寒い冬、冷えた身体を芯から温めるのは温かい飲み物が1番です。コーヒー、紅茶、スープなど、お湯を注ぐだけで簡単に出来るメニューはたくさんあります。そんなリラックスしたひとときに欠かせないお湯沸かしグッズ、少しこだわってみませんか? ここでは、昔から愛されている伝統工芸品や高品質な最新家電までを一挙にご紹介します。
便利なお湯沸かしグッズが溢れる世の中、やかんを火にかけてお湯を沸かしたいと思う人も多く、根強い人気があります。丸洗いしやすく、キッチンに置いておくだけでインテリアになるものが注目を集めています
画像:柳宗理D&DEPARTMENT引用
日本を代表するデザイナー、柳宗理のキッチングッズの中でも人気のロングセラーアイテムです。緩やかな曲線で、見た目に熱さを感じないようなデザインにされています。
ハンドル後方のヘコみ部分に小指をかけて持つと、注ぎ口が下を向いてお湯が出やすくなるよう工夫されています。
画像:MariステンレスケトルOPA/scope引用
シンプルなデザインが魅力のOPA のステンレスケトルは映画「かもめ食堂」でも登場するオシャレなやかんです。1.5リットルの普通サイズと、0.5リットルのミニサイズがあります。小さくて可愛いと人気で、ティータイムに欠かせないアイテムになりそうです
画像:OXOアップリフトケトル ステンレス/正規販売店引用
半円球のデサインはクールな印象で、モダンでオシャレなキッチンにピッタリです。持ちやすいようデザインされたハンドルを傾けると自然にお湯が注がれます。蓋がしっかりと閉まるので上から抑える必要もなく、笛吹き口になっていて便利です。
画像:スリムポット(月兎印)free design引用
日本を代表する琺瑯のキッチングッズ、野田琺瑯の人気ケトルです。月とウサギをモチーフにしたシールが可愛くスリムなデザインでありながら、保温性に優れています。
温かみのあるホーローの質感はどこか懐かしく、カラーバリエーションも豊富です。細い注ぎ口はコーヒードリップに最適で、じっくりお湯を落とすことができます。
画像:ケトルコーン/ルクレーゼ引用
料理好きの人なら誰もが知っているフランスの調理器具ブランド、ル・クレーゼのやかん。カラフルなグラデーションカラーが人気で、キッチンにさり気なく置いておくだけでも華やかな雰囲気になります。広めの底は熱伝導が良く、たくさんの水もしっかり沸騰させることができます。
画像:レトロホーローケトル/ファイヤーサイド引用
爽やかなパステルカラーが優しい雰囲気をかもし出す、昔懐かしいホーローケトルです。持ち手の部分までこだわってホーローで作られているため、ホーロー好きにはたまりません。注ぎ口が細くなっているため、ドリップコーヒーをよく飲む人に使いやすい一品です。
画像:18型肩付亀甲/IWACHU online shop 引用
海外でも「イワチュー」と名高い、日本を代表する岩鋳の鉄瓶です。伝統的なフォルムには気品すら感じ、まろやかな味のお湯になります。使うほどに親しみがわく鉄瓶、鉄分が不足しやすい女性には特に重宝する品です。
画像:銅之薬缶/scope引用
銅でできたやかんは熱伝導が良く、すぐにお湯が湧くという特徴があります。使うほどに飴色に変化するのも銅の魅力の1つで、アンティークな雰囲気の1点物に仕上げることができます。ただし、取り扱いを間違えると青錆が発生したり、黒く変色したりすることもあるので注意しましょう。
画像:IHケトル/ミヤオカンパニー引用
土鍋タイプのやかんで、元々は漢方を煮出すために使われていました。遠赤外線効果があるため、お湯を沸かしてもマイルドな味わいになります。土鍋は金属イオンが発生しないため、紅茶やハーブティの風味や薬効を損なわず飲むことができます。
画像:AKAO純しゅう酸湯沸かし/Amazon引用
アルミヤカンは軽くて扱いやすく、お湯が早く湧くという特徴があります。傷が付きやすいですが、非常に安価で買い替えやすいです。大容量サイズもあり、レトロな雰囲気に根強いファンがいます。
電気ポットは火を使わずに必要な分だけお湯を沸かし、そのままの温度をキープしてくれます。思いついた時すぐに温かい飲み物を淹れることができ、家族みんなで楽しむことができます。
画像:蒸気レスVE電気まほうびんPIM-A/タイガー魔法瓶引用
