オクラは冷凍保存が便利
サラダにしても、納豆と和えるだけでもおいしい一品に仕上がるオクラ。ねばねば食感が好きな方は大好きな野菜ですよね。オクラの保存期間は、野菜室を利用しても4〜5日程度。オクラを長持ちさせたい場合には冷凍保存がおすすめです。
オクラの上手な冷凍保存方法や保存期間、保存したオクラを使ったおすすめのレシピまでご紹介します。大好きなオクラをいつでも食べられますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
オクラの上手な冷凍保存方法や保存期間、保存したオクラを使ったおすすめのレシピまでご紹介します。大好きなオクラをいつでも食べられますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
冷凍保存する前の下処理
オクラを冷凍保存する前に、まずは下処理をしましょう。
▶下処理の仕方
オクラ全体に塩をまぶし、まな板などを使って板ずりをします。手のひらでオクラを軽く抑えながら板の上で転がしてください。板ずりをすると、オクラの表面の産毛が取れて鮮やかな仕上がりになります。
次に、オクラにのヘタの部分にあるガクの固い部分を削ぎます。ヘタ全体をカットしてしまうと、茹でた時にオクラの中に水が入ってしまいますから、茹でるまえにヘタをカットしないように注意してくださいね。
ガクはヘタの周りを囲むようにある固い部分です。皮を向くように包丁で薄く削いでください。
次に、オクラにのヘタの部分にあるガクの固い部分を削ぎます。ヘタ全体をカットしてしまうと、茹でた時にオクラの中に水が入ってしまいますから、茹でるまえにヘタをカットしないように注意してくださいね。
ガクはヘタの周りを囲むようにある固い部分です。皮を向くように包丁で薄く削いでください。
生のオクラの冷凍方法
生のオクラを冷凍保存する際の詳しい手順を紹介します。
▶冷凍の手順
板ずりをしガクを取り除いたら、一度に使う分量ごとにラップをして、密閉できるフリーザーバックに入れます。空気をよく抜いて冷凍庫で保存しましょう。
▶保存期間
生の状態で冷凍保存をしたオクラの保存期限は1ヶ月が目安。
▶生のオクラをスライスして冷凍することも可能
下処理の後スライスしたものをフリーザーバッグに入れて冷凍保存もできます。この場合も、一度に使う分量ずつを小分けにしておきましょう。スライスにしておけば、お料理の彩りに加えたい時や、汁物の仕上げに使いたい時にすぐに使えて便利ですよ。
茹でてから冷凍保存する場合
茹でたオクラを冷凍する方法についてもご紹介していきましょう。
▶冷凍の手順
茹でたオクラを冷凍する際も下処理をします。板ずりをしてガクを取り除いたオクラを熱湯に10〜15秒程度くぐらせましょう。長時間オクラを茹でてしまうと柔らかくなりすぎて食感が悪くなるので注意してくださいね。
お湯からあげたオクラの粗熱をとり、一度に使う分量ごとに小分けしてラップで包みます。さらにフリーザーバックに入れて冷凍庫で保存しましょう。お湯からあげたオクラを冷水にさらすと水っぽくなるので、早く冷ましたいときにはザルにあげたオクラをうちわであおいでください。
お湯からあげたオクラの粗熱をとり、一度に使う分量ごとに小分けしてラップで包みます。さらにフリーザーバックに入れて冷凍庫で保存しましょう。お湯からあげたオクラを冷水にさらすと水っぽくなるので、早く冷ましたいときにはザルにあげたオクラをうちわであおいでください。
▶保存期間
茹でたオクラの冷凍保存期間は1ヶ月が目安です。
カットして冷凍保存する方法
▶冷凍の手順
下処理して茹でたオクラをカットして冷凍することもできます。10秒程度お湯にくぐらせたオクラを冷ました後、お好みのサイズにカットします。一度に使う分量を小分けしてラップで包みます。ラップで包んだ後フリーザーバックに入れて冷凍庫で保存しましょう。
使いたいお料理に合わせてカットしたオクラを小分けにして保存すると、使うときに便利ですよ。
使いたいお料理に合わせてカットしたオクラを小分けにして保存すると、使うときに便利ですよ。
▶保存期間
茹でてからカットしたオクラの保存期間の目安についても上記と同じく、1ヶ月前後です。
