はじめに
日本各地にある『刀剣乱舞』ゆかりの地。
所蔵の神社や歴史の舞台の多い京都、黒田家・細川家ゆかりの九州、伊達家の仙台・・。
聖地巡礼されている審神者の方も多いはず。
こちらのノートでは、その中でも戦国武将、尾張徳川家ゆかりの刀・聖地が集まる、
愛知県・名古屋市についてまとめてみました。
尾張名古屋で、刀剣に出会う・元の主の歩みをたどる旅をしてみてはいかがでしょう?
こちらのノートでは
- ※JR「名古屋駅」を起点に、公共交通機関での回り方をまとめています。
- 駐車場など、車での観光情報については除外していますので、ご了承ください。
- ※地下鉄路線・駅は、名古屋市交通局や観光サイトでも確認を。
- ★名古屋市交通局 (公式HP)
名古屋・ゆかりの地の巡り方
名古屋市内にある『刀剣乱舞』ゆかりの地で外せないのは、以下の二か所。
★熱田神宮
太郎太刀・次郎太刀所蔵の神社。髭切ゆかりの場所でもあります。
太郎太刀は常設。
他にも多くの刀剣を所蔵し、境内・周辺にはさまざまな見どころがあります。(※1)
★徳川美術館
尾張徳川家・徳川家康ゆかりの品などを展示する美術館。
鯰尾藤四郎、後藤藤四郎、物吉貞宗はこちらの所蔵です。
また現在の「刀剣ブーム」を受けて、展示やグッズ展開なども精力的に行っています。
※鯰尾、後藤、物吉は常設ではありません。
展示スケジュールは公式HPやツイッターで確認を!
また、尾張徳川家の居城・名古屋城もオススメです。
もしかしたら、元の主に会えるかも・・??
(→各詳細は後述)
名古屋での交通手段
名古屋市内の主要観光地へは各種公共交通機関でアクセスすることができます。
【名古屋市内の交通機関】
◎JR
◎名古屋鉄道(名鉄) ◎近鉄
●市営地下鉄
●バス(市営) (※2)
●観光ルートバス・メーグル
特に、バス、地下鉄は、
多くの観光地にアクセスしやすく、
安い一日乗車券が使えるので、名古屋観光では重宝します。
市営地下鉄・市バス、メーグルは、
一日乗車券(平日・850円)
ドニチエコきっぷ(土日休日・600円 土日休日・毎月8日発売のバス・地下鉄一日乗車券)
が利用できます。
メーグルには専用の一日乗車券(500円)もあり。
これら乗車券は、市内観光地での割引特典もついています。
また、JR、名鉄、バス、地下鉄では交通系ICカードも使用できます。
(※2)市内を走る名鉄バス(車体が白×赤色)では一日乗車券・ドニチエコきっぷは使用できません。バスを利用する場合は注意。
観光ルートバス・メーグル
メーグルはJR「名古屋駅」発着の市内観光地を巡回する観光バスです。
土日休日は20-30分、平日は30分-1時間に1本運行。
徳川美術館・名古屋城へもアクセスできます。
(※美術館などが休みの月曜は運休)
名古屋駅から徳川美術館に行くなら、メーグルが便利です。
☆美術館敷地内にのりばがあるのでわかりやすい。
(地下鉄・JR利用の場合、最寄駅から徒歩15分ほど。駅からはちょっと遠く、ややわかりにくい位置にあります)
☆メーグルで利用可能な一日乗車券で入館料の割引がある。
また、車内では「名古屋おもてなし武将隊」(→後述)のアナウンスや観光地の紹介映像、日によってはガイドボランティアさんの案内があるので、
はじめて名古屋に来られる方にはオススメです。
