J・R・R・トールキンの未発表作品が刊行される 14
ストーリー by headless
新作 部門より
新作 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
今では映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの原作といったほうが通りが良いかもしれない名作「指輪物語」の作者、J・R・R・トールキンの未発表作品「Beren and Lúthien (ベレンとルシアン)」が刊行された(BBCニュースの記事)。
指輪物語に続くファンタジー世界を舞台にしたもので、「人間の男ベレンと不死のエルフ族の姫ルシアン」の物語だという。執筆されたのは第一次大戦後とのことで、トールキンの息子クリストファー・トールキン氏が編集したとのこと。
「Beren and Lúthien」は、「The Children of Húrin」の刊行10周年を記念して刊行されたとのことだ。
どうなんだろ (スコア:0)
非常に「個人的な思い入れ」のある作品であるにもかかわらず出版してなかったものを、
出しちゃって良かったのかな。
まあ死んだ人間は文句言わないし、息子が良いって言うのなら良いのか。
Re: (スコア:0)
ベレン=クリストファーのパピールシアン=クリストファーのマミーだったりするのだなこれが。
Re: (スコア:0)
遺言で「死後50年は公表しないように」とか指定されていない限り、遺族の自由でしょう
Re: (スコア:0)
出版社が嫌がったから出版できなかったんだろ
アングロサクソンが主人公なら即出せただろうけど
あからさまにケルト色が出てるから
アーサー王だってケルト人の神話がフランスでウケてたから
慌ててアングロサクソン版を出版したぐらいだから
ケルトの英雄がいつの間にやらアングロサクソンの王に!
日本だとわかりにくいけど
米英だとハリーポッターにも嫌な顔する大人が結構いるんだよね
日本で言えばウィリアムモリス経由で宮沢賢治にも地下水脈がつながってるんだよな
これは (スコア:0)
シルマリルリオンにも粗筋みたいな形では書かれてるが、それの本物(?)あつかいの物が出てくるならファンは誰しも気になるところ。
Re: (スコア:0)
なんか王女といわれると違和感があるんだよな。
とても有名な死んじゃったエルフってイメージが強くて
Re: (スコア:0)
不死なのに死んじゃうの?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
>それの本物(?)あつかいの物が出てくるならファンは誰しも気になるところ。
そりゃもうベレン差し置いて一番戦闘シーンが多くて目立ちますからね。
どう描写されてるか気になるに決まってるじゃないですか。
// そりゃフアン(Huan)だ
息子の仕事 (スコア:0)
シルマリルの物語 [wikipedia.org]の死後の出版の項目を読めば大体の事情が分かる。
トールキンの息子が遺された草稿を編集して出版していったのだが、
バージョン違いの草稿が膨大にあり、個別の作品及び他作品と共通する世界観について
完璧な一貫性を持たせるのは不可能だった。
作品を完成させるために他の作品を参考に息子が執筆した箇所もあるため、
彼はただの編集者でなく、共著者的立場である。
編集したトールキンの息子も90歳を超えている。
研究者なら草稿全ての平行世界に興味があるだろうけど、
トールキンの息子が関わったバージョンはこれで定まる。
トールキンのエルフといえば (スコア:0)
長耳人間サイズの起源ですね。
既存の単語を流用したせいかホビットと違っていろいろな言い換えもされていないようだけど。
Re: (スコア:0)
言うほど長くないけどな。
よく見ないとわからない程度の長さでしかない。
Re: (スコア:0)
だからどちらかというと尖り耳。でも尖り耳自体は元々のエルフやフェアリーにもある特徴かも?
個人的に印象的なのはアーモンド形の目、だけどこれはトールキンの作品で出てたっけ。
Re: (スコア:0)
日本だと出渕(と遠因でファンタシースターのネイ)の影響がでかいが、海外のエルフもいつの間にか長耳になってたな。
昔見たD&D赤箱の挿絵でもエルフはとがり耳だったように記憶してるが、いつから長耳がデフォになったんだろう?
#そのうち海外でドワーフもロリっ子になるんだろうかねw