以下は Fireタブレットで LINE、Playストア、YouTube をインストールおよび・起動した画面です。

概要
こちら http://yahoo.jp/box/VbWSDa から APK を 4 つダウンロードして順番にインストールするだけです。
1-Googleアカウントマネージャー.apk
2-Google_Play開発者サービス.apk
3-Googleサービスフレームワーク.apk
4-Google_Playストア.apk
これ以上の説明、すなわち「できる Google Play インストール」的な解説が必要かな、という気もしますが、上記だけでは素っ気ないので、もう少し詳しく説明します。
※ 手順は問題が無い事を確認しています。APK ファイルのダウンロードが終わっていれば、インストールまで3分22秒、作成済みの Google アカウントの設定に2分32秒でできました。しかし私も初回挑戦の時は手間取って時間を要したので、みなさまにおかれましても落ちついて着実に進められる事をお勧めします。
APK が 4 つあるので全てダウンロードします。ファイルをタップして2~3秒すると、「この種類のファイルはお使いの端末に悪影響を与える可能性があります。何たら.apkを保存しますか?」と表示されるので「OK」とします。
同様に、残りの APK ファイルも全てタップします。Silkブラウザの場合、そのままだとダウンロードが進んでいるのかどうか分からないので、ブラウザの左上の「三」のマークをタップします。
「ダウンロード」をタップします。
これで、4つのAPKファイルのダウンロード状況が表示されます。ネットの速度によってはダウンロードに時間がかかります。
4つ共にダウンロードが終わったら、まず 「1-Googleアカウントマネージャー.apk」をタップします。長押ししたり、ゴミ箱のアイコンをタップすると「削除」になってしまうので、うまく操作してください。
「インストールは制限されています」と出るので「設定」とすると、設定画面に移ります。

「不明ソースからのアプリ」を「許可」へ変えます。
「警告」が出ますが 「OK」とします。
再び「1-Googleアカウントマネージャー.apk」をタップします。
このアプリケーションをインストールしますか、で始まる長い表示が出ます。右下の「次へ」を押します。
「インストール」としま
す。
アプリがインストールされましたと出たら「完了」とします。

次に 「2-Google_Play開発者サービス.apk」 を選び、同様にインストールします。
その次に 「3-Googleサービスフレームワーク.apk」 を選び、同様にインストールします。
最後に 「4-Google_Playストア.apk」 をインストールします。
アプリがインストールされましたで「開く」とします。 (あるいは、「完了」としてホーム画面に現れた「Playストア」のアイコンをタップしても一緒)
Google Play が起動し、「情報を確認しています」と表示されます。

「Google アカウントを追加」と表示されます。
既存のアカウントを使うか新しいアカウントを作成するかを問われます。
注意:他の PC やタブレットで既にお使いの Google アカウントのメールアドレスとパスワードを使いまわしすると、後で、インストールしていないアプリもインストール済みだとされてダウンロードできなくなるというトラブルに遭うようです。Google アカウントとタブレットは紐づけされているので、何か特別な理由がないのであれば、端末ごとに異なるアカウントを使用してください。Gmail を同じメールアドレスで複数端末から送受信したい場合は、ブラウザから送受信するか、Gmail のアプリをインストールする場合はアカウントの追加という方法を使ってください。
※ 今回の説明例では、新しいアカウントを作成していますが、既にあるアカウントを使う事も可能です。
新しいアカウントを作成
本知恵ノートの対象機種
- 2015年秋に発売の Fire タブレット、第5世代と呼ばれるものです。
- 2016年9月21日に発売のFire HD 8 タブレットでもこの手順で動くとの情報がありました。
それより前のモデルに関しては、OSのメジャーバージョンが違うなどの理由でこの方法では動かないと思います。検索すると、以前のモデル用の Google Play を動かす方法らしきものが載っているサイトも散見しますが、手元に無いので動作するのか否かの確認が私の方ではできず、情報の正誤に関しコメントすることができません。
なお Fire TV Stick ではこの方法では動作させる事ができなかった事を申し添えておきます。
概要
こちら http://yahoo.jp/box/VbWSDa から APK を 4 つダウンロードして順番にインストールするだけです。 1-Googleアカウントマネージャー.apk
2-Google_Play開発者サービス.apk
3-Googleサービスフレームワーク.apk
4-Google_Playストア.apk
これ以上の説明、すなわち「できる Google Play インストール」的な解説が必要かな、という気もしますが、上記だけでは素っ気ないので、もう少し詳しく説明します。
※ 手順は問題が無い事を確認しています。APK ファイルのダウンロードが終わっていれば、インストールまで3分22秒、作成済みの Google アカウントの設定に2分32秒でできました。しかし私も初回挑戦の時は手間取って時間を要したので、みなさまにおかれましても落ちついて着実に進められる事をお勧めします。
