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秋元康、指原莉乃の“アイドルとしての存在感”を語る「小泉今日子に続くアイドルの革命」

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HKT48『バグっていいじゃん』TYPE-A

 6月3日に『秋元康の10時間ラジオ』(NHK総合)が放送された。この番組は、5月3日に10時間にわたりオンエアされたラジオ番組『“秋元康ソング”三昧』(NHK-FM)を、2時間のダイジェストとして構成したもの。作詞家、秋元康が手がけた楽曲は、どのようにして言葉が紡がれてきたのかを探っていく。番組には、おニャン子クラブ元メンバー、AKB48グループ、坂道シリーズのメンバーをはじめ、古舘伊知郎、小室哲哉、稲垣潤一、戸田恵子、菊池桃子など、ゆかりの豪華ゲストが次々と登場した。

 番組のオープニングには、おニャン子クラブの元メンバーに混じって、NMB48 山本彩が出演。ラジオの1曲目として、山本がセンターを務めるAKB48「365日の紙飛行機」をギターの弾き語りで披露した。山本の歌唱を聞いた秋元は「いいですね。山本の声と合ってますよね」と一言。続けて、「最後の部分の<飛んで行け!/飛んでみよう!>はどうしようか迷ったんです。カットしようかなとも思ったんですけど、結果あってよかったなと思いました」と語った。ソロのライブでもこの曲を披露することの多い山本は、「自分自身も励まされることの多い楽曲で、いろんな方から会う度に言っていただけるので嬉しいです」と明かした。

 番組の話題は、リスナーからの質問で山本のソロ曲「疑問符」についての制作エピソードに。秋元は山本について、「山本の世界観っていうのは、本当に人見知りで喋んないんですよ。僕とも喋らないし、でもそれが不快な感じがしないのは山本の場合は軽く変身できないタイプなんですよ。誰が見ても山本彩というアーティストは分からないと思うんです。その分からなさを何か形にしたいなというのはありましたね」と語る。出番を終えた山本は、秋元について「秋元さんが作る音楽はすごく大好きですし、秋元さんがいてくれるので私たちもグループとして活動できているので、まだまだ頑張ってください」とメッセージを残した。

 さらに、番組には稲垣潤一が登場。AKB48の楽曲には、山本彩&稲垣潤一「過ち」がある。秋元はこの楽曲について、「山本彩と大人のデュエットがいいな。稲垣さんとデュエットさせたら、つまり、自分が昔通ってたバーに山本彩を連れて行ったらいんじゃないかなと、無理にお願いしてやってもらったんですけど」と、「クリスマスキャロルの頃には」の作詞を手がけた秋元だからこそ可能なコラボレーションであることを説明した。「過ち」は、番組の最後に発表された秋元康ソング大賞にも選ばれた。「稲垣さんがデビュー35年ですよ。つまり、僕が35年前に稲垣さんに書いた世界観と、今NMB48で活躍する山本彩がデュエットすることで、秋元康の世界がバトンタッチされる」と秋元はコメントした。

      

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