※ただし、熱田神宮はメーグルルート外にあります。
徳川美術館、熱田神宮を同じ日に行く場合、途中で地下鉄に乗り換えが必要です。
【メーグルと地下鉄でまわる】 徳川美術館・熱田神宮
交通費が安く、割引特典もある一日乗車券・ドニチエコきっぷで徳川美術館・熱田神宮を回ってみましょう。
刀剣以外もじっくりみると美術館は2時間から3時間、神宮は1時間以上はかかります。
他の場所も観光する場合、時間の調整やルートの追加をしてください。
【壱】 JR「名古屋駅」
↓ メーグル:約35分
【弐】 「④徳川園・徳川美術館・蓬左文庫」下車
【徳川美術館】
↓ メーグル:約20分
【参】 「⑦名古屋テレビ塔」下車
地下鉄名城線「栄駅」で「左回り」乗車
↓ 地下鉄:約10分
【四】 名城線「神宮西駅」「伝馬町駅」
【熱田神宮】
【壱】 JR「名古屋駅」のメーグルのりばへ。
JR「名古屋駅」・桜通口(JR名古屋タカシマヤ側)を出て、左。
地下鉄9番出口の脇を左へ進むとバスのりば。
バスのりば・8番がメーグルのりばです。
ここで、ドニチエコきっぷ(平日はバス・地下鉄一日乗車券)(以下きっぷ)を購入しましょう。
きっぷはのりば、バス車内で購入できます。
ポイント
- ※途中で地下鉄を利用するので、
- 地下鉄+市バスが利用できるドニチエコきっぷ(一日乗車券)を購入します。
- こちらのきっぷには、熱田神宮宝物館の割引もついています。
- (※メーグル一日乗車券はルート上にある観光地の割引・対象店舗特典のみ)
- 地下鉄が利用できると、メーグルよりアクセスできる観光地が多くなるので、その点でもオススメです。
↓
【弐】
徳川美術館まではメーグルで約35分。
きっぷで観覧料が割引になるので、受付での提示を忘れずに!
途中名古屋城前にも停車します。
↓
【参】
元ののりばから再びメーグルで市内中心へ。
約20分の「⑦名古屋テレビ塔」で下車。
バス停前の地下街・地下鉄入口から地下鉄名城線「栄駅」へ。
(※名鉄線も同じフロアにあるので注意!)
名城線「上前津・金山方面」・「左回り」に乗車。
注意
- ※名城線には循環する路線と、途中名古屋港に行く「名港線」があります。
- 「栄駅」や名古屋城最寄の「市役所駅」から乗る場合、「左回り」の電車かを確認して乗りましょう!
- 「名古屋港ゆき」だと、熱田神宮手前、途中の「金山駅」で名古屋港に行く「名港線」に入ってしまうので注意!
-
- ↑同じホームに来るので、乗る前には要確認。
↓
【四】
熱田神宮へは「神宮西駅」か「伝馬町駅」で下車。
「神宮西駅」からは本宮、宝物殿が近い西門が最寄。
正門から参拝する場合は次の「伝馬町駅」まで。
宝物館ではきっぷで拝観料の割引があります。
そのほかのルート
≪在来線を利用してまわる≫
(※ドニチエコきっぷ、一日乗車券は利用できません)
【徳川美術館へ電車で行く場合】
JR「名古屋駅」から、中央本線「高蔵寺・多治見・中津川方面」。
「大曽根駅」下車。南口(名古屋・車両後ろ側)から出ましょう。
駅からまっすぐ歩き、四車線の道に出たら左・・・南へ。
「徳川美術館北」の交差点を右。
そのまま歩いていくと左手に徳川園・美術館の森がみえ、徳川園の大曾根口があります。
