３日未明、堺市西区で男性をひき逃げした疑いで警察はさきほど３０歳の会社員の男を逮捕しました。

男は「酒を飲んでいたので怖くなって逃げた」と話しています。

午前２時４０分ごろ、堺市西区築港浜寺町で高速道路の工事現場の警備にあたっていた男性（４２）が車にはねられました。

車はそのまま走り去り、男性は股関節の骨を折るなどの重傷を負いました。

現場の目撃情報などから警察は先ほど堺市の会社員・月城亘佑容疑者（３０）をひき逃げの疑いで逮捕しました。

月城容疑者は「酒を飲んでいたので怖くなって逃げた」と容疑を認めていて、警察は酒気帯び運転の疑いでも捜査しています。

大阪府門真市の通学路を車で暴走し、映像をインターネットに投稿した少年ら２人が逮捕された事件で、警察は犯行に使われた車を使って現場検証を行いました。

【宇都宮雄太郎記者】
「捜査員が事件で実際に使用された車を使って現場検証を行います」

車を運転していた１９歳の少年と助手席に乗っていた東克斗志容疑者（２０）は先月１９日、門真市沖町で車を暴走させ、下校中の中学生たちをはねて殺害しようとした疑いで逮捕されました。

【宇都宮雄太郎記者】
「今、一番危険だと思われるカーブの付近に車を持ち込んで現場検証を行っています」

暴走現場では３日、警察が現場検証を行い、中学生が慌てて車を避けたカーブ付近を重点的に調べていました。

目撃した中学生によると車は時速４０キロから６０キロほど出ていたとみられ、ブレーキも踏んでいなかったということで、警察が詳しく調べています。

地図検索サイト「グーグルマップ」で大阪市内の駅名に差別的な表現が加えられていたことがわかりました。

大阪市に本社を持つ私鉄によると２日午前、グーグルマップに表示された駅名が改ざんされていると会社に連絡がありました。

確認すると大阪市内の駅名の前に差別的表現が加えられ表示されていたということで私鉄側は２日グーグル日本法人に修正を要請しました。

これに対しグーグル日本法人は、「修正には時間がかかる」と回答し３日午前までは、差別的な表現が加えられたままでした。

グーグルマップをめぐっては２０１５年広島の原爆ドームの表示を「核実験場」と改ざんするなどした３人が、書類送検されています。

３日から近畿圏の高速道路が距離に応じた料金体系に変更されました。

近畿圏の高速道路はこれまで、運営会社や路線によって料金体系が異なっていましたが、３日から「距離に応じた料金」に統一されました。

阪神高速の場合、従来は、５段階の料金設定でしたがきょうから距離に応じて１０円刻みになり下限が３００円上限が１３００円になります。

距離に関わらず同じ料金だった近畿道や阪和道でも短い距離は安く、長い距離は高くなります。

一方、ＥＴＣを利用していない車は走行距離が分からないため最大料金が適用され大幅な値上げとなります。

３日未明、兵庫県宝塚市の集合住宅で火事があり、１人が遺体で見つかりました。

午前０時２０分ごろ、宝塚市南ひばりガ丘３丁目にある住宅から煙と炎が出ていると近くに住む人から消防に通報がありました。

火は約２時間後に消し止められましたが火元とみられる住宅が全焼するなど、３軒合わせて約１３０平方メートルが焼けました。

【火事を目撃した男性】
「すごい激しく炎が上がっていて、中に人がいないか心配でした。（炎は）家２個分ぐらいまで上がっていました」

この火事で、火元とみられる住宅から女性が救出されましたが、病院で死亡が確認されました。

この住宅で１人暮らしをしている女性とみられるということで警察は身元の確認を急いでいます。

和歌山県古座川町で、世界で最も小さいといわれる「ハッチョウトンボ」の観察会が行われました。

体長が２センチほどで世界最小のトンボといわれる「ハッチョウトンボ」

和歌山県古座川町の「大谷湿田」には様々なトンボが生息していますが今、ハッチョウトンボが羽化の時期を迎えています。

雄は真っ赤な体が美しく毎年この時期にはその姿を一目見ようと、
多くの愛好家らが訪れます。

きょうは、地元の小学生たちを集めて観察会が行われました。

【小学生の女の子】
Ｑどんなんやったハッチョウトンボ？
「ちょっとちっちゃかった」
「赤やった」

ハッチョウトンボの羽化は７月はじめ頃まで続くということです。

たわわに実った真っ赤なサクランボ。

滋賀県竜王町にある観光農園ではサクランボ園がオープンしました。

この農園では香夏錦や高砂など、８品種およそ３５０本のサクランボの木が育てられています。

訪れた人
「すごく甘いです」
「冷蔵庫でキンキンに冷やしたのもおいしいのかも知れないですけど、香りとか瑞々しさとかが違うんじゃないかなぁって思います」

今年は天候に恵まれ、粒が大きく育ったということで訪れた観光客は、甘酸っぱい初夏の味覚を楽しんでいました。

サクランボは今月下旬まで楽しめるということです。

京都府綾部市では、「なすの女王」とも呼ばれる賀茂なすの出荷が始まっています。

賀茂なすは京の伝統野菜の一つで、綾部市では約３０年前から農業用のハウスで栽培しています。

農家の人たちは、ボールのように丸く膨らんだ直径１２センチ～１３センチほどの賀茂なすを選んで収穫します。

農業用ハウスで栽培された綾部の賀茂なすは品質が良いことでも人気があり、高級料亭の田楽などに使われるそうです。

ことしは冬の寒さで出荷が遅れ気味だったということですが、９月末までに、去年より多い３７トンの出荷を見込んでいます。

賀茂なすは、京都の市場を中心に全国へ向けて出荷されます。