一面背中で育む親子の愛情 琵琶湖・カイツブリ
滋賀県長浜市湖北町の琵琶湖岸で、カンムリカイツブリが子育ての時期を迎え、親鳥とひなが愛らしい姿を見せている。 頭の黒い冠羽が特徴で、成鳥は体長六〇センチほど。国内のカイツブリ科では最大種になる。本来は冬の渡り鳥だが、琵琶湖には一九九〇年ごろからすみ着くようになった。 同市の湖北野鳥センターの職員が一日、ふ化を確認した。 親鳥はトビなどの外敵からひなを守るため、ふ化から約二週間、ひなを背中に乗せて育てる。水辺では、親鳥の背中から身を乗り出したひなが、親鳥の差し出す餌を忙しそうについばんでいた。 PR情報
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