不動産を売却する際、いくらくらいで売れそうなのか、査定を行うことから始めます。
不動産査定は、不動産売却の第一歩です。
色々調べていると、不動産査定が行えるサイトはたくさんあります。
あなたもきっと下記のような疑問をお持ちではないでしょうか?
そこで、今回の記事では、初めての方でも分かるように、なるべく平易な言葉を使ってお伝えします。
目次
1.不動産の査定をする意味と最近のトレンド
まずはそもそもどうして不動産を査定する必要があるのかについて説明します。
1-1.査定を行う理由は「おおよその不動産の価値を知ること」
そもそもどうして査定を行う必要があるのでしょうか?そこから簡単におさらいします。
モノを売るには値段の設定が必要です。
「この不動産を買って頂きませんか?」と言われれば、「いくらですか?」となるのが通常です。
売主としては高く売れることに越したことはないのですが、一方でモノには相場というものがあります。
相場から逸脱した値段設定をしてしまえば、売れるものも売れなくなってしまうのです。
不動産はいくらなのかの定価がない
中古不動産は、立地や築年数、設備条件、方位、道路付けなど、物件ごとに条件が異なります。
新築マンションのように一斉に売り出していないため、隣の部屋がいくらだから、この部屋はいくらといった比較を行うことも難しいです。
自分の保有している不動産はいくらなのか分かりにくいため、査定を行う必要がある
過去の査定が今の売却価格ではない
また土地の値段は景気の状況や周辺の開発状況により価格が上下します。
建物の値段は経年とともに下落します。株価のように変動すると考えてください。
不動産はいつ売るかによっても価格が異なり、価格の決定には時間的要素も加わります。
1-2.不動産の査定は昔から行っている
なんだ!アタリマエのことじゃんと思われるかもしれませんが・・・
不動産を売却する際、事前に価格を把握するために査定を行うことは、今に始まった訳ではありません。
日本には不動産の適正な価格を出す鑑定評価制度というものがあり、昭和38年に制度化されています。
不動産鑑定士による鑑定評価は少なくなっている
不動産鑑定士という国家資格も存在します。
不動産鑑定士は企業が保有するような工場や事務所、商業施設などの鑑定を行う
場合によっては個人の保有する住宅やマンションなどの鑑定評価も行います。
ところが不動産鑑定士による鑑定評価というものは金額も高く、時間もかかるため、不動産会社が無料サービスで不動産査定を行うようになってきました。
さらに今ではネットが普及したため、ネットのみで不動産査定が行えるものも増えてきました。
さらには、従来はバラバラに不動産会社が営業活動の一環で無料査定を行っていましたが、今では無料査定を行っている不動産会社をまとめたサービスサイトがあります。
それが後ほど紹介する不動産一括査定サイトで、筆者としては是非とも利用をオススメしたいサービスです。
1-3.不動産査定サイトに2種類ある
不動産査定サイトには大きく2種類に分かれます。
1つが先ほど触れた「不動産一括査定サイト」、もう一つが相場だけが分かる「不動産査定サイト」です。
- 不動産一括査定サイト:住所や電話番号を提供し、無料で訪問査定も受けることができる通常タイプのサイト
- 匿名の不動産査定サイト:個人情報の提供は最小限とし、匿名で査定を行うことができる匿名サイト
どちらの査定サイトがオススメ?