ここから共通券を買って、徳川園を散策しながら美術館に行くのもオススメ。
直接行くならそのまま進んで、左。やや登り坂となった道を進むと美術館です。
(※地下鉄・名城線や名鉄の「大曽根駅」からだと北口近くなるので少し距離があります)
【熱田神宮へ電車で行く場合】
JR・名鉄「名古屋駅」からなら乗り換えなし。
名鉄は名古屋本線で「神宮前駅」。
JRなら東海道本線で「熱田駅」。
名鉄「神宮前駅」のほうが近くにあります。
新幹線などで「名古屋市内」までの乗車券を購入する場合、そのままJR「熱田駅」まで行くことができます。
徳川美術館から鉄道で向かう場合、大曽根駅よりJRで名古屋方面へ。
途中の「金山駅」で、名鉄かJR東海道本線に乗り換え。
(※大曽根にも名鉄の路線がありますが、金山・熱田方面には向かいません)
【熱田神宮・徳川美術館を電車でまわる場合】
JR「名古屋駅」
↓中央本線 (高蔵寺・中津川方面):約12分
JR「大曽根駅」
徒歩で【徳川美術館】
↓中央本線 (名古屋方面):約9分
JR「金山駅」
名鉄orJR乗り換え
↓名鉄名古屋本線 (東岡崎・中部国際空港行きなど):約2分
↓JR東海道本線 (豊橋行など):約2分
名鉄「神宮前駅」
JR「熱田駅」
【熱田神宮】
熱田神宮→徳川美術館でも可。
こちらも途中の「金山駅」で乗り換えましょう。
【熱田神宮・徳川美術館を地下鉄のみでまわる場合】
(※ドニチエコきっぷ、一日乗車券が使えます)
メーグルを使わずに、地下鉄でまわるルートです。
熱田神宮宝物館(9時開館)を先に拝観して、徳川美術館(10時開館)をまわる場合などに。
JR「名古屋駅」
地下鉄「名古屋駅」 「桜通口」側から地下鉄へ。
↓市営地下鉄東山線(藤が丘方面):約5分
地下鉄「栄駅」
名城線に乗り換え
↓名城線 (左回り) ※「名古屋港行き」に乗らないよう注意!
名城線「神宮西駅」「伝馬町駅」 「神宮西」まで約10分
【熱田神宮】
↓名城線 (左回り):約23分
名城線「大曽根駅」
徒歩で【徳川美術館】
※北口近くに出るので、南口よりやや遠くなります。
熱田神宮、徳川美術館へは名鉄、JR、市営地下鉄、各バス、どれでもアクセスできます。
移動時間や交通費、予定にあわせていろいろ組み合わせてみてください。
食事処はどこ?
- ◆名古屋駅周辺
- →名古屋駅構内、ツインタワー、名古屋駅周辺に複数飲食店あり。
- 「名古屋めしが食べたい!」なら、太閤口にある地下街「エスカ」に名古屋めしの店舗が集中しています。
- ◆徳川美術館周辺
- →徳川美術館内・大曽根駅周辺に飲食店あり。
- やや遠いですが、徒歩圏内に塩ラーメンの有名店「如水」があります。
- ◆熱田神宮周辺
- →神宮境内に飲食店あり。
- 名古屋めしのひとつ・きしめんのお店「宮きしめん神宮店」も。
- (「宮きしめん」の「宮」は熱田神宮のこと)
- 熱田神宮前にはひつまぶしで有名な「蓬莱軒」があります(人気店なので、事前にお店で予約をしましょう)。
- ◆地下鉄名城線沿線
- →「上前津駅」最寄りの大須商店街がオススメ。名古屋めし、からあげ専門店などさまざまなお店が集まっています。
- また「栄駅」地下街・オアシス21にも飲食店があります。
名古屋の刀剣ゆかりの地
注意
- ※マナーを十分に守って聖地巡礼しましょう!