解凍方法
おひたしなどとして食べる場合は、冷蔵庫で自然解凍して使うのがよいでしょう。火を通すお料理に使用するのであれば、凍ったままのオクラをそのまま使ってください。炒め物や汁物などに凍ったまま使っても風味を損なわずにおいし食べられます。
新鮮なオクラの選び方
新鮮なオクラにはどのような特徴があるのでしょうか？下記を参考に新鮮なオクラを選んでみてくださいね。
・ガクの部分がピンと張っていて、切り口がみずみずしい
・しっかりと太っていてウブ毛がたくさん入っている
・オクラの特徴であるグリーンがはっきりとしている
・触った時に硬さが維持されているもの
・ビニール袋に入ったオクラはビニールの中に汗をかいていないもの
・ガクの部分がピンと張っていて、切り口がみずみずしい
・しっかりと太っていてウブ毛がたくさん入っている
・オクラの特徴であるグリーンがはっきりとしている
・触った時に硬さが維持されているもの
・ビニール袋に入ったオクラはビニールの中に汗をかいていないもの
▶悪くなったオクラの特徴
一方で、鮮度が落ちているものや、悪くなったオクラには以下のような特徴があります。
・全体的にしなっとして、みずみずしさがなくなっている
・オクラの一部分がドロドロに溶けている
・ガクがしおれている、またはカビが生えている
・変色して茶色くなっている
上記のような特徴のオクラは傷んでいる可能性が高くなり、販売されているものでも鮮度が落ちている場合があるので避けるようにしましょう。
・オクラの一部分がドロドロに溶けている
・ガクがしおれている、またはカビが生えている
・変色して茶色くなっている
上記のような特徴のオクラは傷んでいる可能性が高くなり、販売されているものでも鮮度が落ちている場合があるので避けるようにしましょう。
冷凍オクラが役立つおすすめレシピ
冷凍オクラはとても簡単にお料理に使用することができます。次に、冷凍オクラを使ったおすすめレシピをご紹介します。
▶1 オクラのお浸し
だし汁、醤油、すりごまを合わせたタレにオクラを和えるだけでできます。タレに長時間つける必要はなく、サッと和えてすぐに食べることができます。オクラは大きめにカットすると食感がより楽しめます。
▶2 とろとろオクラ汁
オクラのとろみがついた汁物は、食欲のない時にものみやすいですよ。大和芋を小さめにカット、オクラと、調味料をすべてミキサーの中に入れて攪拌ます。全体がなじんだら器に注いで完成です。飾り用にスライスしたオクラを浮かべると見た目がかわいらしくなります。
▶3 鶏とオクラのおかか炒め
ご飯にも冷たい麺メニューの付け合わせにも合う、鶏肉とオクラの炒め物。丼に盛り付けたご飯の上に豪快にのせて、丼飯にしてもおいしそうですよ。
ひと口大にカットした鶏肉に塩で下味をつけておきます。キャベツはざく切りに、薄口醤油やお酒、鰹節で合わせ調味料を作っておきます。フライパンで鶏モモ肉を炒め、肉に火が通ったところでキャベツを加えます。最後にオクラを加えて軽く炒め、合わせ調味料で味付けしたら完成です。
ひと口大にカットした鶏肉に塩で下味をつけておきます。キャベツはざく切りに、薄口醤油やお酒、鰹節で合わせ調味料を作っておきます。フライパンで鶏モモ肉を炒め、肉に火が通ったところでキャベツを加えます。最後にオクラを加えて軽く炒め、合わせ調味料で味付けしたら完成です。
▶4 オクラの網焼き
オクラを網焼き、またはグリルで焼くだけの簡単メニュー。醤油と鰹節で味付けは十分。みずみずしいオクラに香ばしい味が加わり、よいお酒のおつまみにもなると思いますよ。お好みでショウガやミョウガなどの薬味をつけてもよいでしょう。
オクラを冷凍して時短に活用！
オクラの冷凍保存についていかがでしたか？水っぽくなりそうなオクラも、粗熱をしっかりとって保存すれば大丈夫です。野菜室で保存すると4、5日しか持たないオクラも、冷凍保存すれば約1ヶ月食べられます。
いざ一品加えたい時にも、便利なオクラの冷凍保存。今回の内容を参考によかったら試してみてくださいね。
いざ一品加えたい時にも、便利なオクラの冷凍保存。今回の内容を参考によかったら試してみてくださいね。