2017-06-05

愛情=カネ』という女性が予想を遙かに超え世間にたくさんいて辛い

40歳を少し超えた独身おっさんだけど、35を超えたころから

私との交際に最優先に求めるものとして『カネ』を挙げる女性と多く出会うようになり、辛い。

20代の頃、こんな醜い考え方の女性がこんなにもたくさん世の中に実在しているとは、思ってもいなかった。

収入差に合わせて多めに出してはいたが、付き合っていた女性はいつも割り勘だったし、それで文句を言われたこともない。

ネット雑誌でそうした女性発言を見聞きすることはあったが、過激なことをネタとしてウケ狙いで言っているだけなんだと思っていた。


ここ数年、別れ話で理由を尋ねた際、「割り勘」を最大の理由として挙げる女性とたて続けに出会い、私はとても驚いた。

しかもっと驚いたのは、彼女たちの発言を支持する人間が、私の周りにもそれなりにいたことだ。

彼女たちを支持する人間曰く、「それだけ歳の差があったなら奢って当然」だという。

確かに彼女たちと私は10歳以上の歳の差があったが、それが「奢って当然」になるという理由が解らない。

話を聞くうちに見えてきたことは、そうした意見を持つ人間は、「上司から奢られる文化」を持つ会社で働いているということだ。

目上の人間は、下の人間に奢る。奢られた人間は、部下ができたときその「お返し」として奢ってやる、そういう文化を持つ会社で働いていた。

それゆえ、「目上の人間は、下の人間に奢るのが当然のことだ」という感性を、彼・彼女等は持っているらしい。

しかし、私の会社ビジネスプライベートを完全に割り切った社風だ。飲み会ゴルフも、プライベート会社人間同士が交遊するという風習がまったくない。

年に2~3回ほどある飲み会も、強制ではなく参加率2割ほどだし、会費は「管理職プラス500円」である

「目上の人間からは奢られて当たり前」などと考えたことは、私の人生で1度もない。上司からといって、奢られたこともない。

私のような経歴をもつ人間に、彼・彼女等の身勝手風習押し付けられ、文句を言われるのは納得がいかないだろう。



ケチなわけではないと思う。ただ私は、愛情とカネを、結びつけたくないだけだ。

以前、無職女性と付きっていたときは、彼女のために3LDKアパート引っ越しをして同棲し、生活費も遊ぶカネも、すべて出していた。

これに限らず、これまで付き合った女性とは、彼女収入に合わせ、私が多く出すようにしていた。

しかしこれは、「男だから」「歳の差があるから」奢っていたわけではない。

収入差が、ふたり恋愛に悪影響を及ぼすことが嫌だから、奢っていたのだ。

ここを勘違いして、「男は女に奢って当たり前」「奢ってくれないのは愛情が無いからだ」などと思われては、堪ったものではない。


別に『自立している女』が好きなわけでもない。

自立していようとしていまいと、好きになる女性は好きだし、なれない女性はなれない。

経済的自立と愛は、私にとって完全に無関係からだ。


「毎週末土日泊まりで会って、食事ぜんぶ奢ったとしても月に4万円程度。たいした金額でもなくね?割り勘で文句言う女はいても、奢られて文句言う女なんていないんだから、納得いかなくてもリスクヘッジとしてとりあえず奢ってやればいいじゃん」

こう言う友人もいた。確かに、たいした金額ではない。しかし、私が問題にしたいのは、そういうことではない。

愛情=カネ」という考え方の、醜さだ。

「カネを出すことが、男の愛情表現だ」と、彼女はいう。そうなのか?

私の父親は、収入だけはそれなりにある男だっが、「カネだけで面白みのない、家族を大切にしない男」として、母親からいつも馬鹿にされていた。

仕事ばかりで趣味も持たず、全く家に帰ってこない父親に、家庭での居場所はなかった。

それを見て育った私は、カネと愛情は別モノだと学んだ。いくら仕事をしてカネを稼いでも、家族を大切にしない男は女から愛されないのだと、私は学んだ。


しかし、世の中を見ていると、「愛情とはカネだ」と考えている女性は、私が考えていたよりも、遙かにたくさんいるようだ。

以前、友人の経営者にこうした話をしたとき、「増田くん、割り勘でいいという女なんて、全女性の1割くらいしかいないよ」と、彼は苦笑していた。

彼が金持ちから、それ目当ての女性がたくさん寄ってくるのだろう。そのせいで、彼は女性不信になってしまったのだろう。むしろ「割り勘でないと嫌だ」などと言う醜い女こそ、1割くらいしかいないだろう。

数年前まで、私はそう考えていた。しかし、もしかしたら彼の言うことこそが、世間真実なのかも知れない。


こんな真実は、知りたくなかった。

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