Silkブラウザだけでインストールする手順
Silkブラウザでこちら http://yahoo.jp/box/VbWSDa アクセスします。APK が 4 つあるので全てダウンロードします。ファイルをタップして2~3秒すると、「この種類のファイルはお使いの端末に悪影響を与える可能性があります。何たら.apkを保存しますか?」と表示されるので「OK」とします。
「ダウンロード」をタップします。
4つ共にダウンロードが終わったら、まず 「1-Googleアカウントマネージャー.apk」をタップします。長押ししたり、ゴミ箱のアイコンをタップすると「削除」になってしまうので、うまく操作してください。
「インストールは制限されています」と出るので「設定」とすると、設定画面に移ります。
「不明ソースからのアプリ」を「許可」へ変えます。
「警告」が出ますが 「OK」とします。
このアプリケーションをインストールしますか、で始まる長い表示が出ます。右下の「次へ」を押します。
アプリがインストールされましたと出たら「完了」とします。
次に 「2-Google_Play開発者サービス.apk」 を選び、同様にインストールします。
その次に 「3-Googleサービスフレームワーク.apk」 を選び、同様にインストールします。
最後に 「4-Google_Playストア.apk」 をインストールします。
アプリがインストールされましたで「開く」とします。 (あるいは、「完了」としてホーム画面に現れた「Playストア」のアイコンをタップしても一緒)
Google Play が起動し、「情報を確認しています」と表示されます。
Google アカウントの設定
「Google アカウントを追加」と表示されます。
既存のアカウントを使うか新しいアカウントを作成するかを問われます。
注意:他の PC やタブレットで既にお使いの Google アカウントのメールアドレスとパスワードを使いまわしすると、後で、インストールしていないアプリもインストール済みだとされてダウンロードできなくなるというトラブルに遭うようです。Google アカウントとタブレットは紐づけされているので、何か特別な理由がないのであれば、端末ごとに異なるアカウントを使用してください。Gmail を同じメールアドレスで複数端末から送受信したい場合は、ブラウザから送受信するか、Gmail のアプリをインストールする場合はアカウントの追加という方法を使ってください。
※ 今回の説明例では、新しいアカウントを作成していますが、既にあるアカウントを使う事も可能です。
新しいアカウントを作成
姓名を決めて「次へ」
生年月日は適当に入れる。性別も入力。
ユーザー名を決める。
パスワードを作成
電話番号は「スキップ」
「次へ」
(このメールアドレスは手順確認のために作成したものであり使う予定はありません)
「バックアップと復元」は、私は、そこまでの機能は要らないなと思ったのでチェックを外しましたが、ここはみなさんの良いと思うように選択していただいて「次へ」
お支払情報の設定は、「スキップ」を選んで「次へ」としました。無償のアプリならこれでダウンロードできます。
さあ、これで Fireタブレットは普通のAndroid機のようにも使えます。
Playストアが利用できるようになったら、ホーム画面から「設定」の「セキュリティ」は「不明ソースからのアプリのインストールを許可する」が有効になっているので、忘れずに不許可へ変更します。
ご注意:Google アカウントを新規に作成する場合、執筆時点から日数が経つと、多少手順が変わるかもしれませんが、基本的には質問内容に従って答えていけばアカウントは作成できます。以前には
・予備の情報の入力を求められた (パスワードを忘れた時のため)
・「同意する」と、認証中…となった後に、CAPTCHAテキストの入力を求められた
・「ニュースや特典情報を受信する」か否かを選択するェック欄があった
といった点が異なっていました。
ファイルマネージャーを使う手順
ファイルマネージャーを使い慣れている、あるいは使う予定の方は、それを使って APK をインストールする事もできます。 (ただし、APK をインストールする機能の無いファイルマネージャーもあります)4つのAPKファイルをダウンロードする所までは、前に述べた「Silkブラウザだけでインストールする手順」と一緒です。
ファイルマネージャーを起動し、ローカルの sdcard → Download とフォルダを開きます。
後は順番に APK をインストールしてください。
Fire タブレットでは動かないと思われているアプリの例
以下は Gmail、Chrome、カカオトークを動かしている画面です。標準の「Eメール」も使えないわけではないですしメールが受信されると通知が出てむしろ 便利だという意見もあります。標準の「Silkブラウザ」もうまく設定すれば使えないわけではないし YouTube の動画も再生できるのですが、この位は動かせないと事情を知らない人から Fire タブレットがバカにされかねないので入れてみました。カカオトークは、動かせないかと質問があったので「動く」と証明したまでです。他には、拙著「FireタブレットにGoogle Playを入れる事で動かせる著名ゲームの紹介」などもご覧ください。
修理不能になるのでは?
