[PR]

 トランプ米大統領がパリ協定からの離脱を表明したことについて、米国外では批判や困惑が広がっている。

 協定の締結の地となったフランスのマクロン大統領は1日深夜、パリの大統領府からテレビ演説し、「米国民に対しても、地球の将来にとっても間違いをおかしたことになる」と断言。米トランプ大統領との電話会談で、そうした考えを伝えたと表明した。

 トランプ氏は協定を再交渉する考えを示しているものの、マクロン氏は「プランB(代替案)はない。地球Bはないからだ」「目標を下げるような再交渉はしない」と否定した。そのうえで、ドイツなど欧州や世界のパートナーとともに「パリ協定での責任を果たし、温暖化との闘いを続ける」と強調した。

 カナダのトルドー首相も1日、…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら