はじめに
最近では歯のホワイトニングの普及によって歯を白くされる方が増えましたが、芸能人の影響もあって、自然な白さではなく、歯を真っ白にしたいという希望の方が増えています。
しかし通常のホワイトニングは、歯の明るさを上げて白くするため、透明感が強くなり、どんなに白くしても紙や陶器のような白さにすることはできません。では歯を真っ白にするにはどうすればいいのでしょうか。この知恵ノートでは歯を真っ白にする方法をお教えします。
ブライトスマイル
通常のオフィスホワイトニングでは真っ白にすることはできませんが、NASAの元科学者が開発したブライトスマイルという方法なら1回でもかなり白くすることができます。※写真はブライトスマイル2の1回の施術写真です。
費用は60,000円~70,000円です。
デュアルホワイトニング
通常のホワイトニングだけでは、歯を陶器のように真っ白にすることができません。オフィスホワイトニングの後に、ホームホワイトニングを併用したデュアルホワイトニングを行うことによって、ホワイトニングでもかなり白くすることができます。
費用は50,000円~100,000円と方法によってかなりの差があります。
歯のマニキュア
マニキュアは、歯を削らずに、歯の色を遮断して確実に白くすることができます。かなり白い色を選べば、陶器のように真っ白にすることもできます。通常1回で終了します。数年間使用できるものもあり、セラミックなど歯を削る前に試してみるといいでしょう。一部の審美歯科で扱っています。
費用は1本数千円~1,2万円で、セラミックの1/10程度です。
歯のマニキュアって何?
ダイレクトボンディング
歯を薄く削って、その上に樹脂を貼って固めていく方法です。下地の色をかなり白い色にすることで、真っ白にすることができます。元の歯の色が濃い場合や、歯に透明感を出したい場合に向きます。通常1回で終了しますが、技術に差が出るため、一部の審美歯科でのみ扱っています。
費用は1本数万円~10万円前後です。
歯のスカルプチャー
歯を削らずに歯の型を採って、技工所で極薄のスカルプチャーを作製してもらい、歯に貼るいわゆる歯の付け爪です。材質は硬質樹脂とセラミックがあります。ある程度の凸凹は改善することができ、歯も真っ白にすることができます。通常2回で完了します。
費用は1本あたり樹脂製で3万~5万円、セラミックで3万~10万円です。
注意
- マニキュアやスカルプチャーを完全に外す場合、樹脂製は専用の器具で歯を削らずに外すことが可能ですが、セラミック製の場合は若干歯が削れてしまいます。
ラミネートベニア
歯を薄く削ってセラミックを貼る方法です。色は自由自在になりますので、透明感のある自然な白さから、マニキュア同様、陶器のような白さにすることもできます。また多少であれば歯並びや歯の形を変えることも可能ですが、費用は一番高く、1本10万円~20万円かかります。
歯を真っ白にするには、白い色で元の歯の色を遮断(マスキング)する方法になります。白が強くなればなるほど、透明感はなくなってきます。どれくらい真っ白にしたいかによって、方法を選んでみるといいでしょう。