ドハマリしている「VALU」。たぶん誰も解説していないので、書いておきましょう!


個人を上場させる「VALU」。

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2017年5月31日に彗星のごとくリリースされた「VALU」。

これ、99%の人はピンと来ないと思うけど、超破壊的なイノベーションです。「ついに来た!」って感じで興奮してます。

とてもわかりにくいのですが、ざっくりいうと「個人の株式を公開できる」サービスです。……って、これでピンと来る人はすごいですね。


どういうことかというと……。

「株式公開による資金調達」って、ごくごく一部の会社にしか許されていないじゃないですか。上場企業というやつです。任天堂とかソニーとか、株買えますよね。

会社というのは「上場」をすることで、一般の投資家から広く資金を集めることができます。

で、そのお金でさらに事業を拡大することができるわけです。

その結果として株価が上がれば、企業も資金が潤沢になり、株を保有している人も価値が上がってハッピー、という仕組み。


で、VALUはそんな「株式公開」を民主化するサービスです。

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つまり、ぼくらひとりひとりが「上場個人」となり、株式を発行し、そこから資金を調達することができるようになるのです!

事実、イケハヤ株(VA)はすでに発行・売り出し中で、20人を超える方に保有してもらっています。ありがたや〜。

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イケハヤ株は大人気で、時価総額ベースでは1位!。いつもの面々……w

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で、保有している株式は、サービス上で売買することもできます。

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安いうちに買っておけば、大きく値上がりしてキャピタルゲインを得ることもできちゃいます。ぼくはとあるユーザーのVAを売却して、2万円くらい稼ぎましたw

法的に大丈夫なの?と心配になりますが、その点はクリア済とのこと。うーん、すごい!

一方で気になるのは、法的なリスクについてだ。おそらく「サービスのコンセプトはおもしろそうだけど、法律的には大丈夫なのか」と気になる読者もいるのではないだろうか(実際にSNSでもそのような声があった)。 この点についてはサービスの開発が始まった約9ヶ月前から頻繁に金融庁を訪れ、1つ1つの機能について法律面の問題がないか確認してきたという。

株式のように自分の価値を取引できる「VALU」、購入にはビットコインを利用 | TechCrunch Japan


始め方:まずはビットコインを買おう。

そんな「VALU」はどうやって始めるのか。

まずは、数も多い「購入者」側の始め方から解説します。

VALUは「ビットコイン」をベースにしたサービスなので、始めるにあたっては「ビットコインを購入する」必要があります

で、残念ながら?VALU上でビットコインを購入することはできません。法律の関係でこうなってます。

まだビットコインを持っていない人は「coincheck」「bitFlyer」などの取引所でビットコインを購入することからスタートです。

なお、最近の法改正で手続きが厳しくなったので、即日ビットコインを購入するのは難しいです。これからアカウントを作る場合、郵送で本人確認を終わらせる必要があるはず。どの取引所でも一緒です。

取引所は大手ならとりあえずどこでもいいですが、coincheckの方がデザインがシンプルかつ、さまざまなコイン(アルトコイン)が買えるので、個人的にはこっちがおすすめですね。

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VALUに送金しよう。

んで、取引所でビットコインを購入したら、VALUのアカウントにビットコインを送付しましょう。

各種取引所の「ビットコインを送る」という項目から、VALUに送金することができます。
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宛先は「VALU」の「入金」画面に表示されています。こんな感じです。一応モザイク。

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ビットコインの送金は少々時間がかかります。1時間あれば高確率で終わるので、のんびりコーヒーでもどうぞ。こちらの解説記事を読んでいる間に終わるはずw

関連記事【成績も公開】仮想通貨に145万円投資!「低リスク」な始め方を解説するよ。


VAを買おう!

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さて、入金したBTCが反映されたら、実際にVAを購入してみましょう!

これもかなりわかりにくいのですが……まずは気になるユーザーの「データ」をチェックしましょう。ぼくのアカウントだとこんな感じ。

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特に注目すべきは……流動性の指標ともいえる「出来高」と「VALUER数」ですかね

この数字が十分に多いユーザーのVAは、保有者同士のトレードが成立しやすい傾向があります。

逆にいうと、保有者が少なく、出来高も少ないVAは「買ったはいいけど、売ることができない」という状態になりやすいです

つづいて、購入価格を決めます。売り板・買い板画面を見ると適正な値段が見えてきます。

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この時点において、ぼくの場合は、もっとも安い売り値が「0.41BTC」となっています。

今すぐイケハヤVAがほしいのなら、0.41BTCで注文すると、すぐにアカウントに追加されます。

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株式市場と同様に、価格はもちろん変動していきます。イケハヤVAはどうなるか……。「0.44BTCで買ったVAが、1ヶ月後に1.0BTCになっていた」みたいなことになったら嬉しいですよね。そうなるようにがんばりますので、ぜひご購入くださいw


上場しよう!

VALUが面白いのは、やっぱり購入者側よりも「上場する側」だとも思います!

実名顔出しで何かに本気で打ち込んでいるなら、上場する価値はあります。ブログとかやってるならうってつけ。

VALUに審査を依頼して、VAを発行してもらいましょう!センスがいい人がうまくやると、数万円〜数百万円のBTCを調達できるはず。

VAの流通と値付けのコントロールは、なかなか難しいものがあります。もっとも重要なのは「流動性の確保」ですかね……。ぼくも試行錯誤しながらVAを放出しています。ここらへんはノウハウを掴んだら、また別途まとめます。


今後に期待!

興奮して語りましたが、なんせリリースされたばかりの。最悪、サービスが突然停止して消滅するリスクもあります。

ゆえに、大金を投資するのはやめておくのがベターです。まぁ、さすがにいないと思いますが……。

まだまだβ版だけあって、大きな仕様変更もありそうですね。

特に「株式分割」は早期に実装されるんじゃないかな……1VAの価格が今はちょっと高すぎて買いにくいので、発行VAを50倍くらいにして、価格を切り下げたいです。

「イケハヤVAは100円から買えますよ!」みたいな。トレードが活発になったらもっともっと面白くなりそう。


「株式公開による資金調達を民主化する」というのは、今後大きなテーマとして世界中で議論されていくことでしょう。後続となるサービスも乱立するはず

めんどうな規制とかが入る可能性もあるので、今のうちにたっぷり遊んで知見を蓄えておきますw

VALUを始めてみる


仮想通貨はほんと面白いです。投機目的で注目されてますが、もっともっと幅広い可能性があるんですよね。もっと買い増しておくか……。

関連記事【成績も公開】仮想通貨に145万円投資!「低リスク」な始め方を解説するよ。


関連リソース。

理解を深めることができる記事をリストアップしていきます。

  • VALUというサービスを公開しましたうんこ漏らした中村さんによる説明)
  • 模擬株式の「VALU」で1日で6.5BTC(約200万円)調達しました(Umekiさんによる解説)
  • 話題の「VALU」はアーティストの資金調達手段となるか?(hirokiさんによる解説)
  • 「通貨」という概念がなくなる片鱗を新サービス「VALU」に見た(堀元さんによる解説)

  • イノベーターたちの意見。

    頭がいい人たちの解釈を貼り付けておきます!


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