We’re Hiring!
DeployGate Inc. Co-founder & CEO の藤崎 (@tnj) です。
今回は DeployGate でのお仕事に興味がある方向けに、一度お会いしませんか!というお誘いのエントリです。主にエンジニアな属性のある方向けです。背景から書くのでちょっと長めです🙇
要約: DeployGateやることいっぱいになってきたので新しいメンバーを募集します!概要はWork at DeployGateをご覧の上まずはTGIFに遊びに来てください!
DeployGate Inc.は創業3年目を迎えました
上の写真は私たちの東京オフィスです。時々「もっと大きいと思ってた」という話を頂くのですが、DeployGateはその実フルタイムで働くのは4人の小さな会社です。これまでとにかく効率を追求し、足りない部分はスポットで強力な助っ人に助けてもらいながら様々なサービスを提供してきました。
3年目にもなるとやることが明らかに増え、またこの先のロードマップも明確になってきたので、合わせて採用を開始することとなりました。やりたいことがたくさんあります!
DeployGateについて
DeployGateの生い立ちについては、過去インタビュー記事などでも取り上げていただいているので詳細はそちらに譲りたいと思います。
ざっくりまとめると、
- 株式会社ミクシィで、Androidクライアントアプリ開発を立ち上げた @tnj が
- チームでのネイティブアプリ開発を立ち上げる中で抱えた課題を社内ツールを作りつつ改善し
- その知見を基に新規事業として @kyoro353 と立ち上げたアプリ開発者向けサービス
が、DeployGateです。
2012年9月にローンチして、ミクシィ社内の新規事業として2年ほど過ごした後、DeployGate Inc.(株式会社デプロイゲート)を設立し、2015年2月末をもって事業譲渡を受け独立した企業となりました。このため提供サービスとしては5年目ですが、会社としては3年目というちょっと変わった存在です。
その直後から展開したゲームタイトルローンチ前の実ユーザーベータテストを行うパートナー事業や、エンタープライズ向けサービスの拡充などで事業の足場を築き、途中米国法人を立ち上げたりしつつ、同時に開発者やチームにとって使いやすいサービスを作り続けてきました。
サービスとしては既に5年目と長く続けてきたこともあり、特に日本のiOS/Androidアプリ開発者周りでの知名度は高いといっていい状況になってきたと感じています。
会社の今とこれから
ブログや掲載記事でも以前からちらほら登場しているのですが、私たちの会社としてのミッションは、
期待を裏切らないアプリを作り続けるために「みんなで作る」を当たり前にする
です。
アプリを作る人と使う人が自然に対話でき、フィードバックが当たり前に行われる環境を整え、世界によりよいプロダクトが次々生まれるようにしていく。エンジニアとQA、プロダクトオーナーとベータテスター、デザイナーとクライアント、その実際の距離に関わらず得られた反応を一つ一つ形にしていく作業は、アプリに限らずどのようなプロダクト開発においても当てはまる話ですが、今はアプリ開発チームにフォーカスしたサービス作りをしています。
自身が持っていた課題感がサービスの出発点となっているため、私たち自身もユーザーとなる形でフィードバック中心のサービス開発をしています。もちろん売上がないと作り続ける体力がなくなってしまうのでそれはそれで成長させていますが、会社としての優先順位は常にユーザーにあります。作っている自分たちも知らないところで、DeployGateはいろんな人の役に立ちながら少しずつ世界を変え続け、現在毎月アクティブで数千社のアプリ開発現場を安定して支えています。
サービスが成長する中、DeployGateには追加したい新しいサービスや、もっと便利に改善したい点が増え続けています。
最近はベトナムを始めとした海外からの利用増加に対応するため、世界中から快適に利用できるインフラを作っているほか、現在中心にしている配布だけでなく誰でも質の高いフィードバックを円滑に行える仕組みも準備しています。単純に必要十分なツールではなく、期待を超えるものを継続的に作りつつ、自然と世界の開発者に頼ってもらえる存在であり続けたいと考えています。
