機械学習で新種ウイルスからも防御
伊藤忠子会社、米社と提携し導入
リスク対策.com/ 記者
斯波 祐介
スペイン・バルセロナとタイ・バンコクに居住経験あり。スポーツ紙編集、大手ポータルサイトでのスペイン語ニュース翻訳などを経験。不動産業界紙記者として、2020年東京五輪招致に成功した猪瀬直樹知事時代の東京都政を取材した。サッカーとスペイン料理をこよなく愛する。
2017/02/02
ニュープロダクツ
リスク対策.com/ 記者
斯波 祐介
スペイン・バルセロナとタイ・バンコクに居住経験あり。スポーツ紙編集、大手ポータルサイトでのスペイン語ニュース翻訳などを経験。不動産業界紙記者として、2020年東京五輪招致に成功した猪瀬直樹知事時代の東京都政を取材した。サッカーとスペイン料理をこよなく愛する。
伊藤忠商事の子会社である伊藤忠テクノソリューションズは1月30日、機械学習を利用し、これまでにない新種のサイバー攻撃からも端末を防御するセキュリティシステムの販売を開始したと発表した。米国のサイバーセキュリティ会社SentinelOne(センチネルワン)社と販売代理店契約を締結し、同社のシステムを日本で販売する。
これまでに知られているウイルスへの対応のほか、機械学習により新種ウイルスなどによる未知の攻撃パターンについても分析し、検出。検出後は強制終了や感染ファイルの隔離、感染端末のネットワークからの遮断を行うほか、感染経路分析も行う。新種ウイルスに対応していない隙を狙うゼロデイ攻撃を、機械学習により防ぐ。
伊藤忠テクノソリューションズでは、ではパソコン200台以上から対応。価格はパソコン1台当たり年間1万100円(税抜き)。台数が多ければ割引も行う。販売目標は3年間で5億円。
(了)