この商品は内部がVEまほうびん構造で、電気でお湯を沸かしてからプラグを抜いて2時間経っても約90度の温かさをキープすることができます。蒸気レスで結露の心配がなく、置き場所を自由に選ぶことができます。何より、従来の電気ポットに無かったスタイリッシュなデザインで、モダンなキッチンにぴったりです。
画像:魔法瓶ポットWMJ-22 /ピーコック工業引用
シンプルなデザインの電気ポットです。注ぎ口が最前部分に設置されているのでお湯の出口が見えやすく、大きな給湯ボタンが使い勝手抜群のひと品です。水量計も大きくて見やすいので、高齢者でも安心です。値段も手頃で、初めてのひとり暮らしに最適な電気ポットになります。
画像:マイコン沸騰ジャーポットNC-SU4/パナソニック引用
容器の内側に高性能の真空断熱材が使われており、内容器周りの放熱をシャットアウトします。保温中の省エネ効果は素晴らしく、各家庭の使用パターンを学習して使わない時は自動でヒーターをシャットダウンしてくれます。
また、給湯量は4段階から自由に選ぶことができ、ドリップコーヒーに最適なカフェ給湯機能もついています。最新の便利機能が搭載され、使い勝手が良い商品です。
画像:VE電気まほうびんCV-DN30-TA/ZOUJIRUSHI引用
電気とまほうびんで効率よく保温するハイブリット保温、2時間を超えて操作しなかった時は自動で保温ヒーターがオフになるなど省エネに特化した商品です。
湯沸かし温度を選択することで、お湯を沸かす時間と電気代、蒸気を抑えることができます。カルキとばし沸騰の機能がついているため、水道水をそのまま使っても美味しいお湯を沸かすことができます
飲む分だけをそのつど沸かす電気ケトル、スタイリッシュなものから定番ものまで数多く販売されています。電気ポットよりも早く温かいお湯を作ることができ、保温をしないので電気ポットよりも電気代が安く済むので、ここ10年ほどで人気が高まってきています。コンパクトなのに高性能な商品が多く、国内外のメーカーから機能が充実した最新のケトルを選ぶことができます。
画像:アプレシアAg+コントロール/CLUB T-fal引用
テレビCMでも馴染み深いティファールの電気ケトルの最新テザインです。7段階の温度調節が可能で、ドリンクの種類に応じて飲み頃の温度のお湯を沸かすことができます。さらに、沸かしたての温度を60分間キープすることができます。
アプレシアシリーズには珍しく、ブラックのカラーも登場してよりスタイリッシュなデザインになりました。
画像:クラッシックケトル/recolte引用
レトロな雰囲気がオシャレな電気ケトルです。先が細い注ぎ口はドリップコーヒーに最適で、開口部が広く造られているためお手入れも簡単です。お湯が湧いたら自動で電源オフになるので、空焚きの心配もありません。
画像:ガラスケトル/Vitantonio引用
シンプルでオシャレなキッチングッズを販売しているビタントニオからは、ガラス製の電気ケトルが販売されています。シンプルで清潔感あふれるデザインで、お湯が湧いていくところを見ることができます。飲みたい分だけ簡単に注ぐことができ、残ったお湯の捨て忘れも防止することができます。
画像:ステンレスケトル/ドリテック 引用
注ぎ口が細く、まるでティーポットのような電気ケトルです。シンプルなステンレスのボディは飽きがこないデザインで、お湯が湧いたら自動でパワーオフ機能がついています。
画像:電気ケトルケーミックスブティック/デロンギ引用
エスプレッソマシンが有名な調理器具、デロンギから販売されている電気ケトルです。カラーが豊富で、キッチンに置いておくだけでハイセンスな雰囲気を演出することができます。
画像:AP36 電気ケトル/アフタヌーンティ・リビング公式サイト引用
可愛らしいのに、どこか大人っぽい雰囲気がある電気ケトルです。キッチン・リビング雑貨を取り扱うアフタヌーンティーが販売しており、可憐な花柄が印象的です。
水を入れて電源プラグを差し込むとお湯が沸き、沸騰すると自動で電源オフになります。基本的な湯沸かし機能があり、置いておくだけでキッチンを華やかに演出できることから大人女子に人気な商品です。
画像:BISTROウォーターケトル/bodume公式サイト引用
