以前ご紹介した「ハイドラパック・リバーシブルサーバー」。裏返して洗う事ができ、乾燥もしっかりと出来るハイドレーションシステムと言う事で、新たに購入したのですが、初期不良により(小さな穴が開いていた)返品処理してもらう事になりました....
こういう時、Amazonの返品交換対応は素晴らしく翌日に返金処理完了。
さて、もう一度同じ「ハイドラパック・リバーシブルサ-バ-」を購入するか悩んだのですが、登山中に何かに引っかけて小さな穴が開くようでは安心できません。登山での水分不足は死活問題ですから...。
結局以前使用していた「プラティパス・ビッグジップ3L」を再購入することにしました。ただ「ハイドラパック」に付属していたホースクリップはマグネットで飲み口をザックに付けることができた為、大変便利だったのが悔やまれます。
調べてみるとマグネットのホースクリップは売っているんですね。一安心もつかの間、価格を見てビックリしました。これは貧乏ハイカーに買えるものではありませんでした。
プラティパスビッグジップの「飲み口」をマグネットでザックに取り付ける
貧乏ハイカーの生活の知恵を見せるときがきたようです!
これは「マグネットホック」と呼ばれるものです。主に手芸で使用される物なのですが、今回はこちらを利用します。サイズは18mm。マグネットの凸と凹、留め金が二つ入っています。お値段はイオンにて300円くらいでした。本来は財布やトートバックなどの「パッチン部分」にあたるものですね。
直接布に縫い付けるタイプと、布に穴を開け爪を折り曲げて留めるタイプがあります。ザックに縫物なんて到底無理そうなので後者を選択。
あらかじめ「爪」の幅に合わせて下線を引いておきます。
他の場所を切ってしまわないように「下敷き」代わりに木製のアイススプーン。カッターで切っていきます。意外と簡単に切ることができました。
開けた穴に爪を刺していきます。
爪に留め金を通し、
折り曲げる。爪を折り曲げるときは先が細くなっているペンチがあれば便利です。
これでザックに凹部分取り付けが完了しました。ここまで三分。
飲み口にマグネットホックをつけていきます。プラティパスについているホースクリップに2つの穴が開いています。
この開いている穴に凸の爪を入れます。穴が小さいので強引に爪を通します。
留め金をはめることはできないので、そのまま爪を折ります。これで飲み口に凸部分が取り付けが完了しました。
※クリップ幅が狭くて折りづらいので、クリップを開いたり閉じたりしながら折ると折りやすいと思います。
かなり強力にくっつきました。磁力が強すぎると思う場合は小さめのマグネットホックに変えると磁力は弱くなります。今回は「18mm」のマグネットホックを使用しましたが、もうワンサイズ小さい「14mm」でも充分だったような気がします。
※別売りパーツは高価格の為、必ず自己責任にてお願いします。パーツを買うくらいなら一式で買いなおした方がいいと思います。(使わないパーツは予備で保管)