英語を使って海外で働く方法。セブの語学学校で仕事をするという選択肢

「海外で働きたい」。そう考えている人も多い。だが、実際に、海外で就職している人はどれだけいるだろうか。働きたくても、その一歩が踏み出せない人は多い。海外で就職している人は、どのようにしてその選択肢を見つけたのか。

 

海外で就職する

英語を使って仕事がしたい

留学した人なら一度は考えたことがある「海外就職」。せっかく英語が話せるようになったのだから、英語を使える仕事がしたい。世界で活躍できる人材になりたい。かつて僕も、学生時代、そう感じていた。日本のみではなく、海外とのやりとりとりがある会社で働きたいと

最近では、就活に有利になりたいと、海外でインターンシップに参加する学生も多い。インターンシップを経験した学生でも、なかなか海外で就職することは稀。

 

海外で働くために最低限の会話力をつける

一番のネックは「英語力」。海外で働くには、最低限の英語力が必要になってくる。なくてもできる仕事はあるが、あった方が、断然、仕事の幅が広がる。キャリアアップのための英語力をつけるため、たくさんの人が留学をしている。ただ、世界で活躍できるほど、英語が堪能な人も少ないのが現状。

 

働く先をどうするのか

英語力を一定レベルつけた人が、次に目指すのが「ワーキングホリデー」。しかし、わざわざワーホリビザをとって、カナダやオーストラリアへ行くものの、あまりよいイメージの就職先は見つからないといった経験をする。

日本資本のレストランでキッチンスタッフをしたり、ベットメイキングやハウスキーパーになったりと、半ば「出稼ぎバイト」のような、日本でもできるアルバイトをして帰ってくるケースもある。海外で就職することは簡単なようで、成功例が少ないイメージだ。

 

語学学校で働くという道

海外で就職する方法のひとつに、「語学学校」で働くという選択肢もある。語学学校という道は、キャリアアップの面でもプラスだ。実際に、海外で働くとはどういったことなのか、今回、語学学校で働くあきさんにお会いして話をうかがうことができた。

語学学校で働くあきさんは、サウスピークの社員。もともと公務員として、日本で働かれていたキャリアの持ち主だという。世間一般的に、公務員は、「安定した」職業と認知されているものの、その安定した環境に、疑問を持たれたとのこと。

「このまま10年先も同じことをしているのだろうか。」と

そこから彼女は、「海外就職」を目指して留学をすることになったのだという。

サウスピークのオリジナルキャンパスでスタッフをされているのは、あきさんを含めて3人。この3人で、毎週のように入ってくる新入生を迎え入れている。

仕事は主に、留学前の生徒さんの「スカイプ面談」や、入学された方の「オリエンテーション」、ならびに、「スケジュール管理」や「学習相談」などさまざま。

「スカイプ面談」では、事前に留学前の注意事項や、留学の意思確認などを行われている。留学に必要なテキストの説明や、英語力を伸ばすための勉強法などを面談でカウンセリングする。この事前の面談によって、生徒さんと語学学校のミスマッチを防いでいるそう。

「オリエンテーション」では、入学された方に対して、より細かい学習の手引きや勉強法を伝授される。また、セブ島での生活の注意点や、学校でのルールを教わる。

「学習相談」では、英語の学習方法に伸び悩みを感じた人のスケジュールの見直しなどをする。TOEICのスコアを上げるためには、何が足りないのか、きちんと学習のスケジュールを効果的に立てているのかなど、ひとりひとりのレベルに合わせてカウンセリングをしているそう。

ちょうどお話を伺っていた最中に、生徒の方が、体調が悪いとのことで相談に来られていた。留学生の体調管理のカウンセリングも彼女の仕事。

海外就職の面白さは、現地のフィリピン人スタッフと一緒に働けること。先生たちとのコミュニケーションをとることも仕事。フィリピン人は、明るく、楽しそうに仕事をしてくれるのが好きだそう。

学校のスタッフとして働く醍醐味は、「一緒に喜びを分かち合えること」。

留学してきた方々の努力によって、英語力がどんどん向上していくところがいい。TOEICの点数がアップできた喜びを一緒になって、分かち合えることができる。そこが醍醐味だと。

あきさん自身も英語学習で苦労した経験がある。自分が真剣に向き合って英語の勉強をしてきたからこそ、悩んでいる人にそのノウハウを提供したい。ということらしい。

そんな彼女は、TOEIC895点、IELTS6.5の英語力の持ち主だ。ここまで学習に打ち込んできた経験があるからこそ、いまカウンセラーとして学習指導を行えている。

海外の語学学校で働くもう一つの醍醐味は、「人との出会い」。

毎週、新しい留学生がキャンパスを訪れるため、何人もの人に出会うことができる。留学する人のほとんどは、自分意思でセブの地を訪れている。海外志向の強い人や、すでに海外で仕事をしている人など、日本にいるだけでは、なかなか出会うことのできない人に会えるは、この環境でしか味わえない。

フィリピンで生活すると、自然とフィリピン人との出会いも増える。いつも明るく、元気で、楽しそうにしているノリの良さが日本人と違っていい。

仕事が休みの日や空き時間があるときは、現地の生活を堪能しているとのこと。フィットネスに行ったり、ダイビングやズンバの教室に行くこともできる。なかでも「ヨガ」は、一押し

好きが高じて、インドにわざわざ1ヶ月の修行に行かれたほどだ。ヨガの本場、インドで修行をしてきたあきさんの肉体は、もはやどこでも精神統一ができるほど。

心が乱れたとき、少し間を置いて、落ち着かせてから考える。ヨガを本格的に取り入れてから、より人格者になったのだという。学校の屋上でも、毎日ヨガのレッスンをされている。

海外で働きながら、自分のキャリアを見つめ直すのもいい。海外就職を考えている方は、ぜひ一度、セブを訪れてみてはどうだろうか。語学学校で働くという道は、おすすめだ。あきさんと一緒に、働いてみてはどうだろうか。

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