コーヒー用品のメーカー「bodum」の電気ケトルです。鮮やかなライムグリーンがオシャレです。容量は1 Lで、水位メモリの部分にコーヒー何杯分かが分かる目盛りが付けられています。
画像:ラッセルホブスウォーターフィルターケトル/株式会社 大石アンドアソシエイツ 引用
水道水を入れるだけで、内蔵の浄水機能が不純物を取り除きながらお湯を沸騰させてくれます。海外ブランドですが日本使用の浄水カートリッジが使用されているので、馴染みやすいまろやかな味に仕上がります。カートリッジの交換時期は液晶メモで表示してくれるので安心です。
画像:BALMUDA The Pot/BALMUDA公式サイト引用
シンプルなデザインが美しいバルミューダの電気ケトル。0.6リットルのコンパクトサイズで、1~2人暮らしの毎日使いにちょうど良い大きさです。
カップヌードル2個分、コーヒー3杯分のお湯を沸かすことができ、取っ手にはほのかなランプが灯ります。お湯を沸かす時間を、いつもよりちょっと豊かな気持ちにしてくれる電気ケトルです
お湯を沸かすのは自宅の中だけではありません。外出時やアウトドアの時にも温かく美味しい飲み物があれば、楽しい時間がさらに豊かにすることができます。キャンプ時や車内で便利なお湯沸かしグッズを集めてみました。
画像:アルポット/株式会社大木製作所 引用
アルポットは、アルコール燃料に着火してセットするだけで簡単にお湯を沸かすことができます。電源がないアウトドア時に重宝するだけではなく、災害時にも役立つアイテムなので1家に1台購入しておいてもいいかもしれません。
画像:キャンピングケトルクッカー/キャプテンスタッグ公式サイト引用
アウトドアに役立つ湯沸かしグッズは、ケトルにも鍋にもなるケトルクッカーです。ステンレスでできた円筒型の鍋で、ハンドルの向きを替えるとケトルと鍋の2役をこなします。
内部は注ぎ口の部分に細かい穴が開いており、お湯を細く注ぐことができます。袋物のインスタントラーメンがすっぽり収まるサイズなので、キャンプや登山でも役立つアイテムです。
画像:アルパインケトル0.9l/モンベル公式オンラインショップ引用
アウトドアブランドとして有名なモンベルからは、非常に軽量なアルミニウム製ケトルが販売されています。熱伝導が良く、素早くお湯を沸かすことができます。オプションのコーヒープレスも販売されているので、アウトドアでも本格的なコーヒーを楽しむことができます。
画像:ボトル電気ケトルZ60 /SEIWA公式サイト引用
車のソケットから電源を取り、お湯を沸かせる便利な電気ケトルです。カップホルダーに収まるよう設計されており、ロック機能もついているので湯沸かし中も安心です。480mlのコンパクトサイズですが、コーヒーなら2.5杯は一度で沸かすことができます。お出かけ中の赤ちゃんのミルク用など、幅広い用途でママにも人気です。
画像:キャンプケトル/ユニフレーム公式サイト引用
キャンプで焚き火をする時は、縦長シルエットのケトルが便利です。そのまま火に掛けても大丈夫なオールステンレス製で、使い込むうちに焚き火の煤で黒っぽくなる変化を楽しむことができます。
側面にハンドルが付いて、注ぎやすさ抜群です。さらに注ぎ口には焚き火の煤が入らないように蓋が付けられていたり、蓋の落下防止ストッパーがあったりして機能も十分です
重い水を宅配で届けてくれ、いつでもおいしい冷水とお湯が使えるウォーターサーバー、家族みんなで年中楽しむことができます。お湯の温度は各メーカーによって設定されていますが、90~80度前後の飲みやすい温度になっています。
天然水のウォーターサーバーならお湯そのものの味もまろやかで、飲み物はもちろん料理に使うこともできます。オシャレなインテリアのウォーターサーバーもたくさんあるので、部屋の雰囲気に合わせて選んでみてもいいでしょう。
画像:cado × PREMIUM WATER ウォーターサーバー/プレミアムウォーター公式サイト引用
毎日の生活に欠かせない水だから使いやすいものを、というコンセプトで開発されたウォーターサーバー。スタイリッシュな外観と機能面を兼ね備えています。水やお湯は屈まずに出すことができる高さに、タンクは下部なので安全にセットできます。
