「水道週間」浄水場で見学会

6月1日からの「水道週間」にあわせて生活に欠かせない水道に関心を持ってもらおうと4日、名古屋市の浄水場で見学会などが催されています。
これは名古屋市などが6月1日からの水道週間にあわせて企画しました。
4日、名古屋市千種区にある鍋屋上野浄水場が公開され、午前中から家族連れなど約5千人が訪れました。
このうち施設の見学ツアーでは、川の水をろ過する仕組みを浄水場の担当者が説明し、はじめに砂を使って水をきれいにする自然ろ過の施設を見学しました。
続いて、塩素を使って自然ろ過の30倍の速さで水を浄化する施設も見学し、この浄水場から1日に約29万トンの水が供給されていることなど説明を受けていました。
また、会場では設計図を見ながら水道管を組み立てる作業が体験できるコーナーや、名古屋市が進めている水をおいしく保つプロジェクトを紹介するパネル展示などもあり、訪れた親子連れらは興味深そうに会場を見て回っていました。
訪れた市内の男性は「名古屋市の水はおいしいと評判だったので、その仕組みがわかって良かったです」と話していました。
イベントは4日午後3時まで行われています。