今日は、プロが教える配達の方法ということで、記事にしたいと思います。
前回、宅配が早くなる方法を書きましたが、順序が逆でしたww
宅配が早くなる方法、改訂版
配達が早くなる方法を書いてみます。 前回も同じような記事を書いてはいますが、前回より更に深く書いていきます。 僕は自営業で引越し、宅配など様々なトラックを使った業種を行っています。 その中の一つ宅配について速くなる方法を書きたいと思います。 一番のコツは慣れだろうと思います …
短期間アルバイトをする方、これから配達しようという方の役に立てればなと思います。
道順組立等は宅配が早くなる方法、改訂版に書いていますので、そちらをご覧ください。
積み込み
道順組立が終わったら荷物を積み込みます。
少ないときは適当でもいいんですが、繁忙期などは荷物が多くて適当に積んでいるとどこへ行ったかわからない!と探す羽目になります。
運送業をしている方なら基本的なことで一般的に考えても常識的なことなんですが、僕はこれをかなり適当にしていたため探すのに大変苦労したりしていました。
後で出す荷物は奥に最初に降ろす荷物は手前にというのが基本です。
道順組立でも使った以下の画像ですが
トラックの箱の中もこのように区切りをイメージしてどの地区をどこに置くというのを自分の中で決めるといいと思います。
箱の形
前述のように区切りをつけましたが、実際にはこのような積み方ができる日は余程少ない日ぐらいしかないです。なぜなら荷物には多種多様な重さや形があるからです。
重い荷物
重い荷物を軽いスカスカの段ボールの上に置くと当然ですが潰れますので重ねる場合は、下に重い荷物を置くようにしましょう。
書類、ぺらぺらの荷物
逆に軽い荷物、書類系は小物ケースに入れておいたほうがいいです。
めんどくさがってしない人も多いですが、段ボールを梱包しているガムテープが剝がれていて書類にくっつきそのまま配達してしまったという例や
書類の折り目にもう一冊の書類が挟まりそのまま配達してしまうという例があるからです。
こうして書いているとそんなことヤラネーヨと思うことが多いですが、マニュアルというのはこれまで多くの人が失敗してきた結果できあがっているものなんだなと失敗した後で思いますw
花
母の日などに多いんですが、画像のような花です。
画像のは花が見えなくなっていますが花が見えているものもあったり、土や水が入っているものもあります。
少し傾けただけでも水がこぼれる種類もあり重たい荷物同様一番下に置く
上には軽い荷物しか置けない、もしくは置かないほうが無難です。
そして倒れないように、ロープ、ゴムで固定するか、ほかの荷物で固定するかしないと運転中に倒れる恐れがあります。
割れ物
重い荷物、花同様に、上に置いていると落下して割れる恐れがあります。
落下しないように下に置きましょう。
不在の存在
ほかの運送業と違い宅配には不在というものと再配達というものがありますので、再配達依頼が来ることも考えて、取りやすい位置且つ、配達には邪魔にならない位置という場所を作っておきましょう。
積み込みの時点で、余裕があれば不在を置くスペースを作っておくと楽です。
邪魔になる荷物の解決策
配達が早くなる方法で書きました道順組立ですが、前述の紹介した荷物や大きすぎる荷物はなんにしても邪魔になります。
邪魔になったり破損のリスクがある荷物は先に配達してしまった方が楽な場合もあります。
荷物に悩まされ時間を割く方がいいか
道順組立を変えて、先に邪魔な荷物を配ったほうがいいかその時その時で組み立ても変えなければなりません。
実際に配達
実際に配達すると運送業とサービス業を兼ねます。
うるさい人から凄い親切丁寧な人、偉そうな人、わがままな人、さまざまな人がいますが、そのすべてに安定してお荷物を配達するというのは結構難しいんですよw
荷物を降ろす時
荷物を降ろす時、荷物と配達先を確認する
例えば同じ伝票、同じ荷姿の荷物があるとき、荷札(荷物についている住所等が書かれているもの)と配達証(印鑑を貰う紙)とが一致しているかを確認しましょう。
荷姿で判断すると似たような荷物を間違えて配達してしまうことがあります。
荷物を探し終えたら最初は会社だったら看板、民家なら表札を確認してインターフォンを押します。
荷物を渡す時
荷物を渡す時も同様に、荷物についた荷札でお客様に確認します。
荷物さえ間違えてなければ、配達証は後でこっそり代筆でもできますので…
このときに
「●●市●●町●●番地●●様で間違いないでしょうか?」
「◎◎市◎◎町◎◎番地◎◎様から荷物が届いています。」
「よろしければサインか印鑑をお願いします。」
とするのが基本です、社内ではこのようにして練習させれれると思いますが、実際している人はまずいないかなと思いますw
やるに越したことはないでしょうが、余程自信がないとき、「●●町●●様で間違いないでしょうか?」だけは確認しています。
不在票入れるとき
不在票とは?
