はじめに
歯のマニキュアって聞いたことがありませんか?ズバリ歯の表面に塗るマニキュアなのですが、材料は爪のマニキュアとは異なり、すべてお口の中に使用しても問題がない樹脂系の塗料を使用しています。
種類はいくつかあり、艶を出すマニキュアと歯を白くするマニキュア、市販されているマニキュアとプロ用のマニキュア、審美歯科で使用されているマニキュアなどがあります。
ポイント
- マニキュアの最大の特徴は、歯を削らずにすぐに白くできることです。またホワイトニングで白くならない歯でも白くすることができます。
市販されているマニキュア
使用期間 1日以内
ドラッグストアやネットで販売されている歯のマニキュアの多くは、セラックという樹脂を使用しています。このセラックは、はじめはジェル状ですが、乾くと固まり、膜状になります。一時的に歯を白くしたい時に使用します。
透明な艶出し用のマニキュアや、歯を白く見せるマニキュア、歯を真っ白にするマニキュアなど、様々な色があります。ただ白い色のマニキュアをきれいに塗るにはかなりのコツが必要で、凹凸がある歯の表面に塗ると、マニキュアが均一にならないため、ムラになってしまいます。事前に歯に塗る練習をしておくことをお勧めします。
歯科用マニキュア
使用期間 1~3か月
歯科医院で使用されるマニキュアは、樹脂製のマニキュアを塗り、光を当てて固めます。現在日本国内ではホワイトコートとビューティコートという2種類のマニキュアが発売されています。
歯科用のマニキュアには歯の艶を出すマニキュアと歯を白くするマニキュアがあります。色の濃い歯や神経がない歯、銀歯などに白色のマニキュアを塗る場合はムラが目立ちやすくなり、施術を行う歯科医師や歯科衛生士の技術によって、仕上がりに差ができてしまいます。
注意
- 歯科用のマニキュアは、歯科材料(医薬品)ですので、歯科医院のみの扱いとなります。
パーマネントマニキュア
使用期間 2~5年
パーマネントマニキュアは、特殊な樹脂を歯に塗って固めるため、他のマニキュアとは違い、数年間使用することができます。元の歯の色を遮断して白くするため、透明感がなくなるのが欠点ですが、ムラもなく真っ白な歯にすることができます。日本では一部の審美歯科でのみ扱っています。
ヒント
- 歯科用マニキュアとパーマネントマニキュアは、差し歯や銀歯にも使用することが可能で、1回で白くすることができます。差し歯や銀歯を高額なセラミックにやり替える前に、マニキュアを試してみるのもいいでしょう
注意
- マニキュアは歯を削らずに樹脂を塗って白くするため、若干の厚みが出てしまいます。またエナメル質より着色しやすいため、クリーニングなど定期的なメンテナンスが必要です。
抗生物質で変色してしまった歯や、神経がない歯、差し歯などを白くしたい場合、多くはセラミックを勧められると思いますが、セラミックの前にマニキュアを試してみるのもいいでしょう。低価格で白い歯が手に入ります。