子どもちゃんと私が初めての二人旅に行ったのがハーモニーランド😊
(注❗大分県にあるサンリオのテーマパークです。サンリオピューロランドとは別施設です❗)
ここのパレード(パレードパラレルという)がとてもすごい❗
なにがすごいかっていうと、曲がいいとかダンスがいいとかという感想はありきたりなので、私なりのポイントに絞って書いてみたいと思います😉
サンリオの経営理念に忠実なパレード
パレードの紹介記事に「経営理念」と出てくるのはインパクトあるね💦
このパレードに限らず、サンリオのショーやパレード全般に言えることだけれども、サンリオの経営理念とパレードのコンセプトが一貫しているんだよね😏
例えば、この「パレードパラレル」で流れる歌・ナレーションの中には
「みんななかよく」
「スモールギフト、ビッグスマイル」
というキーワードが何度か出てくるんだけれども、これってサンリオの経営理念にでてくるキーワードでもある。
サンリオは、これまで子供たちを始めとする世界中の全ての人々に“仲良し”の輪を広めようと考え「スモールギフト、ビッグスマイル」を合言葉にソーシャル・コミュニケーション事業を推進してきています。
企業の理念がパレードにも落とし込まれていて、この会社がもつ経営理念へのこだわりはすごいなあって思う。
ちなみにこの「仲良く」というキーワードは、創業者である辻信太郎氏の、戦争体験に基づくらしい。
いちご新聞2015年8月号に、辻氏はこんなメッセージを寄せている。
戦争は多くの人の命を失い、多くの人が傷つき、その傷跡は何年、何十年、何百年経っても消えることはありません。
その時、大学1年生だった王さま(辻氏)は、この戦争で同級生を数人失いました。
この経験から、心に深く刻み込まれたのは「争いからは何も生まれない。国と国、民族と民族、人と人は如何なることがあってもお互いに争うことなく、仲良く助け合って行くことが本当に大切なことだ」ということです。
この理念が、アトラクションレベルまで落とし込まれていることに感動すら覚える😊
なぜ「パレードパラレル」というタイトルなのか❓
パレードパラレルの一番の魅力だと私が思うのが、このパレードのコンセプト。
パレードのタイトルにもなっているけれども、「パラレルワールド」がコンセプトになっている。
パラレルワールドとは何か❓というのは、劇中の歌で示されている。
例えば1曲めにこんな歌詞がある
(耳コピなので間違いご容赦😊)
「パラレルワールドって何!?」
「それはそれは、ハートの実のなる木 ハートの実のなる木がある世界」
まあ、これだけじゃわからないね💦
「ハートの実のなる木」というのが「パラレルワールド」を解くキーワードなのだけれども、パレードの5曲目にも同じキーワードが出てくる。
if you もしもあなたが 小さな一歩を踏み出せば
if you もしもあなたが そっと微笑みかければ
もしもはマジック もしもはマジック
いつか立ち込めた霧が晴れ ハートの実のなる大地が広がる
それは もうひとつの世界
この歌詞は、かなり示唆に富んでいる。
つまり、こういう解釈が成り立つかな。
私たちが何もせずに過ごした場合の行き着く先と、小さなことでもいいので新しいことを始めた場合の行き着く先では、世界が異なる(≒パラレルワールド)ということが、パレード全体を包み込むコンセプトなんだと思う。
ここでいう「新しい世界」とは、サンリオの経営理念に照らし合わせて考えると、世界平和なのかもしれないね😊
(「ハートの実がなる」というのも、世界平和っぽい表現だよね)
サンリオのコラボ癖は「みんな仲良く」の経営理念の賜物
ところで、サンリオのキャラ(特にキティ)は、いろんな分野とコラボレーションすることで有名だよね。たとえば、
ドラえもんとのコラボ。
るろ剣とのコラボ。
YOSHIKIとのコラボなんてのもあるね😅
ネットでは仕事を選ばないキティと言われているけれども、このコラボの多さは「みんな仲良く」という経営理念からきているんだと、密かに私はにらんでいる。
会社やジャンルを超えて協業するというのは、果ては国籍や民族を超えて協力しあうということにも相通じるからね😉
キティは仕事を選ばないのではなく、「みんな仲良く」という経営理念に沿う仕事であれば、全て引き受けているのだ❗❗
とまあ、こんなところまで想像の翼を広げることができる、壮大なパレードなんです。
もちろん、曲もダンスも演出も最高❗
さすが世界のサンリオだよね❗😊