採用について
これからいろんな方を採用してきたいと考えていますが、一斉に大きくするぞ、というわけではなく、今回は、
- DeployGateの開発を行うソフトウェアエンジニア
- ユーザーの技術支援やサポートを行うテクニカルカスタマーアシスタント
を募集します。
ソフトウェアエンジニア に関してはわかりやすく、DeployGateの開発にフルコミットできる人を求めています。
DeployGateの開発では、Ruby on RailsやJavascriptをはじめ、iOSやAndroidのSDKやクライアントアプリ、FastlaneやGradle plugin, VagrantからDockerまで触れるものはたくさんありますが、これらの開発経験がある or 調べたり聞いたりしながら開発できる人を求めています。
わざわざ自らフルスタックエンジニアとは名乗りづらいし、全部をいますぐできる必要はないのですが、なんとなくそんな感じの方であれば挑戦できることがたくさんあるかと思います。現在のDeployGateは幸いまだ時間を掛ければ一人で全体を把握できる規模です。今後全体を見ながら開発チームの拡大の中心を担う役割になるかと思います。
テクニカルカスタマーアシスタント は技術的なサポートを中心に、よりユーザー寄りで対話することがメインのお仕事です。
DeployGateには日々お客様からのお問い合わせがあるのですが、多くの場合はアプリの開発そのものが初めてであったり、特にエンタープライズの場合は開発者でない方であることが多いです。そういったお客様の導入を支援したり、DeployGateにある機能を使って業務フロー改善のお手伝いをしたり、そもそも活用方法を事例化・サービス化したりしながら、もっと幸せなユーザーを増やしていく仕事です。
ついでにユーザーに求められた簡単なAPIをサクッと用意して提供するみたいなことができちゃったりすると最高です。頼れる人として、オンラインオフライン両面でユーザーを支援しつつ、チームを立ち上げていく役割になると思います。今後海外も見ていくことになるので、なかなかチャレンジングな役割になるかと思います。
どちらも、何らかの形でエンジニアとして対価をもらったことがあるという経験が必須です。また、課題解決を楽しくやっていけること、自律的に動けること、ユーザーと向き合えることも必要です。逆に、がっつりやってた人という人であれば経歴は問いません。英語は必須ではないですが、やっていくぞという意志は必要です。
ちょっと変わった条件としては、「仕事・ソフトウェア開発以外でも何かを作って提供することを楽しめる人」というのが必須です。音楽だったり、料理だったり、同人誌だったり。仕事にしてもプライベートにしても、互いに尊敬できる人しかいない環境で働くのは楽しいですよ!
環境について
DeployGate Inc. は、現在渋谷とシリコンバレー(Millbrae, CA)にオフィスがあります。
業務時間は10時から19時で出社を基本としてますが、必要に応じてリモート勤務もOKです。そもそもアメリカはほぼフルリモートみたいな感じです。毎日リモート含め全員で5〜10分ぐらいの朝会をやりながら同期を取っています。言語は普段日本語ですが週1回だけ練習もかねて朝会を英語でやっていて、ミシガン育ちの COO @kazootu からワンポイント突っ込みが入ったりします。ミーティングは大体週1で振り返りに時間を取りますがそれ以外は必要に応じてという感じで、基本はやりません。
仕事道具に関しては、基本的に個々人が必要なものを会社の備品として買って使っています。PCは現状基本MacBook Proに外付けの27インチ4Kモニタをつなげて使うのがベースになってますが、 @tnj は最近のAndroid開発でCPUとメモリに限界を感じiMacを調達したりしました。エディタは元々vim派が多い印象ですが、開発環境は全員IntelliJ IDEAに乗り換えました。