要するに APK を 4
つインストールするだけです。別に root
を取るような事はしていませんので、万が一何か不具合が出たとしても「工場出荷時の設定にリセット」が効きます。これに関しては、あまりにしつこく「修理
できなくなったらどうする!」と言われるので、実際に Google Play
がアンインストールできることと、Fireタブレットを工場出荷時の設定にリセットできることを確認しました。これにより、もしこれまでに述べた方法でGoogle Play をインストールしたFireタブレットが、後日に故障し修理の必要が生じたとしても、修理に出す前に「工場出荷時の設定にリセット」がしてあれば、修理を拒否される事は無いと思います。今の所、私のFireタブレットに関しては何も故障していないので修理に出した事はありませんが。
サポートしてもらえなくなるのでは?
その通りです。Google Play を入れて好き勝手にアプリを入れたり消したりしてたら動作が不安定になりましたどうすればいいか教えてくださいと Amazon に求めるのは無理です。ソフトウェア的には完全に自己責任となるので、OSがらみも含めソフトウェア的な不具合は Amazon には頼らずに解決する必要が生じます。
もっとも、アプリをたくさん入れていたら動作がおかしくなったので初期化して設定しなおす事があるのは、他のタブレットやPCでもありがちな事なので、Google Play をインストールしたFireタブレットだけ例外になるわけではない、とも言えます。
私は以前は国産の他メーカーのタブレットを使っていましたが、入門書を読んだり、メーカーが提供しているホームページにあるヘルプ情報を調べたり、ネットで検索して活用法を参考にした事はありますが、メーカーのヘルプデスクに問い合わせをしたことは無いですね。その意味では、サポートは受けなかった事になります。ヘルプ情報では解決できない高度な内容をメーカーのヘルプデスクに問い合わせるというのは、それなりに技術力のある人がする事だと思います。
Fire タブレットに Google Play を入れれば、色々なアプリが使えるようになる反面、Google Play を動かしている状態では Amazon のサポートに頼る事はできなくなります。Google Play を入れた Fire タブレットだがどうしてもサポートを受けたいのであれば、タブレットを初期化した上で Amazon のアプリストアで入れられるアプリのみに限定して、なお不具合が再発するのであれば、問い合わせをする事も可能になると思います。
現実問題として、他のタブレット同様、メーカーのサポートに問い合わせるという人はそれほど多くないと思います。
野良APKを入れて大丈夫?
Google の署名が記されていますので、野良APKではありません。readme_utf8.txt にkeytool.exe -list -printcert -jarfile 何たら.apk |
---|
として署名を確認する方法が書かれています。keytool.exe は、無償でダウンロードできる Java SDK に含まれていますので、心配な方はご自分で署名を確認してください。
APK ファイルの署名を確認する技術力も無いのに「野良APK を入れさせている!」と非難するのは事実無根ですのでおやめください。
セキュリティーが低下するのでは?
Google によって署名がなされた Google Play 関係の APK をインストールしているだけですので、Google Play に関しては、他の、Google Play が最初から使える Android 機と変わる所はありません。ですから、これを Fire タブレットにインストールすることで「こんな信用のならない APK をインストールすればセキュリティーの低下をもたらす!」のように主張するのであれば、以下の点への説明をお願いします。- 署名された APK を信用しないなら、Google を信用しないという事ですか?
- 最初から Google Play が使える他の Android 機はなぜ信用できるのですか?
もし、Google が署名した Google Play の APK も信用できないというなら、他の Android 機もセキュリティーが低いとみなして使わなければいいだけの話ですから、Fire タブレットに Google Play をインストールすることに関して批判するのは矛盾していま。
違法では?
Amazon は「Amazon Androidアプリストアのインストール」として、他社のAndroid機にも「アプリストア」をインストールする事を薦めています。ですから- 「ア プリストア」は以前は Google Play から配信していたけれど、Google から怒られて撤去させられちゃったから、Amazon のサイトからダウンロードして、Android端末では「提供元不明のアプリ」のインストールを許可する必要があるけど、入れてね!
- だが、Amazonの Fireタブレットに、勝手によそからダウンロードした Google Play の APK を「不明ソースからのアプリを許可」してインストールするなど違法だ!
