(cache) 【ACL】済州のクォン・ハンジンが語った浦和レッズ戦の衝撃的な真実「浦和の選手が先に謝ったほどだった」

2017-06-04

[インタビュー] クォン・ハンジンが語った浦和戦、その日の衝撃的な真実
スポーツ朝鮮

※一部要約

「浦和の選手が先に"私たちの選手が間違っていた。理解してほしい"と謝ったほどでした」

済州の浦和戦の後爆風が激しい。
済州は先月31日、埼玉スタジアムで行われた浦和レッズとの2017ACL16強2次戦に0対3で敗れた。
1次戦に2対0で勝っていた済州は、2次戦で衝撃的な敗北を喫し、掴んでいた8強行きのチケットを逃した。
さらに大きな事件は、試合後に炸裂した。
試合終盤に神経戦を行なっていた両チームは、試合終了後にグラウンドで揉めた。
興奮した済州の選手が浦和の選手を追い回すシーンが、そのまま中継カメラに捕らえられた。
日本メディアは済州の行動に猛非難を浴びせた。
浦和は2日、AFCに事件の再発防止のための意見書を提出した。

済州はフェアプレー指数で1・2位を逃さないほどおとなしいチームである。
そんな済州の選手がいったいどうしてあんなに興奮したのだろうか。
中継カメラに捕らえられなかった画面の外の話が気になった。
この日の試合で退場させられた"当事者"クォン・ハンジンに、その日の真実について聞いてみた。

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始まるは審判の未熟な試合運営だった。
クォン・ハンジンは「審判のせいにするのは何だが、あまりに一方的だった。正常な試合をするのが難しいほどだった。相手が叩いても吹かず、私たちが正常なプレーをしてもファールを宣言した。チョ・ヨンヒョンが正常なプレーをしても退場になり、選手全体が興奮した」と言った。
試合終盤、コーナーフラッグで最初の事件が始まった。
クォン・ハンジンは「クォン・スンヒョンが相手選手と神経戦を繰り広げ、ズラタンが指で3対0のスコアを作って"お前たちは終わった"と言っていた。Fが入った悪口も言った。確認が必要だが、人種差別的な発言を聞いた選手もいた。当然気分が悪くなるしかないのではないか。ペク・ドンギュはその過程を遠くから見ていて、やられているという気がしたそうだ。なので止めようと飛び込んで、突拍子もなく選手を殴った格好になった」と言った。
ペク・ドンギュは退場になった。
画面には捕らえられなかったが、その過程で武藤雄樹が済州ベンチに向けて指の悪態も飛ばした。
済州の選手は興奮したが、それを確認した待機審が武藤に警告を与えて一段落した。

本当の問題は試合後だった。
「すべての責任は済州にある。彼らはサッカーではなくプロレスをした」と言って牧野が火を付けた。
クォン・ハンジンは「試合が終わって済んだような雰囲気だったのに、相手スタッフが私たちのベンチの方へ来て大声を上げ、ボトルを投げて歓呼した。勝ったチームが絶対にしてはならない行動だ。そのとき牧野と武藤が私たちの監督様とコーチ、選手を見て両腕を上げ、大声を出して大きくセレモニーをした。セレモニーをするのは自分のベンチやサポーターの前に行ってすればいい。あえて私たちのベンチの前に来て過激な行動をしたのは、誰が見ても挑発する行動だった」と言った。
チョ・ヨンヒョンとキム・ウォニルが牧野のところへ行って言い争いをした。
その過程で小競り合いが繰り広げられた。
クォン・ハンジンは「日本の選手が止めに来て"牧野が間違っていた。申し訳ない。理解してほしい"と言った。そんな中でも牧野はずっと指を三本広げるようなセレモニーをした。それで追いかけることになった」と言った。
逃げた牧野はロッカールームに入っていった。
追撃戦はあったが選手、浦和関係者にどのような物理的暴力もなかった。
クォン・ハンジンは「自分が間違ってなければなぜ逃げたのか。牧野を除けばこれといったトラブルもなかった。片付いていたのに審判は私にレッドカードを与えた。呆れた」と言った。

もちろん済州もやはり、そのときの行動が不適切だったということを認めている。
すでにHPでファンに了解の文章も上げた。
クォン・ハンジンもやはり「興奮してフェアプレーができなかったのは、明らかに反省すべきこと」と言った。
済州は正確な真相の把握のため、選手団とコーチングスタッフを一同に集めて全数調査をした。
映像分析も終えた。
浦和選手の挑発を確認する証拠を確保した。
浦和が意見書を提出しただけに、済州もやはり対応資料を試合監督官に伝える予定である。