。
参考記事:
WWDC17発表まとめ