ロシアのプーチン大統領は2日、核開発をやめようとしない北朝鮮の理屈に一定の理解を示した。北朝鮮よりも、米国が自国の安全保障に対する最大の脅威だと考えるプーチン氏の世界観が浮き彫りとなった。
プーチン氏はサンクトペテルブルクで開かれた国際経済フォーラムの討論で、米国を批判して「力の論理、暴力の論理が幅をきかせている間は、北朝鮮で今見られるような問題がこれからも起きるだろう。小さな国々は、独立と主権を守るためには核兵器を持つ以外の方法がないと考えている」と述べた。
ロシアは、北朝鮮の核・ミサイ…
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朝日新聞国際報道部