サッカー観戦中に爆竹音 爆弾と誤解し騒ぎに イタリア
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ヨーロッパでテロが相次ぐ中、イタリア北部トリノでは、広場でサッカーの観戦をしていた人たちが爆竹によると見られる大きな音でパニック状態に陥って、会場から一斉に逃げ出す騒ぎがあり、地元メディアは、人々が倒れるなどして1500人以上がけがをしたと伝えています。
イタリアのトリノで3日夜、広場に設けられた大型スクリーンで大勢の人たちが、地元サッカーチームのユベントスが出場するヨーロッパチャンピオンズリーグの決勝を観戦していたところ、不意に会場で大きな音が鳴り響きました。
地元メディアによりますと、この音は爆竹によると見られていますが、観客の間では「爆弾ではないか」などという誤解が広がり、会場はパニック状態に陥ったということです。観客たちは一斉に逃げ出したため、倒れるなどして1500人以上がけがをして手当てを受けたということです。
現場にいた人たちは「逃げようとして転んだら、大勢の人が自分の首や肩を踏みつけながら逃げていった。皆『誰かが銃を撃っている』と言いながら狂ったように通りを走っていた」などと話していました。
地元の当局は今回のいきさつを調べていますが、ヨーロッパ各地でテロが相次ぐ中、人々がテロに巻き込まれる可能性におびえている状況を示すものと受け止められています。
地元メディアによりますと、この音は爆竹によると見られていますが、観客の間では「爆弾ではないか」などという誤解が広がり、会場はパニック状態に陥ったということです。観客たちは一斉に逃げ出したため、倒れるなどして1500人以上がけがをして手当てを受けたということです。
現場にいた人たちは「逃げようとして転んだら、大勢の人が自分の首や肩を踏みつけながら逃げていった。皆『誰かが銃を撃っている』と言いながら狂ったように通りを走っていた」などと話していました。
地元の当局は今回のいきさつを調べていますが、ヨーロッパ各地でテロが相次ぐ中、人々がテロに巻き込まれる可能性におびえている状況を示すものと受け止められています。