コミュニケーションは、Slackにすべてを集めるようにしていてbotで効率化を図っています。DeployGate自体のデプロイもSlackのボットでChatOpsしています。タスク管理はTrelloです。開発はGitHubを中心にPull Requestドリブンで進み、git pushごとにCIが回ります。色々要素はありますが、割と標準的な構成かつ作業が見える化されているため、インターンの人でも簡単な修正レベルものであれば1日で開発環境構築から本番リリースまで一通りできるようになっています。
サービスはAWS上に展開されていて、ベンダーロックイン上等な感じで様々な機能をつまみつまみ活用してます。パフォーマンスモニタリングはNew RelicやCloudWatchなどで監視されていて何かあるとPagerDutyで叩き起こされます、が、最近はそれなりに安定しているので滅多にないです。その他有料無料含め日々様々なサービスを導入したり廃止したりしています。人数が多くないこともありサービスの乗り換えは割とサクッとやる方です。
仕事のオン・オフについては、最近オフィスに来た人にすごくハッキリしててびっくりしたと言われたのでハッキリしてる方なんだと思います。基本的にこの2年の実績として休日出勤はなく、あったとしても深夜メンテでリモート監視ぐらいです。スタートアップなのにずいぶん余裕だな?と思われるかもしれませんが、スタートアップだからこそ環境を整えるチャンスだという方針でいます。なので、オンの時に集中して効率を高められるようにするための環境整備は積極的に行ないつつ、その上で時間が足りなくてできないことは、たとえその時なんとかなっても安定供給できないので計画を見直していく方針です。
オフはオフでそれぞれ違うことをやっていて、成果を持ち寄ったりそこで得た知見を仕事に取り入れたりよい循環に繋がるので、オフを蔑ろにするのもよくないよねという雰囲気があります。どうしてもって締め切りがある時はガッツリ仕事しかしない!という時期もありますが、年に何度もあることではないです。
年に2回、普段の職場をちょっと離れて合宿をしています。サービスとして今後1年どこにフォーカスを置き、どういう計画で進めていくかという話はもとより、会社の方向性やそもそもの目標設定の方法論まで全員の認識を揃えつつ、美味しいご飯を食べたり温泉に入ったりします。
とりあえずTGIFへ遊びに来てください!
最後に実際の選考プロセスの話ですが、まずはオフィスに遊びに来ていただきたいなと思っています。
現在のDeployGateは、まだいきなり履歴書をベースに採用を検討をする規模の会社ではなく、基本は元同僚や紹介ベースの採用に絞っているフェーズです。組織が小さいため、いざ入って後に馬が合わないことが分かった、となってしまったが最後、配置換えもできず完全なる不幸案件となってしまいます。
とはいえ、きっかけもなくオフィスに行く、というのも難しいですよね?DeployGateにはちょうどいい場があります。
DeployGateでは、毎週金曜日にDeployGateチーム+外の人を呼びながら、オフィスでゆるい飲み会開いています。特にテーマはなく、来る人も人数もランダムですが、基本的にはあまり多すぎない人数でワイワイ話をしています。
DeployGate TGIFは、元々ミクシィの頃に振り返りのKPTの中で「もっと仕事以外の話をする時間がほしい」というProblemから生まれたものです。とはいえ単純に中の人だけで意見交換会をしても飽きてしまうということで、以前サンフランシスコにあるPagerDutyのオフィスに訪問した際に参加させてもらったHappy Hourが社内の人がソファーの周りでお酒を片手に集まって雑談しつつ、そこに友達を連れてきてもいいよという温度感で良かったのを思いだし、それを真似する形で始めました。もう3年ほど続けていて、割と色んなクラスタの方が来ていて楽しい会になっています。
DeployGate TGIFは採用イベントではなくDeployGateが提供する交流の場なので、採用とは関係なく気軽に遊びに来てください。その上で、私たちのチームで働いてみることに興味があったらこっそり教えてください。
TGIFの参加はこちらから!(無料です)