温水タンクのお湯を冷水タンクに循環させることで熱殺菌し、常に清潔な状態をキープします。光センサーで消灯を感知すると自動でタンクの電源がオフになるエコモードはお財布に優しい機能です
画像:FRECIOUS Slat(フレシャス・スラット)/フレシャス公式サイト引用
上質な富士の天然水を、いつでもフレッシュな状態で飲むことができます。サーバーの表面はマット仕上げ、給水部分は鏡面仕上げになっています。どんなお部屋にもマッチするデザインのウォーターサーバーです。
通常の冷水、温水に加えて常温水、高温水、赤ちゃんのミルクに最適な70度温水も可能です。用途に合わせた温度を選ぶことができるので、ライフステージに合わせて長く使うことができます。
画像:アクアアドバンス/アクアクララ公式サイト引用
宅配水のシェアNo1 を誇るアクアクララのウォーターサーバーは、特殊な膜で濾過してミネラル調整がなされたピュアウォーターが使用されています。特に次世代ウォーターサーバーとして人気なアクアアドバンスはICチップ搭載で温度コントロールと省エネに優れています。
画像:FRECIOUS dewo/フレシャス公式サイト引用
グッドデザイン賞を受賞した美しいデザインのウォーターサーバーです。フレッシュ機能搭載で、届けられた富士山の天然水をいつでも新鮮な状態で飲むことができます。
給水部分が広く設定されており、お鍋に水を注いで料理に使うことも簡単です。シャープな印象でも、どこか優しさを感じるデザインの人気モデルです。
画像:amadanaウォーターサーバー/プレミアムウォーター公式サイト引用
家電ブランド「amadana」デザインのウォーターサーバーです。木製の置台の上にサーバーがセットされており、今までにないナチュラルな雰囲気になります。
プレミアムウォーターの本格天然水を、かっこいいデザイン家電で楽しむことができます。
天然水でお馴染み、サントリーのウォーターサーバーです。シンプルな白と黒のデザインは、どんなお部屋にもピッタリ合います。新聞紙片面半分ほどのスペースがあれば設置できるスリムタイプで、4段階から給水温度を選ぶことができます。大手企業だからこそアフターサポート体制も万全の安心感があります。
画像:スタイルセレクトウォーターサーバー/コスモウォーター公式サイト引用
置き場所を自由に選べる卓上サイズのウォーターサーバーです。どんなお部屋にもフィットするように4色のカラー展開がなされています。
温水と冷水の注ぎ口を1つにまとめることでコンパクトボディを可能にし、設置スペースが無くてウォーターサーバーを諦めていた人でも始められるようになりました。ひとり暮らしでもおいしいお水が飲みたい人におすすめです。
画像:プラスプレミアム/コスモウォーター公式サイト引用
プラスプレミアムは極小のROフィルターで濾過した水にミネラル成分を配合した水を使用しています。東日本エリアは富士の採水場から、西日本エリアは京都の福知山市にある採水場から、それぞれ天然水を運んでいます。
電気代が安くサーバーレンタル代も無料なので、オフィスに嬉しいサーバーです。
画像:クリクラ省エネサーバー/クリクラ公式サイト引用
クリクラのウォーターサーバーは床置のL型と卓上のS型、2種類が用意されています。サーバーレンタル代が無料で、水代しか費用が発生しないのも導入しやすいポイントです。
口当たりまろやかな軟水で、コーヒーなど飲み物の味が引き立ちます。省エネサーバーなら従来品よりも電気代が58%カットとなり、オフィスでも導入しやすくなりました。
画像:高濃度水素水サーバー/アルピナウォーター公式サイト引用
いま話題の水素水がウォーターサーバーで登場しました。水素溶存濃度最大4.1ppmという高濃度で、体のサビや活性酸素を無害化する効果が期待できます。エイジングケアにぴったりで、美容意識の高い女性には嬉しいサーバーです。
画像:折りたためるトラベルケトル/株式会社ミヨシ 公式サイト引用
海外旅行に便利な、折りたたみ式の電気ケトルです。シリコン部分をたたんで収納できるので、スーツケースに入れても場所を取りません。海外にはホテルの室内にポットが備え付いていない所も多く、1つあると重宝します。
国によっては別売りの電源変換アダプタが必要になりますが、日本に近い電圧の国なら手動で電圧を調整することができます。500mlのミニサイズで、4分ほどで沸騰します。冷めると自動で再沸騰する保温機能付きです。