匿名の不動産査定サイトは、とりあえず概算の不動産価値だけが知りたい人が使うサイトです。
イメージとしては、「今、私の不動産いくらぐらいなんだろう?」と興味を持っている人で、売却意欲が少しでもある人には向かないサイトです。
また、前にも述べましたが、不動産は株価のように上下があり、また1つ1つ異なるため、なかなか簡易的に概算価格(相場)を出すのが難しいです。
一応、2017年現在で筆者がいくつか試したところ、下記3つのサイトであればそこそこ精度が高いと判断したため紹介します。
| サイト名 | 特徴 |
|---|---|
| HowMA | ビッグデータを用いてAI(人工知能)で査定が行われます。価格精度は驚くほど高いです。ひょっとしたら不動産会社ですら自ら出した査定額の確認のためにHowMAを使っているかもしれません。 |
| HOME’Sプライスマップ | 価格は残念ながら○○万円~○○万円という形の幅で算出されます。査定額は微妙に高い気もします。 |
| IESHIL | 首都圏のマンションが査定可能です。登録数が少なく、査定できないマンションもあります。 |
少しでも売却意欲がある人は、もう1つの不動産一括査定サイトが良いでしょう。
価格を見て、売るかどうか迷っているという人でも、机上査定を選択すれば、メールのみで不動産会社からリアルな査定額をヒアリングすることができます。
- 興味本位で不動産の価値を知りたい人は「匿名の不動産査定サイト」
- 少しでも売却意欲がある人は「不動産一括査定サイト」
それでは、筆者がオススメしている不動産一括査定サイトについてもう少し深掘りします。
2.不動産一括査定サイトの仕組みとオススメ
それでは、筆者がオススメしている不動産一括査定について説明します。
不動産査定一括査定サイトは、ネット(オンライン)上から1回申し込みをすると、複数の不動産会社へ一度に査定依頼が行えるサービです。

不動産一括査定のイメージ
不動産会社からしてみると、売却しそうなお客さん(見込み客)を紹介してもらえるため、メリットがあります。
そのため、不動産会社は不動産一括査定サイトに紹介料を支払うという仕組みになっており、不動産一括査定サイトの運営者に収益が発生するのです。
このようなサービスは、不動産査定にかかわらず、車一括査定や引越し一括見積もりなど、ネットの普及に伴い出てきました。
2-1.不動産一括査定サイトのメリット
繰り返しになりますが、あなたは不動産査定一括査定サイトを使うことで、一度に複数の会社から査定を取得できるというメリットがあります。
査定額は各社からバラバラに出てきますが、相場を把握することは可能です。
しかしながら、元々、不動産査定は不動産会社が営業活動の一環で行っていたものです。
中には顧客を囲い込むために売れるはずのない高い価格で査定額を出す会社もあります。
裏を返すと、複数の会社に一括査定を行うことで、逆に意図的に高い価格を出してくる不動産会社も見抜くこともできるのです。
2-2.不動産売却の成功のカギは「信頼できる不動産会社探し」
不動産を売却うえで大事なことは、いかにして「信頼できる不動産会社を探せるか」です。
不動産会社によって、買い主に対してアピールする広告手法も違えば、説明の仕方も違います。
また、どうしても得意としている不動産、苦手としている不動産、この地域は得意ではないなど、会社によってまちまちです。
では、あなたが売却予定の不動産が得意な不動産会社を探そうとしても、正直なところそう簡単に見つけることができません。
1社1社回っていては、時間ばかりが過ぎてしまいます。
そこで筆者がオススメしているのが不動産一括査定サービスです。
不動産一括査定サービスとは?
不動産一括査定のオススメはHOME4U
不動産売却の一括査定サイトはいくつかありますが、複数の不動産会社がきちんと比較できる7つのサイトを徹底比較しました。
先に結論を伝えると運営している会社がNTTグループのHOME4Uをオススメしています。
NTTグループ運営の安心感はもちろん、利用者数500万人、2001年から運営と実績No.1の一括査定です。
また、提携している不動産会社もNTTならではの厳重な審査を行っています。
とにかく安心できる大手の不動産会社のみでOKという方はすまいValueでもいいでしょう。
すまいValueは、国内大手不動産会社6社(三井のリハウス/三菱地所ハウスネット/住友不動産販売/東急リバブル/野村の仲介/小田急不動産)に査定依頼ができる唯一の一括査定サイトです。
不動産売却を成功させるカギが「信頼できる不動産会社」を見つけられるかです。
まずは、HOME4Uで信頼できる不動産会社に査定依頼を実施。次に依頼できる不動産会社が少ないor今一であれば、イエイやイエウールも同時に利用することをオススメします。
下記が主流なサイト一覧と各サイトの特徴です。
※入力項目に「延床面積」と「土地面積」があります。延床面積の目安として、「4人家族/一戸建て/4LDK」で40坪(130㎡)が平均です。
