尼崎市議選期日前で二重投票
今月4日に投開票が行われる兵庫県尼崎市の市議会議員選挙の期日前投票所で、すでに期日前投票を済ませた男性に再び投票用紙を交付し、二重に投票が行われるミスがありました。
尼崎市選挙管理委員会によりますと、今月1日、52歳の男性が尼崎市社協会館に設置された期日前投票所を整理券を持たずに訪れ、受け付けで本人確認を行ったあと投票しました。
しかし男性は3日、今度は塚口さんさんタウンに設置された期日前投票所を訪れて整理券を提示しました。
選挙管理委員会のパソコンには投票済みの表示が出ましたが、担当していた派遣職員は自分の操作ミスと思い込み、男性に投票用紙を再び交付して投票が行われたということです。
選挙管理員会はいずれも有効票として扱うとしていますが、意図的に二重投票が行われた可能性もあるとして、警察に届け出ました。
尼崎市選挙管理委員会は、「確認の手続きを徹底し、再発防止に努めたい」としています。