どうしても旦那とうまくいかない。旦那に変わってほしいと願い続けたにもかかわらず、それが叶わずに、あきらめや怒り、悲しみ、不満、絶望感を胸に抱え込んだまま生活を送っている女性の方は多いのではないでしょうか?
今回は「旦那とうまくいかない時、どうしていいか分からない」という方向けに、そんな気持ちを前向きにする2つの考え方をご紹介します。
旦那とうまくいかないと悩まれている方はぜひ参考にしてくださいね。
旦那とうまくいかない時!前向きになれる2つの考え方
旦那ではなく自分を変える
旦那とうまくいかない時!前向きになれる一つ目の考え方はこれです。
それは「旦那ではなく自分を変える」ということ。
夫婦生活がうまくいかずに、旦那の言動に心を痛めながら生活を送っている方は多いことでしょう。
しかし、そんな傷つけられた心を癒し、次の一歩を踏み出すためには、まずしなければいけないことがあります。
それは、旦那とうまくいかないと感じる、あなたのそうした怒りや悲しみの「本当の原因」に気づくことです。
たとえば、オムツを替えてあげても、おっぱいをあげても赤ちゃんが泣き止まないと、母親といえどイライラしてしまいますよね。
これは泣いていることに苛立っているのではなく、泣いている原因がわからないから不安になってしまうのです。
27歳で、できちゃった結婚をしたある女性の旦那は、欲しいフィギュアがあると給料日前でも我慢できずに買いあさり、常に小遣いは前借り状態でした。
節約に励むその女性は、旦那のそんな行動にストレスを貯め込み、お互いに「浪費グセを直して!」「これぐらい大したことないだろ!ケチ女が!」と罵り合いが増え、愛情が冷めつつありました。
この夫婦関係、一見話しを聞くと無駄遣いをする旦那が一方的に悪いと感じる方が多いでしょうが、果たして本当にそうなんでしょうか。
確かに浪費グセのある旦那にも問題はあるかもしれません。
しかし、この女性のイライラの本当の原因は、実は旦那の浪費グセにあるのではなく、経済的に自立していない自分自身へのコンプレックスだったのでした。
この女性は、旦那とうまくいかない悩みを、カウンセラーに相談し、自分自身を見つめ直し、自分自身のある内面に気付いたそうです。
「旦那の稼いだお金だから節約しなければと気負っていたのかもしれない。何のためらいもなくお金を使える旦那がうらやましかった」
「私も結婚前は仕事をしていたけど、会社には育児休暇を利用できる制度がなく、仕事を辞めるしかなかった。バリバリ仕事をする女性になりたかったのに」
このように、この女性は自分が働けず、経済的に自立できていないことにコンプレックスを感じていたのです。
そのことに気づいた女性は、その後、主婦業にプライドが持てるようになり、旦那に対してあまり怒りを感じることが少なくなったそうです。
仕事の件も、「また働きたい」という思いを旦那に切り出し、今は自分の気持ちに整理がついたのです。
このように「旦那とうまくいかない本当の原因」がはっきりしても、問題がすべて解決させるわけではありません。
ただ、これまで気づかなかった自分の心と向き合うことで、イライラや不満が緩和され、正しい幸せへのステップを踏み出すことができるのです。
旦那とうまくいかない時ほど、その心を旦那に向けるのではなく、自分自身に向けてみることが大切なのです。
まずは自分から変わる
旦那とうまくいかない時はこのように思いがちですよね。
「どうして私ばかり、努力しないといけないわけ?旦那の方こそ変わるべきなのに!私は何も悪くない!」
頼りない旦那、身勝手な旦那にこう思う気持ちもごもっともです。
でも、しかし、不満を抱えるきっかけを作ったのは旦那側でも、不満の度合いを決めるのはあなた自身なのです。
たとえば、普段から他人をあまり頼りにしない女性は、育児に協力的でない旦那に失望する度合いも低いでしょう。
その反面、あれこれ指図する旦那には嫌悪感を持つかもしれません。
一方、何事も旦那にリードしてほしいと考えている女性は、あれこれ指図する旦那をそれほどうっとうしくは感じないでしょう。
旦那が同じ行動をとっても、感じ方は人によって違います。
旦那から受けた傷のダメージを決めるのは、あなた自身なのです。
もちろん、内容によっては旦那から変わる努力をするべき必要があるときもあるでしょう。しかし、残念ながらこんな残念な旦那ほど変化を嫌い、自分から変わろうとはしません。
ですから、旦那とうまくいかない時、そのことを何とかしたいときは、旦那の変化を待つよりも、まずは、あなた自身が自ら不満や苦しみに目を向け、アクションを起こすことが、幸せへの第一歩となるのです。
そう考えると、気持ちは少し楽になりませんか?