| サイト名 | 提携不動産会社 | 対応地域 | 利用者数 | 運用歴 | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|
| HOME4U | 550社 | 全国 | 500万人 ※2016/12時点 |
2001年~ | ・利用者実績、運営歴ともにNo.1 ・NTTグループ運営だから安心! |
提携している不動産会社が少なめ |
| すまいValue | 6社(超大手会社のみ) | 全国 ※一部の地域を除く |
未公開 | 2015年~ | ・超大手の不動産会社のみで安心 ・国内の3大大手の「三井不動産」「住友不動産」「東急リバブル」が比較できる唯一の一括査定 |
地元密着の不動産会社は探せられない |
| ソニー不動産 | 未公開 | 東京・神奈川・千葉・埼玉のみ | 未公開 | 2014年~ | ・国内唯一のエージェント制を導入で売手に特化 | 一都三県のみしか対応できない |
| イエイ | 1,000社 | 全国 | 300万人 ※2016/02時点 |
2007年~ | ・悪徳な不動産会社を徹底的に排除している ・サポート体制が充実 |
お役立ち情報が少ない |
| スマイスター | 1,000社 | 全国 | 350万人 ※2015/12時点 |
2006年~ | ・売却だけではなく、賃貸した場合の査定も可能 | 運営会社が広告会社 |
| イエウール | 1,400社 | 全国 | 450万人 ※2015/03時点 |
2013年~ | ・比較できる不動産会社がNo.1 ・利用者数が多い安心の実績 |
運営歴が浅い |
【一番のオススメ】一括査定の利用者数、運営歴No.1「HOME4U」
⇒https://www.home4u.jp/
HOME4U公式サイト
https://www.home4u.jp/
超大手の不動産会社のみに相談するなら「すまいValue」
⇒https://sumai-value.jp/
すまいValue公式サイト
https://sumai-value.jp/
【関東限定】売手にとにかく特化!「ソニー不動産」
⇒https://sony-fudosan.com/
ソニー不動産公式サイト
https://sony-fudosan.com/
提携社数は1,000社以上、悪徳会社を徹底排除「イエイ」
⇒https://sell.yeay.jp/
イエイ公式サイト
https://sell.yeay.jp/
売却だけでなく賃貸の査定も行える「スマイスター」
⇒https://www.sumaistar.com/
スマイスターは売却のみではなく、賃貸した場合の査定も行えますので、まだ売却しようかどうか迷っている方には大変オススメです。
下記が実際に筆者がスマイスターで申込をした画面です。
「売却査定」と「賃料査定」が出ていることが分かると思います。
スマイスターの不動産会社選択画面
https://www.sumaistar.com/
不動産一括査定についてさらに詳細が知りたい方は下記記事をご確認ください。
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以上、不動産一括査定サイトについて見てきました。
3.不動産一括査定サイト利用後に意識すること
訪問査定もある一括査定サイトを利用すると、査定依頼した不動産会社から次々と電話もしくはメールがきます。
紹介した不動産一括査定サイトは「机上査定」と「訪問査定」を選べることができます。
この時点で、査定額の高い安いは気にする必要はありません。
机上査定の方は、一旦査定額を提示を受けると、それ以上の営業は来ません。
訪問査定を選んだ場合は、電話かメールがかかってきたら、実際に不動産会社を呼んで、面談を行うことになります。
この場合は、各社の査定額を比べてみても、判断に迷ってしまいます。
高すぎる不動産会社は怪しく、逆に安すぎるところは、売却を早いところ終えて手数料を取りたいだけの可能性があります。
各社の査定額を見てみると、おおよその不動産の価値は分かってきますので、自分の中でこれ以上の売却額でいきたいというのを決めておきましょう。
ちなみに、不動産会社は特に1社に絞る必要もありません。
面談して見て気に入った不動産会社を数社ピックアップし、一般媒介で依頼するのが良いでしょう。
一般媒介で不動産会社同士を競争させることが得策です。
せっかく複数の不動産会社と接点ができた訳ですから、そのメリットを最大限に生かすことをお勧めします。
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4.まとめ
いかがでしたか?オススメの不動産査定サイトを見てきました。
不動産査定サイトの登場で、不動産売却は以前より格段にやりやすくなりました。
売却を決めたのであれば、是非、活用して見てください。