- 美術館・宝物館では鑑賞マナーに注意。
- 神社やお寺ではできれば、きちんと参拝を。
【熱田神宮】
最寄:名鉄「神宮前駅」 JR「熱田駅」 地下鉄名城線「神宮西駅」「伝馬町駅」
三種の神器・「草薙神剣」を祀る神社。
日本武尊が亡くなった後、その妃が託されていた「草薙神剣」を祀ったことがはじまりとされます。
周囲には日本武尊の御陵(お墓)とされる白鳥御陵、東海地方最大の前方後円墳・断夫山古墳などがあり、古くから文化・信仰のあった土地だということがわかります。
長らくこの地にある熱田神宮は、さまざまな歴史の舞台になっています。
また、刀剣を多く所蔵、奉納鍛錬や刀剣研磨技術等奉納なども行われている、刀剣に大変ゆかりのある神社でもあります。
◆宝物館
熱田神宮の宝物を所蔵・展示する宝物館。
月に一度の割合で、展示替えを行っており、数多い宝物を常にみることができます。
(※月最終水曜と翌日、年末は休館)
太郎太刀(末之青江・真柄太刀)はこちらの入口で常設展示されています。
1510年(元亀元年)に姉川の合戦で元の主が戦死したのち、1576年(天正四年)に熱田神宮に奉納されました。
有料区域の外にありますが、中でも貴重な刀剣が見れますので、ぜひ!
(※太郎太刀・ロビーは撮影可能。受付の方に一声かけてから撮影しましょう。
展示室内は撮影禁止)
熱田神宮は424振の刀剣を所蔵しています(平成24年時点)。
月一回展示替えを行っているので、毎月違った刀を見ることができます。
所蔵品には国宝・来国俊の短刀、重文・長谷部国信の脇差(熱田国信)といった名刀をはじめ、「蜘蛛切丸」の号をもつ粟田口吉光の脇差(亀王丸)、織田信長の伝記『信長公記』にも登場する持ち主に祟るという脇差・痣丸(あざまる)など興味深い逸話を持つ刀も。
次郎太刀は銘・千代鶴國安の大太刀とされています。
(非常設。宝物館受付で購入できる図録『熱田神宮の宝刀』改訂版に掲載されています)
流派も備前、山城、美濃や地元刀工のもの等、様々なものをみることができます。
熱田神宮宝物館の刀剣鑑賞
- ※宝物館の刀剣関係の説明は、専門用語が多様されています。
- (例:「小板目よくつみ・・」「小沸よくつき匂口深く・・」「茎・生ぶ、先栗尻・・」)
- 刀剣鑑賞に慣れた方むけのものが多いので、初心者にはちょっと難しいめ。
- 事前にある程度、刀剣用語などを調べておくのがオススメです。 (※3)
◆信長塀-桶狭間の戦いと熱田神宮
1560年(永禄元年)、織田信長が今川義元を破った桶狭間の戦い。
この戦いの前、信長はここ熱田神宮で戦勝祈願を行いました。
そして戦いに勝利したのち、そのお礼として境内に塀を寄進しました。
「日本三大土塀」の一つとされるこの「信長塀」は今も神宮内に残っています。
この桶狭間の戦いで、信長が勝利の記念に手に入れたのが、
義元秘蔵の刀・・義元左文字こと宗三左文字。
『信長公記』にも描かれています。
◆源頼朝生誕の地-「兄者」もここにいた?!
鎌倉幕府を開いた源頼朝・・髭切の元主・頼朝はここ熱田の生まれという説があります。
熱田神宮の西。国道19号線をはさんで向かい側にある誓願寺。
頼朝生誕の地とされています。
頼朝の母は、熱田神宮大宮司・藤原季範の娘・由良御前。
『平家物語 剣巻』によると、
平治の乱で敗走した頼朝は途中、源氏の重宝である髭切が平家の手に渡らないよう、
母方の実家・・祖父の縁を頼り、一時髭切を「熱田の社」に預けた、とされています。
『剣巻』はフィクションの要素が強く、史料とはいえませんが、髭切・膝丸にまつわる妖怪退治が描かれており、『刀剣乱舞』の二人のセリフはそのエピソードを下敷きにしたと思われるものが多くみられます。
「兄者」は昔ここ熱田にいたのかも・・? いろいろ想像すると楽しいですね。
(※頼朝生誕の地といわれる場所はほかに、同じ名古屋市内の龍泉寺周辺があります)
◆「御朱印」-熱田神宮参拝の証明
熱田神宮では御朱印を頂くことができます。
こちらが熱田神宮で頂ける御朱印。
右が本宮のもの。御朱印帳も授与されています。
左が正門近くにある上知我麻神社と別宮・八剣宮の御朱印です。
当時の位置ではありませんが、上知我麻神社は『信長公記』で、桶狭間の戦い直前に信長が味方の砦が落ちるのを確認した場所として登場します。
御朱印はそれぞれの授与所で頂くことができます。
御朱印ってなに?
