ハローワーク通じ就職の障害者 昨年度9.3万人余
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昨年度、全国のハローワークを通じて就職した障害者は延べ9万3000人余りに上り、過去最多を更新しました。
厚生労働省によりますと、昨年度、全国のハローワークを通じて就職した障害者は延べ9万3229人で、前の年に比べて3038人、率にして3.4%増えました。就職者数が増えるのは8年連続で、過去最多を更新しました。
このうち、精神障害者は前の年から7.7%増えて4万1367人、次いで身体障害者が3.8%減って2万6940人、知的障害者は1.9%増えて2万342人となっています。
就職先の産業別では、医療、福祉が最も多く3万5386人と全体の38%を占め、次いで製造業が1万2268人、卸売業、小売業が1万1547人でした。
障害者の雇用をめぐっては、来年4月から、企業などに義務づけられた雇用率を算定する際、精神障害者が新たに対象となり、企業に求める雇用率は今の2%から2.2%に引き上げられることになっています。
厚生労働省は「過去最多を更新したとはいえ、3割の企業で障害者を1人も雇用していない実態があり、障害者雇用が促進されるよう引き続き指導や支援をしていきたい」としています。
このうち、精神障害者は前の年から7.7%増えて4万1367人、次いで身体障害者が3.8%減って2万6940人、知的障害者は1.9%増えて2万342人となっています。
就職先の産業別では、医療、福祉が最も多く3万5386人と全体の38%を占め、次いで製造業が1万2268人、卸売業、小売業が1万1547人でした。
障害者の雇用をめぐっては、来年4月から、企業などに義務づけられた雇用率を算定する際、精神障害者が新たに対象となり、企業に求める雇用率は今の2%から2.2%に引き上げられることになっています。
厚生労働省は「過去最多を更新したとはいえ、3割の企業で障害者を1人も雇用していない実態があり、障害者雇用が促進されるよう引き続き指導や支援をしていきたい」としています。