最近、ハンドスピナーってちょっと流行ってますよね。
(出典:Amazonのとある商品ページより。下に述べる理由より今回はアフィ貼ってません。)
ハンドスピナーとは、指の上で回して遊ぶコマのおもちゃで、回転部にベアリングを使用しているので、一度回すと数分回り続けるものもあるのだとか!回転時にかかる遠心力の感覚がクセになって、ついつい手持ち無沙汰のときに回し続けてしまうらしい。
何でも、もともとは病気の子どものために考案されたおもちゃらしく、確かに買ったら子どもも食いつきそう。そんなに高価なものではなさそうだし、ちょっと私も欲しいかも、とAmazonで検索してみたら...
出てくる出てくる。いろんな形状や値段の製品が...。
ハンドスピナーは、元を辿ればこの会社のものが元祖!というものがあるのかもしれませんが、中国の工場や3Dプリンタなどで簡単に製造できてしまうので、流行りに乗じていろんな業者が類似品を出しまくっている、プチバブル状態にあるようです。
そこで、私がAmazonでいつもしているように、レビューを頼りにマトモそうな商品を探してみたのですが...なんかどれもこれも怪しいんですよね〜。
「商品説明の写真とまったく違う、ロゴもなく質感もチープなものが届いた。」
「一、二週間発送を待たされたのに、箱もなくビニール袋に入れただけのものが送られてきた。」
「しばらく回していたらすぐに10秒も回らなくなった。」
「回していると、油がしみ出してくる。」
などなど。Amazonで売られている商品の、製造元は中国のものが多いようですが、どういう環境下で製造されたものか分からない商品の油が、子どもの手に付いて、あわよくばその手をそのまま口に持っていかれたら...とかあまり考えたくないですよねぇ。
商品のタイトルに「日本製!」「正規品!」を謳っている商品のレビューでもそんな感じだったので、「こりゃカオスだな...」と私はページをそっ閉じしました。
Amazonでハンドスピナーと検索したときのピンキリ模造品のくじ引き感すごい。
— sheep_beer (@sheep_beer) 2017年6月3日
私がAmazonで商品を買うときは、元から購入したいメーカーが決まっている商品が多いので、どこで買っても間違いはあるまい、とこれまであまり不安を覚えることはなかったのですが、商品によってはこんな状況になっているものもあるのか〜、とAmazonの違った一面を見た気がしました。
ちなみにハンドスピナーは、バンダイの子会社のメガハウスという会社が参入して、6月にも商品を発売するみたいですね。
ハンドスピナーが気になるな〜、と思われている方は、焦ってAmazonで売られている怪しい商品を掴んでしまうよりも、日本のメーカーを経由したちゃんとしたものを入手した方がいいかも、ですよ。