- ※御朱印とは神社やお寺で頂ける「参拝の証明」「神様・仏様の御縁の証」。
- 幾らか納めると、御朱印帳という帳面に書いてもらえます。
- 詳しい頂き方については、当方ノート
- ★「【刀剣乱舞】 審神者むけ 参拝・御朱印案内」
- をご覧ください。
- そのほかの『刀剣乱舞』ゆかりの寺社で頂ける御朱印もまとめています。
【徳川美術館】
最寄:JR・名鉄・地下鉄名城線「大曽根駅」 メーグル「④徳川園・徳川美術館・蓬左文庫」
※月曜休館(月曜祝日の場合、翌日)
御三家筆頭・尾張徳川家ゆかりの品々や徳川家康の遺品などを収蔵・展示している美術館。
鯰尾藤四郎、後藤藤四郎、物吉貞宗はこちらの所蔵です。
また山姥切国広の本歌(オリジナル)とされる本作長義も収められています。
徳川美術館は、尾張徳川家第19代当主・徳川義親氏によって設立された美術館。
実は、現在の館長さんも尾張徳川家の当主で、22代目!
鯰尾・後藤・物吉や収蔵品は現在、財団法人徳川黎明会のものとなっていますが、
他の美術館・博物館のように寄託や近年の収集品とは違って、
ある意味「尾張徳川家をそのまま引き継いでいる」ともいえます。
- 【刀剣の来歴】☆鯰尾→大坂城の焼身・再刃後、家康のもとに。その後、形見分けとして尾張徳川家へ。☆物吉→家康から、尾張徳川家初代・義直。正式な形見分けではなく、義直の母が「非正規ルート」で入手したとか・・・?☆後藤→家光の長女と尾張二代・光友の婚礼の祝儀として尾張徳川家へ。★本作→三代・綱誠が購入。
- ちなみに一期一振も、幕末に朝廷に献上される以前は尾張徳川家の所蔵でした。
鯰尾・後藤・物吉・本作ともに常設展示ではありません。
展示予定はHPや公式ツイッターなどで確認しましょう!
実装刀剣は常時展示ではありませんが、武具刀剣が展示される第一展示室では、期間ごとに展示替えを行いながら、所蔵の刀剣の何振りかを常に見ることができます。
「江とバケモノはみたことがない」といわれる「天下三作」の名工・郷義弘の「五月雨江」、
信長・明智光秀ゆかりの「津田遠江長光」、石田光成の「鳥養国俊」、大谷吉継の「庖丁藤四郎」(刀剣乱舞実装刀とは別?)、三条宗近作「海老名小鍛冶」など・・。
鯰尾たちの他にも名刀を多く所蔵しているのも徳川美術館の特徴。
もしかしたら「あの時見た刀が実装化?!」なんてことがあるかも・・・?
刀剣の鑑定書・「折り紙」も展示されていることがあるので、そちらも忘れずにチェック!
ボランティアガイドさんの解説を聞こう!