旦那に頼ることなく、自分一人の力でモヤモヤを晴らすことができるのです。
旦那とうまくいかない時ほど、「旦那が変わってくれないと幸せになれない」なんて考えは、今すぐ捨てるべきなのです。
「変わりなさい」のサインだと思うこと
旦那とうまくいかない時、前向きになれる次の考え方はこれです。
それは「旦那とうまくいかないのは変わりなさいのサイン」だと思ってみること。
旦那とうまくいかないと嘆くあなたは、いつも自分のことを後回しにして、良き母、良き妻として頑張ってきたんだと思います。
家族のみんなに精一杯尽くしてきたのに、旦那から感謝もされず、子供には問題行動が現れてしまって、「これまでの私のしてきたことはすべて無駄だった」と落ち込んでいるのかもしれません。
でもそんなことはないんです。無駄な人生などありません。
努力が報われれば最高ですが、すべてがうまくいくことなんて逆にないんです。
あなたが、これまで、旦那や子供のためにしてきた努力がすべて無駄になることはありません。
結果はどんなに辛くても、努力してきたことはあなた自身ににたくさんのことを、もたらしているはずなんです。
旦那のため、子供のためという思いが強すぎて
家庭の主婦というのは、「お母さんがご飯を作るのは当たり前」「妻は旦那に尽くすのが当たり前」など、なぜか無条件に人に奉仕することを期待されています。
真面目で優しい女性ほど、その期待に応えようと力の限り頑張ります。
自分の存在を大切にしたうえでのことなら問題ないのですが、多くの女性は自分を後回しにしてもなお、無意識に旦那や子供に尽くそうとしてしまうのです。
そうなると、行動の基準が「旦那のため」「子供のため」になってきてしまいます。
たとえば、あなたが以前から観たかったお芝居があったとします。
開演は三日後。平日の午後六時です。
そんなときあなたは次のどちらを選びますか?
A「今から頼んでおけば、旦那が仕事を調整して帰ってきてくれるかもしれない。たまには旦那に子供を任せてみよう」
B「旦那に頼むのはいろいろと面倒だ。またの機会にしよう」
このとき、旦那とうまくいかない妻ほど、後者のBを選びがちです。
周囲の顔色を気にして、自分のやりたいこと曲げてしまっては、あなたは決して幸せになることはできません。
あなただけが我慢することでうまく機能しているような家庭は、本物ではないのです。
「私は苦しい、みんなは楽しい」ではなく、「私も楽しい、みんなも楽しい」が基本です。
子供だって、あなたが不機嫌な顔で家にいるよりも、お芝居がいかに楽しかったかを、あなたがイキイキと語るほうが好きになってくれるはずです。
旦那とうまくいかない時ほど、自分の人生や自分のやりたいことを優先的に考えるようにしてみましょう。
自分らしく生きることで「無力感」が消えます
旦那とうまくいかない時、前向きな気持ちになれる考え方を2つご紹介しましたがいかがでしたか。
旦那とうまくいかない時ほど、その気持ちが旦那の方にだけ向きがちになりますが、それが一番いけないんです。
あなたが幸せになれるかどうかは、あなた次第。
その気持ちを自分自身に向けるようにしましょう。
もっともっと自分らしく生きてみましょう。
もっともっと自由に振舞ってみましょう。
大丈夫です。旦那とうまくいかないことに傷つき悩む、慎み深いあなたのことですから、ちょっとハメを外すくらいが丁度いいんです。
旦那とうまくいかない時ほど、自分らしく自由に生きることを心掛けてくださいね!
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