画像:MIITO/MEET MITTO公式サイト引用
ドイツで開発された最新型の湯沸かしグッズです。MIITOは好きなコップに棒状のロッドを立てるだけで、どんな飲み物でも必要な分だけ温めることができます。コップ1杯の水を1分ほどで温めることができ、コップから出すと自動で電源がオフになります。ロッドを軽く拭くだけでお手入れ完了という手軽さです。見た目もクールで、今までにない未来の湯沸かし器です。
予約販売のみで残念ながら販売終了していますが、数年後の未来ではMIITOが湯沸かし器のスタンダートとなっているかもしれません。
温かい飲み物は健康的で、心もホッとさせてくれます。一般的なポットやケトルの温度は90度前後ですが、実は安全に飲める温度はもっと低いことを知っていますか?コーヒーや紅茶を豆や茶葉から淹れたことがある人は抽出温度を90度前後にしている場合が多いですが、実はこれは抽出中に冷めることを見越した温度設定になっています。
では、安全に飲みやすい温度は、一体どれくらいなのでしょうか。
あたたかい飲み物を安全に飲める温度は60~65度と言われています。自宅でインスタントコーヒーを飲む場合、ポットのお湯をそのまま注ぐことが多いです。しかし、80度以上の飲み物は舌が触れるだけでも火傷の危険性があります。
もし熱い飲み物を日常的に飲んでいると、道粘膜を傷つけて食道がんになるリスクが高くなります。
食道粘膜は痛みを感じることがないため火傷をしても気付くことはありません。熱い飲み物を飲み続けると、徐々に食道粘膜を弱らせてしまうのです。そのため、温かい飲み物を飲む時は65度程度まで冷ましてから飲むよう心掛けましょう。
ただし、安全に飲める温度が美味しい温度であるとは限りません。美味しいと感じる温度はコーヒーなら60~70度、味噌汁なら60度くらいとされています。冷めすぎると飲み物の香りが立たずに美味しくないと感じてしまうので、60度以下になる前に飲むことが大切です。
温かい飲み物は、なぜそれほどまでにリラックス効果があるのでしょうか。人は体が温まると血液の循環が良くなり、関節が柔らかくなります。緊張状態の筋肉を内側からほぐされ、リラックスすることができるのです。寒い所から温かい部屋に入るだけでもリラックスすることができますが、温かい飲み物なら体の芯から温めることができます。
そのため、温かい飲み物を飲むと心と体の両方をリラックスさせる効果があると言われているのです。
最近はお湯を注ぐだけで簡単に美味しい物が作れるようになりました。ホットドリンクからスープまで、簡単に出来るあったかメニューをご紹介します。
お湯を注ぐだけでどこでも本格コーヒーを楽しむことができるインスタントコーヒーは世界中で愛されているメニューです。種類も豊富なので選ぶ楽しさもありますね。美味しく淹れるポイントは、お湯を注ぐ前に少量のお湯で粉末を練っておくことです。そうすると余分な酸味を抑えることができ、一味違った本格コーヒーを味わうことができます。
紅茶派のあなたには手軽なティーバッグがおすすめです。美味しく淹れるワンポイントは、お湯とティーバッグを淹れたカップを、受け皿で蓋をして蒸らすことです。蒸らし時間は商品によって異なるため、パッケージの表記を確認しましょう。
取り出す時は軽く数回振ることがポイントです。強く振ったり、スプーンで押しつぶしたりすると渋みが出るので注意しましょう。
種類が豊富で色々な味を楽しむことができるカップスープ。お湯を注ぐだけでモーニングやランチの1品に、小腹が空いた時の間食としても、しっかり満足させてくれます。最近はカップラーメンのようかパッケージで、パンやパスタが入っている商品もあります。和洋中の本格メニューが揃っているので、日替わりで楽しんでもいいですね。
お湯を沸かすグッズは便利な電気ケトルからミネラル豊富な鉄瓶、アウトドアに便利なケトルクッカーまで、実にたくさんあります。場面や状況など、自分のライフスタイルに合ったグッズを使いこなして、美味しいお湯を沸かして下さい。温かいお湯は心も身体もリラックスさせてくれます。ここに紹介した商品を参考に、ぜひ新しいお湯沸かしグッズを導入してみて下さい。