全ての人に動かせるとは限りません
今では、どうやったらこの通りにやっても Google Play が動かないという事があるのか聞きたいぐらい位ですが (順番通りにインストールしてくださいと言っているのが理解できず適当にインストールしているか、Google Play のアカウントを指示通りに答えて新規作成する事ができないかのどちらかしか思いつきませんが) みなさんの技術力は様々です。やはりわからないとか疑問が生じるようですと設定はできないと思うので、そういう方は Amazon のアプリストアからインストールできる範囲のアプリでFireタブレットをお使いになる事をお勧めします。他には、某掲示板では
- この方法を広めたために動かない人が続出して迷惑
- この方法だと Google Play が root 権限で動かないので問題が起きる
と批判を受けました。何でも、USB ケーブルをつないでデバッグモードにする方がインストール用のバッチファイルもあるので簡単で確実だとの意見でしたが、高々 APK のファイルをブラウザでダウンロードして順番に実行するのが難しいといわれると返す言葉がありません。それから、Fire タブレットではない Android のタブレットでターミナルエミュレーターで ps を実行し、Google Play が一般ユーザー権限で動いている事を確認してます。どうやら USB ケーブルをつないでデバッグモードにすると root が取得できて、それで Google Play がインストールできるものと思い込んでいるようです。これは動画などで紹介されているツールの提供元が「rootjunkysdl.com」という、いかにも怪しい名前のサイトであるため誤解する人が多いのだと思われます。ここのバッチファイルを読めば、単にファイルを USB ケーブル経由でタブレットに転送して adb install でインストールしているだけに過ぎない (よってブラウザで APK をダウンロードしてインストールする方法と比べ何か「ご利益」があるわけではない) とわかるのですが。
謝辞
方法を紹介してくださったにゅーひぐらし様に感謝します。「root無しで新しいFireタブレットでGoogle Playが動いた!ヽ(^◇^*)/」
おまけ: ps の結果例
Android 4.1.2 の古いソニー製スマホで ps した結果の一部を示しますが、
USER PID PPID VSIZE RSS WCHAN PC NAME root 1 0 464 336 ffffffff 00000000 S /init root 2 0 0 0 ffffffff 00000000 S kthreadd root 3 2 0 0 ffffffff 00000000 S ksoftirqd/0 root 5 2 0 0 ffffffff 00000000 S kworker/u:0 nobody 173 1 8436 540 ffffffff 00000000 S /system/bin/rmt_storage root 215 1 10164 1000 ffffffff 00000000 S /system/bin/netd drm 220 1 26900 3916 ffffffff 00000000 S /system/bin/drmserver bluetooth 222 1 1504 280 ffffffff 00000000 S /system/bin/dbus-daemon radio 946 219 493592 35540 ffffffff 00000000 S com.android.phone nfc 1002 219 482440 31076 ffffffff 00000000 S com.android.nfc u0_a99 1093 219 562712 49196 ffffffff 00000000 S com.google.process.gapps sdcardd 1654 1 2360 1632 ffffffff 00000000 S /system/bin/sdcard u0_a189 1885 219 483092 32188 ffffffff 00000000 S com.kddi.android.auoneidsetting u0_a99 2012 219 559860 57340 ffffffff 00000000 S com.google.android.gms.persistent u0_a99 2088 219 691272 60628 ffffffff 00000000 S com.google.android.gms root 2410 2 0 0 ffffffff 00000000 S msm_sat0 u0_a225 2451 219 502808 42412 ffffffff 00000000 S jp.co.yahoo.android.emg u0_a42 2792 219 482388 32860 ffffffff 00000000 S com.kddi.android.email u0_a224 3262 219 530552 47376 ffffffff 00000000 S jp.naver.line.android u0_a245 9064 9045 900 508 c001121c 400375a4 S /system/bin/sh |
---|
※ com.google.android.gms: Google mobile services。Google Play Services の社内呼称。
他のアプリ、例えば jp.co.yahoo.android.emg (防災速報) や com.kddi.android.email (KDDI の Eメール)、jp.naver.line.android (無料通話 LINE) なども、一般ユーザー権限で動いています。
Android は アプリ毎に UID が振られる件はAndroid のマルチユーザ環境で ユーザID を取得するに詳しくかかれています。
余談ですが「Fire タブレット Google Play」で検索すると上位に来る某ページの内容なんですが…UNIX は一般ユーザーでもプログラムの作成やインストールができる事を知らない (要するに Hello, World もできない) 上に、Android OS には脆弱性がつきもの (ほんの一例: 97%の Android端末にルート化の恐れ、深刻な脆弱性「CVE-2015-1805」) という事も理解できないレベルでブログ書くなんて凄いと感じました。的外れじゃない個所を探すのが難しい程です。