一度訪問したが、お客さんが不在だった場合に連絡するための紙
この紙に書かれている追跡番号という電話の音声ガイダンス再配達で数字を入力したり
電話連絡で伝えて再配達を依頼する。
再配達に関しては少し前、佐川のドライバーが荷物を叩きつけるなどいろいろな問題がありましたねw
- 配達が面倒くさいから不在票を入れ、後の当番の配達員に荷物を押し付けるダメ配達員がいる
- 時間指定の荷物があったりして急いでいる場合は上記のズル行為をしたりする
再配が来なくなる方法
翌日も同じ地区の担当だったり、不在を減らさないと会社がうるさかったりする場合はいいんですが、上記の引用記事にもありますが自分は定時で帰って夜間担当が別にいる場合などは再配達が来なくなる方がいいですよね?
先日僕は性格が悪い担当者と同じ地区で配達をしていて、驚きの方法を見つけましたw
以下のようなポストの例です。
画像では新聞紙が挟まっていますが、不在票は小さな紙ですので
画像のように外から見えるようにではなくギリギリにはさめていました。
お客さんが帰ってきたときには気づかないですよね
そして家の中に入ったらこのポストの裏面はこのように外からはみえないんです。
なので次に郵便配達や不在票が入るときにはギリギリはさめているので落下しますが、それまで再配達はかかってこないという仕組みですw
不在だけど住所が合っているかわからないとき
地図上の住所はあっているけど行ってみたら表札と名前が違うということはよくあります。
ただの間違いで
お客さんが待っている荷物なのに隣の家に不在票を入れてしまった!
ということがたまにあります。
在宅していれば確認できますが不在の場合は確認ができない!
家の電話だったら、鳴らしてみましょう
鳴っていれば一致していますのでそこの不在票をいれます。
それでも分からないときは精通者、前任担当者にその場で電話して聞いてみるか、携帯に電話しましょう。
危険な携帯電話
実は携帯に電話することは危険です。特に在宅していない場合
夜間にしか帰りません→夜間が増える
あと20分後には帰ります→せっかく時間をかけて道順組立したのに5分10分待たされたり、短時間で戻らないといけなかったりする。
ピーク時にはトイレや昼食すら我慢する時間感覚で5分10分は大変なロスですw
時間帯指定
時間指定を守らない方法は配達が早くなる方法に書きましたので省略しますが、時間帯指定を守る方法としてマーカーチェック、付箋を貼るなどがあります。
慣れている人は、道を組んだ時点でどの時間にどの地区にいるかというのがある程度わかるので、この時間指定は微妙だなというのも読めますが、最初はそれが読めないのと余裕がないと思うのである程度のところからは付箋を貼るなどして見落としがないようにした方がいいかと思います。
今日のところはこのぐらいで勘弁したいと思います。
また配達しながら考えますw