- 徳川美術館では、決まった時間にボランティアガイドさんによる解説が行われます。時間にロビー集合で、参加無料です。
- (平日:11時、13時半、15時 休日:10時半、11時半、13時半、14時半)
- 休日はロビーで約15分、美術館の簡単な説明。
- 平日は、尾張徳川家・徳川美術館の説明にはじまり、一時間かけて名品コレクションの展示室を解説しながらまわっていきます。
- 武具・刀剣の第一展示室では日本刀の詳しい説明が聞けますよ。
- 平日来館の際は、時間をみて参加してみましょう!
天気が良い日はお隣にある徳川園の散策もオススメです。
池泉回遊式庭園の徳川園。結婚式も行われています。
【名古屋城】
アクセス:メーグル「③名古屋城」 地下鉄名城線「市役所駅」
メーグルなら正門すぐ前で停車するので便利。
「市役所駅」からは二の丸・東門が最寄です。
尾張徳川家の居城である名古屋城。
江戸時代の名古屋城は、家康の命で、各大名が工事に関わって作られました。
名古屋のシンボル・天守閣の金のシャチホコでも有名ですね。
一期一振や鯰尾、物吉たちも江戸時代はここにありました。
天守閣内はお城や名古屋市の歴史などの展示、天守閣のすぐ近くでは本丸御殿の復元工事が行われています。
天守閣内の特別展では刀剣の関連の展示が行われることも。
◆名古屋おもてなし武将隊
名古屋城を拠点に、名古屋の観光をPRしているグループ。
現世に蘇ったという設定の戦国武将と足軽たちで構成されています。
メンバーは、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、加藤清正、前田利家、前田慶次。
それと足軽4人の「陣笠隊」。
人気の武将・・もとい刀剣の主・ゆかりの人物が勢揃いです。
(信長→宗三左文字、へし切長谷部、薬研藤四郎、不動行光、秀吉→一期一振など、徳川家康→物吉貞宗など、加藤清正→同田貫正国ゆかり、前田家→利家の二男が前田藤四郎の持ち主)
武将隊は、土日休日に城内二の丸広場で「演武」というパフォーマンスを行っています。
おどる戦国武将。この日は三人が出陣。
左から清正、利家、慶次。
踊りや、史実をもとにした寸劇、殺陣などを行います。
お客さんと語らう清正さま。お客さんとの交流も楽しみの一つ!
この時は自分がかつて治め、発展させた地・熊本から来たお客さんが来られていました。
※残念ながらこちらの2代目・清正さまは28年3月27日に3代目・信長さまと共に「帰天」(卒業)されました・・。
パフォーマンスのあとは、いっしょに写真をとれる時間もあり、短時間ながら武将の方々とお話しすることもできますよ。
(清正さまに「同田貫ゆかりの方ですよね~」と聞いて「よくしっておるの!」と言われた審神者談。←あまりムチャブリはしないように!!)
演武のスケジュールは公式HPで確認を。
おまけ・プチ遠征~「名古屋の記憶」:地下鉄で戦国武将の聖地をめぐってみよう!
名古屋市内にはこのほかにも戦国武将にまつわる場所がいくつもあります。
織田信長、豊臣秀吉、加藤清正・・愛知で生まれ、のちに刀剣男士ゆかりの人物となる戦国武将の足跡をたどってみるのも面白いかもしれません。
こちらでは、市営地下鉄で行けるゆかりの場所をいくつかまとめてみました。
【万松寺】
アクセス:地下鉄名城線・鶴舞線「上前津駅」
織田家の菩提所。
信長の父・信秀の墓碑(現在は工事中のため非公開)があり、信長の命を救ったとされる身代わり不動尊が祀られています。
決まった時間に信長人形が動くからくり時計。「敦盛」を舞うシーン。
(しかも、ちゃんと歌います!)・・桶狭間出陣前のシーンでしょうか?
