大阪府警福島署は4日、病院のトイレに知人男性を「最低の人間」などと中傷する紙を張ったとして、名誉毀損(きそん)の疑いで、奈良県西和医療センターの医師住田真理子容疑者(25=同県王寺町久度)を逮捕した。

 同署によると、「間違いない」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は5月下旬、大阪市内の病院の女子トイレ内で個室の壁などに、20代の知人男性の氏名と「最低最悪の人間」「存在価値ない」などと中傷する内容を記したA4判の紙4枚を張った疑い。

 5月30日に男性が福島署に相談して発覚。同署は人間関係のトラブルなどがあったとみて、詳しい動機を調べる。(共同)