皆さんはクリップと言うとどのようなものを思い浮かべますか?
小さいものから大きなものまで豊富な種類のクリップが店頭に並んでいますよね。オフィスで使用するものであれば、ネットで大量に注文することもよくあると思います。店頭でもネットでも、本当に沢山の種類・サイズのものが揃っていますよね。
でもよく思い出してみると…
その中で、よく実際に使うものって限られているのではないでしょうか?
それでは勿体ない!
ということで今回は、クリップの種類や用途についてお話したいと思います。
これまで使ったことがないクリップの存在を知ってもらったり、これまでよく使っていたクリップの別の可能性に気づいてもらったり…そのように役立てていただければ、とても幸せに思います。
文具クリップの種類って、どのくらいあるの?名前は?
全部で10種類あります。
一つずつ、メリット・デメリット(向き不向き)をご紹介していきましょう。
- ゼムクリップ
- ダブルクリップ
- 目玉クリップ
- スーパークリップ
- パワークリップ
- 山型クリップ
- 紙クリップ
- ガチャック
- スライドクリップ
- グイクリップ
ゼムクリップは皆さんが最もよく使うクリップではないでしょうか。メリットとしては、手軽に使えること・小さいのでペンケースにも入ること・デザイン性が高いことなどが挙げられます。反対にデメリットとしては、変形しやすいこと・枚数が多くなると挟めないこと・書類がずれやすいことが挙げられます。ただし大き目のサイズのものも100均などで販売していますので、しっかりと留めたい場合は大き目のものを使用すると良いと思います。
二番目によく使われるクリップです。メリットとしては、枚数が多くなっても挟めること・挟む力が強力であることなどが挙げられます。持ち手部分が動くので、しっかりと挟める上にかさばらないのも使い勝手が良い理由ですね。デメリットとしては書類に跡が残る場合があることが挙げられます。ただ、大きさにもバリエーションがありますので、適切な大きさのもので適切な量の書類を挟めばそのデメリットも軽減されます。小さいものに無理やり沢山の書類を挟むと、跡が残りやすくなってしまいます。
③目玉クリップ
こちらもしっかりと挟めるクリップです。メリットとしては、かなりの枚数をしっかりと挟むことができること・マグネット付きの場合は書類を挟んだまま壁などに貼り付けておくことができることなどが挙げられます。反対にデメリットとしては、ダブルクリップのように持ち手の部分を動かすことができないのでかなりかさばります。持ち運ぶというよりは、オフィスなどの中で使うのに適していると思います。
ゼムクリップよりも挟む力が強いのがこちら。メリットとしては、しっかりと留めることが出来る上に書類に跡が残りづらいことが挙げられます。デメリットとしては、枚数が多すぎると変形してしまうことがある点が挙げられます。要は他のクリップもそうですが、適切な量を知ってそれ以上は無理やり挟まないようにしさえすれば問題ないということですね。
⑤パワークリップ
こちらは名前からして沢山はさめそうなパワークリップです。メリットとしては、小さい割に大量の書類をしっかりと挟むことができること(Mサイズで40枚程度)・取り外して再利用することもできるので経済的であることなどが挙げられます。デメリットは、付ける時にも外す時にも専用の本体が必要である点です。
⑥山型クリップ
目玉クリップと似ていますが、こちらはその名の通り山型のクリップです。メリットとしては、持ち手の部分が山型になっていてつまみやすいことと、挟む力が強いことが挙げられます。デメリットとしては、挟む部分が浅いので使いづらいと感じる場合があるかもしれません。
こちらは最近話題になっている紙クリップです。メリットとしてはデザイン性が高いこと・文字を書くことができることなどが挙げられます。デメリットは、もちろん紙なので耐性が弱いことが挙げられます。可愛いデザインなので気分は上がりますが、使い勝手としてはどうかなと個人的には思います。
パワークリップと似ていますが、こちらの方が入手しやすいので世に出回っていると思います。メリットはパワークリップと同じですが、ホッチキスよりもしっかり沢山挟める(Mサイズ40枚程度)上にサイズもコンパクトであること・書類に穴が開かないこと・何度でも再利用することができることなどが挙げられます。デメリットは専用の本体が必要な点です。
⑨スライドクリップ
スライドクリップはその名の通り紙の端からスライドさせて装着するクリップです。メリットとしては、かさばらない上にしっかり留まることが挙げられます。デメリットとしては金額がやや高い場合が多いので、クリップごと渡さなければならないようなシーンでは少し使うのに気が引けてしまう(もったいない)かもしれません。
こちらもその名の通りグイっと挟むグイクリップです。メリットとしてはワンタッチで手軽に使用できること・少なめの書類でも挟みやすいことなどが挙げられます。デメリットは、コツが要ること・書類に跡が残ることがあることなどでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
書類の量や使うシーンで適切なクリップがあるものですね。
こんなに沢山の種類があるクリップ。サイズで使い分けをするのも良いですが、これを機に新しいクリップにも挑戦してみてはいかがでしょうか。