父親の葬儀で位牌に抹香を投げつけたという有名なエピソードはこのお寺で起きました。
(当時の場所からは移転。元あった場所は現在桜天神社が建っています)
からくり時計でもそのシーンを再現しています。
万松寺でも御朱印が頂けます。
織田家菩提所、尾張徳川家ゆかり、加藤清正命名の不動尊・・とさまざまなゆかりの地であることが判る朱印が。
身代わり不動尊の名は、信長が銃で狙撃された際、その命を救ったとされることから、加藤清正が名付けたといわれます。
万松寺の周囲は名古屋の有名観光地のひとつ・大須商店街。
電器店やファッション系、飲食店にアジアン雑貨、有名な「コメ兵」に、「まんだらけ」やメイドカフェといったサブカル系など・・様々なお店が軒を連ねています。
万松寺から西へ。商店街を通り抜けていくと、大須観音があります。
こちらでも御朱印が頂けます。
≪中村公園≫
アクセス:地下鉄東山線「中村公園駅」
中村公園とその周辺には豊臣秀吉・加藤清正の生誕地があります。
【豊国神社】

一期一振の元主・豊臣秀吉。
その生誕の地とされる場所に建つのが、豊国神社です。
隣には生誕の地を示す碑があります。
豊国神社の御朱印。
右が普段頂けるもの。
左は「秀吉公生誕四八〇年」の限定御朱印です。
このほか、季節ごとに授与される特別な御朱印もあります。
(※骨喰藤四郎所蔵の「豊国神社」は京都の神社なので注意)
【妙行寺】

中村公園に隣接する妙行寺。
こちらは加藤清正生誕の地です。
清正は後に刀工・同田貫一派を召し抱えることになる戦国武将。
同田貫正国の「正」は清正の一字を授けられたものとも。
清正は名古屋城築城の際、普請小屋や余材を貰いうけ、生誕の地にこのお寺をうつしました。
お寺には熊本にある本妙寺(加藤清正の廟所。同田貫の刀も所蔵している)から贈られた清正像が所蔵されています。
このほか、中村公園周辺には、秀吉産湯の井戸・お手植えのヒイラギがある常泉寺、小出秀政(秀吉の伯父)邸宅跡、木下長嘯子邸宅跡などがあります。
生誕地や邸宅跡がまとまっている立地は、一つの集落があったことを思わせます。
そのほか名古屋市周辺のゆかりの地
宗三左文字ゆかりの桶狭間、信長の居館がある岐阜などをまとめてみました。
名古屋とあわせて、周辺をまわられる際の御参考になれば・・。
おわりに
織田信長が育ち、豊臣秀吉が生まれ、徳川家康・尾張徳川家が発展させた名古屋。
ほかにもさまざまな歴史の舞台となりました。
その歴史には、鯰尾、物吉、後藤や太郎・次郎など刀剣たちもまた関わっていました。
ゲームの中では描かれていない歴史を知る、実感する、想像してみる旅もまた楽しいと思いますよ。
このノートがそんな刀剣たち・武将たちをめぐる旅に、わずかでもお役にたてれば幸いです。
(※1)太郎太刀とされる大太刀は、石川県・白山比咩神社にも所蔵されています。
(※3)参考文献:『熱田神宮の宝刀~鑑賞のしおり』 熱田神宮
熱田神宮宝物館で販売されている図録。
所蔵の刀剣類のほか、用語解説、日本刀の手入れ方法なども掲載しています。
※28年4月増補改訂版から、次郎太刀(千代鶴国安)が追加されました!
大太刀(末之青江・真柄太郎・太郎太刀)はなんと帯での掲載です。
次郎太刀はなかなか展示されないので、刀身が見たい方・次郎推しの方は是非!
「こう回ったほうがわかりやすいよ」「ここにもゆかりの地があるよ!」などありましたら、ぜひご教授ください。
また不十分な点・誤りがありましたら、その都度修正してまいりますので、御指摘頂けると幸いです。
28.4.5 開設
28.5.4 『遠征』追加
【最終加筆修正日時】 29.5.23
熱田神宮アクセスについて修正。